護衛艦くらまと韓国の貨物船との衝突事故。マスコミで情報がすくない。一方が自衛艦で片方がイチャモン国の船だから情報が流れないのかもしれない。
読者、視聴者としてマスコミ報道で欠落していると思うところを箇条書きにしておく。
+ 韓国のコンテナ船は時速26キロで航行していたというが、あそこにはスピード制限はないのか。あの狭い、交通量の多い場所ではほとんど暴走スピードではないか。
海上保安庁はまずスピードを落とすように指導すべきではないか。それをあのスピードで追い抜きを前提としたような「情報提供」をするとは。
スピードを落とさず舵をきれば鋭角的に横っ跳びして狭い対向車線に飛び出すのは素人でも分かる。
海上保安庁の管制官が韓国船とやり取りをしたときに前方の貨物船との距離に余裕があったのか。公表されたやり取りの前に韓国船から彼ら一流のディマンディグな「前方船舶をどけろ」とかの要求があったかどうか。
海峡の幅が500メートルだそうだが時速30キロ弱で舵を切れば、一分で400メートル以上進む。斜行していたとしてもあっという間に反対車線に飛び出すだろう。
操舵技術が未熟ならあっという間に対向車線(船線)の前に飛び出す。
それと追い越しの場合に対向車線に出ていい、というつまり自分の車線250メートルの幅を飛び出してもいいのか。
前方を確認できていればいいが、今度の韓国船は前方に船籍を確認しないで対向車線に飛び出しているようだ。
韓国船の船長、操舵手の技量はまともだったのか、だれが操舵していたのか、マスコミは速やかに取材、報道すべきである。
& この問題はブログで色々取り上げられているようだが、鳩山首相が「韓国を刺激しないことが大切だ」と北沢防衛省に指示したという。ほんとかね。指揮権発動だよ。事務的に処理すべきだが(第一段階は)、最初から「韓国の責任は調査するな」と言っているととられる。
わいろでももらっているのか。売国奴的発想だ。
韓国船の運航状況は徹底的に調べるべきだろう。次のような点は必須だ。
* スピードを落とさず追い越しにかかったとすれば、操船責任者の無知か、すでにその段階で船のシステムに重大な故障が発生していたか。つまり減速しようとしても操縦不能のトラブルに陥っていた。
* 追い越しのために舵をきった段階で船は操船不能状態に陥っていたのか。
* 海峡は潮流の流れも複雑で早いという。満足な操船も出来ないか、船が不具合で操船不能に陥っていたとすれば事故は必至と言わなければならない。
* ブログでは貨物船の積み荷に不法不正なものがあったのではないか、というのがある。自衛艦を海上保安庁の臨検と間違えて逃げようとしたというのだが。すこし考えすぎだが、積み荷の内容は徹底的に検査すべきだろう。