アメリカに養われている売国奴的日米関係評論家がさして強い論駁を受けてこなかった理由;
ソ連、アメリカ、そして東アジアの悪友たちの口車に乗って憲法第九条を念仏のように唱える勢力はあなどりがたい。
そのために日本に独自の国防力が持てないことに危機感を持った連中が、片務協定を言いたてて、アメリカに金をもっと貢がせるようにあおる売国奴を利用して、独自国防力の必要性を国民に理解させようとした。これが彼らが売国奴の片務論を黙認した理由である。
つまり「売国奴「安全保障専門家」は片務協定だからアメリカの恩顧に報いるのにもっともっと金を貢げという結論に持っていこうとする。
独自国防力構築派は片務協定だから独自の軍事力を強化せよという。片務協定をまったく対極的な方向に導く梃子にしようとしていたのである。
& ここで自己反省をしてみよう。ここ何回かの記事は強引過ぎたであらうか ?
ウイットゲンシュタインによると「夢判断」はフロイトのもっとも重要な著作である。で今読んでいるが、その強引きわまる夢判断には辟易する。わたしの議論はこれほど強引ではないと思うがどうかな。あくまでも読者あってのわたしであるからに。
日米安保すなわち血と砂の協定はバランスがとれているかどうか、いまこそ民主党に仕分けをしてもらいたい。この間の事業仕分けでは逃げを打ちやがって。そんなことで国民の支持が得られるか。
ところで、また話が戻るがフロイトの夢判断、うまくまとめているな、と感心したのは第一章だけ。これまでの夢に関する諸説を紹介しているところだ。もちろん、フロイトのことだ、客観的なまとめではないだろうが、要領よく、分かりやすくまとめている。頭のいい男だとやや感心していたら、そのあとの自説を述べるところで一転してグロテスクになる。