国益のためというなら、例外的に陛下は御自身を犠牲にされることもあるだろう。
今回のことは、小沢の個人的利益、個人的政治権力のため、民主党の党派の利益のためにチャイナのいいなりになっていることが最大の問題である。
小沢の「政治主導」で陛下が習という男に謁見をたまわったからといって、日中関係の懸案、とげが一つでも前進したのか。
小沢一郎が非常識な600人を超える朝貢団を連れていったお礼にコキントウは異例の140人の素性のまだはっきりとしない新人議員一人一人とツーショット(小沢自身がコキントウに礼を述べたときに使った言葉)サービスをしたことで契約成立かと思ったら、チャイナは更に素性の知れない習とかいう男の謁見を要求してきた。
ツーショットサービスは朝貢団に対する謝意ではなくて、習の謁見要求の見返りだったのだ。こんなに露骨明白なことはない。民主党議員は死神からキス オブ デスをたまわるであろう。事務所やホームページにツーショットは飾らないほうがいい。
あるいは、これは向こうの要求ではなくて、小沢一郎のほうからサービスで言いだした可能性も非常に高い。ご機嫌取りにね。昨日の会見で小沢が狂乱したのも、こういう事情があったからかもしれない。
チベット、ウイグル族に虐殺、侵略の限りをつくし、自国民に対しても一党独裁の恐怖政治を敷く独裁者が日本の間に合わせの新人議員百人と一人一人写真に収まる。たしかに異例だ。その意図を警戒する心構えもなくて政治家をするな。
写真を取ってもらったやつらは感涙にむせんだことだろうよ。
平成の道鏡には引導を渡すことが必要である。