今夕6時からの鳩山首相の記者会見、ニュースを見ようとテレビをつけたら会見でした。
ひどい会見でした。あれこれ糾弾、批判してもいいが、一言でいえば情けなさすぎる。
鳩山さんのスタイルなんだろうが、態度は神妙だった。小沢一郎がまもなく政治資金の問題で釈明の舞台に引きずり出されるのだろうが、今日の会見が小沢だったらどうだったろうか、なんて考えながら見るのも面白い。
とても鳩山氏のように神妙な態度をとることはないだろう。だけど神妙だけでは国民は同情してくれそうもない。これから気をつけるんだよ、と許してくれそうにもない。
とりあえず一つだけ。秘書に聞いたら問題ないと言ったので信用していた、というのが通用すると思っているのだろうか。管理者のくせに使用人の行動をチェックする能力がないということだ。
普通は秘書がほんとのことを言っているのか疑問を持てば、この場合なら母親に確認するだろう。百人が百人そうするよ。新聞が報道することが秘書のいうことと真っ向から矛盾するんだからね。
もう一つ理解できないのは、こういう場合、母親のほうから世間でいっていることは本当はこういうことですよ、と息子に教えるのが普通だろう。あの巨額、不自然な金の処理を息子にそれまで伝えていなかったことがすでに異常だが、世間でこれだけ騒がれ検察から聞かれれば、これまで息子に教えていなかったが、実はこういうことだったのだよ、と母親が息子に教えるものだ。
それがこの問題でまったく母と息子は話し合っていないらしい。記者会見で言っていることはそういうことでしょ。
なにかね、母親は超デラックス老人ホームに別居中で会話になにか物理的な障害があるのですかね。報道では母親も上申書を出したと言うから認知症とは思えないのだが。