東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

神妙なだけでは逃げ切れない

2009-12-24 21:00:54 | 社会・経済

今夕6時からの鳩山首相の記者会見、ニュースを見ようとテレビをつけたら会見でした。

ひどい会見でした。あれこれ糾弾、批判してもいいが、一言でいえば情けなさすぎる。

鳩山さんのスタイルなんだろうが、態度は神妙だった。小沢一郎がまもなく政治資金の問題で釈明の舞台に引きずり出されるのだろうが、今日の会見が小沢だったらどうだったろうか、なんて考えながら見るのも面白い。

とても鳩山氏のように神妙な態度をとることはないだろう。だけど神妙だけでは国民は同情してくれそうもない。これから気をつけるんだよ、と許してくれそうにもない。

とりあえず一つだけ。秘書に聞いたら問題ないと言ったので信用していた、というのが通用すると思っているのだろうか。管理者のくせに使用人の行動をチェックする能力がないということだ。

普通は秘書がほんとのことを言っているのか疑問を持てば、この場合なら母親に確認するだろう。百人が百人そうするよ。新聞が報道することが秘書のいうことと真っ向から矛盾するんだからね。

もう一つ理解できないのは、こういう場合、母親のほうから世間でいっていることは本当はこういうことですよ、と息子に教えるのが普通だろう。あの巨額、不自然な金の処理を息子にそれまで伝えていなかったことがすでに異常だが、世間でこれだけ騒がれ検察から聞かれれば、これまで息子に教えていなかったが、実はこういうことだったのだよ、と母親が息子に教えるものだ。

それがこの問題でまったく母と息子は話し合っていないらしい。記者会見で言っていることはそういうことでしょ。

なにかね、母親は超デラックス老人ホームに別居中で会話になにか物理的な障害があるのですかね。報道では母親も上申書を出したと言うから認知症とは思えないのだが。


ノーベル平和賞受賞者の机の引き出しから

2009-12-24 07:41:03 | 社会・経済

そのインチキ臭さからそろそろ廃止したほうがいいのがノーベル平和賞と文学賞だ。

なに、村上春樹が受賞するまで待ってくれって、それはないよ。

オバマ大統領の受賞ですっかり味噌をつけた平和賞だが、核の三原則(持たず、作らず、持ち込ませず)で平和賞を受賞した佐藤栄作もと首相の遺品の机の引き出しから核密約の文書が出てきたというんだ。昨日の朝日新聞で読んだ。

このごろは朝日も買うんだよ。いつもコンビニで一番売れ残っている新聞を買うんだ。ひところは産経だったが最近は三時ごろ行くとなくなっている。それで近頃は読売を買うことが多かったのだが昨日は読売が一部しか残っていなかった。一部しか残っていないのを買うのは縁起が悪いのでしない。それで朝日新聞を買ったわけ。

朝日でいいのは広告の質だね。それだけ、いまだ広告媒体としては評価されているのだろう。

さて、沖縄返還の際の密約だが、私邸の個人の机の引き出しとは意表をつくね、栄ちゃんも。

しかも、息子によると、最近見つけたそうだが、どうもぬけぬけと、だ。

密約そのものもだが、発見にいたる「経緯」も世界に恥さらしなことだ。

最近ごたごたしている辺野古案合意の経緯も徹底的に洗ったほうがいい。とんでもない売国的な内容の付属秘密メモがある可能性が高い。

当時の当事者、イシバくんあたりのあわてぶりからも何かあるに違いない。