東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

吉田茂が再軍備要求を断った理由

2013-11-14 19:53:17 | 国際・政治

1951年二度にわたるアメリカからの強い再軍備要求を吉田茂が断った理由は、経済復興発展最優先という思想であったと説明されている。軍事費負担がなければそれだけ経済復興に予算をつぎ込めるわけで、それは理由というよりかは、帰結というべきである。

本当の理由は朝鮮人の戦争で日本人の兵士が血を流せるか、という思いであったろう。終戦後の朝鮮半島での残留日本人に対する悪逆非道な非人道的行為、弱体化した日本本土での日本人に対する非道行為の数々、そんな連中(吉田茂の表現によれば不逞鮮人)のために日本人が血を流せるか、という当然の態度であった。

いかに彼らの無法ぶりがひどかったかは、日本のやくざまでが警察に協力して在日朝鮮人に対抗したことでもわかる。

おりから集団的自衛権の議論が行われているが、立法化にあたっては適用、非適用範囲を明確に規定すべきである。たとえ同盟国のアメリカが朝鮮での戦乱に巻き込まれても日本は絶対に集団的自衛権を発動すべきではない。

むこうさんも日本の集団的自衛権には反対しているからちょうどいいのではないか。

他地域での海賊対策、テロ対策では集団的自衛権の確立ではじめてまともな活動ができるようになるわけで、こちらのほうは制度化すべきである。

朝鮮半島全域が北の支配に入ったらどうするか、とか問題はある。日本は保険をかけておくことも必要だ。平安時代に唯一日本が外交関係を持った地政学的に重要なエリア(旧渤海国)とは戦略的関係を確立し維持する必要がある。


ロシアの真意を確かめたほうがいい

2013-11-14 19:06:28 | 国際・政治

今朝のテレビでもやっていたようだが、テレビのニュースというやつは白痴(白い痴漢ね)が作ってハクチが見るものだから何を言っているのかわからない。

じゃによって、産経新聞の朝刊によって話すが、パククネとプーチン大統領がケイジョウで記者会見をしたというのだね。それで共同声明に「最近、歴史に逆行する言動が障害となり、北東アジア地域の強い協力が実現しないことに韓ロ双方が憂慮を表明した」というのだ。

これは正確な訳なのだろうな。

流して読むとパククネとプーチン大統領が同じ見解を示したように見えるので妙に思ったんだね。テレビで聞いたときに。

数か月前、宗金平(シュウキンペイ)が訪ロした時に、同様の文言を共同声明に入れようとしてロシアが拒否したと報道された。

そこでだね、読み方なんだが、日本政府は真意をロシアに確認する必要がある。

一つの読みはだね、パククネの言いたいことは何回も関係のない第三国で告げ口しているから明瞭だ。

問題はロシアだが、これはパククネと正反対のことを言っている。韓国がしつこくいわれのない言いがかりを日本に一方的につけているから北東アジアの共同が進まないのだとね。

ロシアはそういう意味でいっている、パククネは正反対の意味で言っている、という解釈は可能うである。文言上は。これは共同声明のロシア語からの正確な翻訳が必要だし、ロシア政府の真意を日本政府は問いただすべきだろう。

おそらく、事前の事務方の打ち合わせでは合意していなくて、間際に韓国がいつもの非常識で強引なやり方でロシアに迫ったのだろう。

パククネは大したタマだぜ。プーチンは頭にきたらしい。首脳会談40分も遅刻して、日程も二日の予定を一日に短縮したらしい。

今日の夕刊フジによると韓国の新聞はロシアの非礼だと例の調子で騒いでいるらしい。救いがたい種族だね。

北朝鮮の国境近くで鉄道建設に韓国を参加させるという案件をかたにとってプーチンにゆすりをかけるとはてーした度胸だ。