東方のあけぼの

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パククネの父親は米軍慰安婦の管理者だった

2013-11-20 19:07:29 | 国際・政治

週刊新潮最新号の記事であるが、広告を見たときに米軍という文字に気が付かなかった。第二次大戦中のことだと思った。もちろん十分に理由があるわけで、パクチョンヒは終戦時日本軍(あるいは満州国軍)の中尉だった。

それで彼ら韓国人がいうところの慰安所を監督する仕事をしていたのかな、と思ったわけである。日本軍に属していた朝鮮人は志願兵と日本の陸軍士官学校を卒業した職業軍人がいた。パククネの父親は職業軍人のクチである。

日本はこれら朝鮮人将兵を実戦に投入しなかった(注)。信頼できないからである。彼らは主として捕虜収容所などに配属された。まっとうな軍人であればあまり行きたくない不浄な仕事である。もし、彼らの言うように戦場慰安婦がいて、軍の移動にまとわりついてくれば、性病対策、また防諜上の配慮からも軍は監視の目を業者に光らせなければならない。

捕虜収容所の仕事と合わせてこういう実務には朝鮮人兵士、将校を当てたことは容易に想像できる。まして半島出身者が対象ならば余計にそうであろう。

週刊新潮の書いている戦後の特に朝鮮戦争前後の「性奴隷」活用の実態はひどいもので、もっと指摘しなければならないが、戦争中の売春宿経営者、女衒に対する軍の監視役としての朝鮮出身軍人の実態も取材把握してもらいたい。週刊新潮に出ているパクチョンヒの管理文書などは太平洋戦争中の彼の経験が生かされているのではないか。

(注)それに対して、台湾の志願兵は日本軍とともに戦い相当の死傷者を出している。