そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

沢田研二を讃えたい

2008-12-06 | 平和

沢田研二は小学校、中学校の後輩である。運動神経のいい子で野球が得意だった。公園の端まで球を打ち返していた。いつも一人で遊ぶ子でもあった。

081130_2 その彼が60才を迎えて元気である。日本国憲法9条をたたえる歌を歌っている。自らが作詞し率直に9条(窮状)を讃えている。決してヒットすることのない歌を歌うのは勇気がいるだろう。敵もたくさんできることであろう。芸能人として大きな決断だったであろう。率直に彼の行動を讃えエールを送りたい。

http://jp.youtube.com/watch?v=qla97qdg7G0&feature=related

芸能人は右にも左にも良い顔をしなけらばならにだろう。こうした行動をとる人物は少ない。太田光の、「9条を世界遺産に」はやや屈折したところがるが、ジュリーの歌詞は率直に表現している。

9条こそが、戦死者が命と引き換えに残してくれた宝物だという歌詞がある。国が攻められた時081206 にはどうするのだとか、戦争をしないために軍隊を持つなどというのは前提が矛盾している。戦争をするために軍隊を持つことは近代ではない。交戦力のない軍隊は意味がないからである。日本がこれからも平和を語るために9条はなくてはならないものである。

おりしも昨日、「9条の会」の呼びかけ人でもあった加藤周一さんが亡くなった。小田実さんに次いで二人目となった。やわらかな論調で戦後の文壇を評論されていた医師である。加藤周一さんの冥福を祈り、9条をこれからも掲げて行きたいと思っている。

コメント (7)
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