そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

民間の交流は衰えない、日中韓

2013-11-10 | 中国

安倍政権になって、次々と日本が戦争へできる国へと、何本もの矢が放たれている。日本版NSCはその典型である。スノーデンのような人物が現れると、国家が機能しなくなるくなるほどのことを、やろうとするのである。

それでいて、アメリカに盗聴されていても、「報道で知った。信じたくない」とまるで、愛妻が浮気した時のような発言しかできない、防衛大臣である。

特別秘密保護法に至っては、権力者が自由勝手に情報を国民から遮断できる法案である。基準もなければ議事録も残さない。一定の年限を経て開示されることもない。保護法の対象になった事案の検証もできない。

アメリカも困るほどのアメリカに寄り添う安倍の姿は異常である。その分、東南アジアには距離を取り始めている。中韓とは決定的におかしくしてしまった。首相になって封印してはいるが、安倍は核武装論者であるし、従軍慰安婦は無根拠との主張を繰り返していた。
それでも安倍政権の右傾化に抗するかのように、日中韓の民間交流は衰えることはない。
Photo_2韓国では、五味川純平の大作「人間の条件」が全編翻訳され2015年までに順次発刊される。夏目漱石も全作品が出版されるし、村上春樹は版権契約金が更新されている。日本では相変わらず、韓国ドラマが大量に放映されて衰えを知らない。

中国が現在抱える大きな問題、大気汚染や水質汚染や廃棄物投棄などの対策は、日本の技術を抜きにはできないことは誰でも知っている。食料の管理や安全などの技術なども、国内で解決できないことも中国は理解している。

日中韓の文化交流や学術交流はそれほど衰えてはいない。政治の世界が、安倍に対して建前を前面に出して引っ込みがつかないだけなのである。

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