そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

オバマは再生できるのか

2013-11-08 | アメリカ

オバマが2期目の大統領選挙に予想を覆す大勝利して、1年が経過した。アメリカ大統領は3期がないため、2期目の終盤は様々な意味で、活力がなくなるものである。

ところが現オバマ大統領は、3年以上の任期を残して、すでにレームダック(びっこのアヒル:転じて役立たず)に陥っている。

この一年のオバマの外交は、何一つとして成果を上げていない。イラク、アフガニスタンでは、アメリカ人が最も嫌う存在価値さえ失くしたアPhoto_2
メリカになっている。シリアでは、ロシアにすっかりコケにされた感がある。

唯一成果が上げられそうな、イランの核開発問題では、そのために同盟国のイスラエルとサウジアラビアから、距離を置かれるようになってしまっている。

スノーデンの小出しの暴露で、世界各国の首脳の電話を盗聴していたことが次々とばれてきた。オバマ以前のこともあるが、無人偵察機の非人道的攻撃も関係して、アメリカ外交や倫理観さえも疑われる羽目になっている。

国内的には、歴代大統領が誰もできなかった、医療保険改革を成し遂げたのであるが、いまだ成果が国民に浸透していない。議会では予算すら通すことができなかった。

外交の失態は支持率にはあまり関係しないと言われているが、オバマの国内の支持率は過去最低になっている。オバマのレームダックは現実になっている。あと3年をどう乗り切るのであろうか?

コメント (1)
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