東京都の猪瀬知事が、徳洲会から5000円貰っていたそうである。都知事選を控えて、初めての選挙ということもあって不安だとか言っているが、あいさつ回りで貰ったそうである。
猪瀬本人は個人的に貰い受けたと言っているが、徳洲会のごたごたを見て身の安全のために、返す気になったようである。徳洲会側は、1億円の協力を依頼されたが半額にしたとのことである。
議員会館で議員が直接渡したとのことであるし、選挙目的だったこともある。公職選挙法に抵触すると思われる。借用書も領収書もないとのことである。浮世離れした汚いお金の話である。
今日(23日)の北海道新聞に、シマフクロウの保護の役立ててください
と、東京の元美術大学の講師の方が5000万円の寄付をしたそうである。
4年ほど前に母の遺産の一部ということで、兄と二人でこの日本鳥類穂連盟に私たちは、僅か100万円であるが寄付を行っている。自然保護を声高に言う人は多く、政治家も多くの制度を作ってはいるが、結局は産業振興のお題目の前に、人間優先になってしまう世の中である。
特別天然記念物のシマフクロウは、開発により犠牲になった徴的な存在である。友人が京都から移り住んで、涙の出るような努力をしてやっと保護の入り口に立った程度である。
同じ5000万円という金であるが、こんなにも違う色になる。