そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

内閣法制局長官を罷免させよ

2014-03-13 | 政治と金

適材適所というもので人事は行われるべきであるが、安倍首相は”最高責任者は私である”とばかりに、お友達の右翼ばかりを、周辺機関の要職に据え置いて回った。
憲法の番人と言われる、法制局長官に法の専門家ではなく、外交官の
01小松一郎を据え置いた。極めて異例のことである。法制局は内閣が提出する案件の、法の整合性を審査する部署である。これまで「集団的自衛権はあるが行使しない」という、ギリギリの憲法解釈をしてきたところである。
「集団的自衛権は当然所有し行使できると」言ってはばからない、安倍首相の頼もしい支援者である。小松一郎は抗がん剤の治療を受けていて、予算委員会も欠席がちで、十分な討議もなされない現状である。
先日共産党の小池氏から、安倍の番犬と言われ激昂して、共産党議員と廊下で言い争いになり、その後謝罪に行って再度廊下で口論となる。とてもじゃないが法制局のトップを務める資質に値しない、行動を繰り返している。まるでやくざの下っ端、チンピラ的行動である。
右翼が大嫌いな共産党に謝罪に行ったのであるが、頭を下げる行為に腹に据えかねたのであろうが、品格どころか品性もない。資質以前の問題である。
この男、11日の参院予算委員会でも、「安倍首相は国家安全保障基本法案を提出する考えはない」と、勝手に答え、「法制局長官に法案提出権があるわけではない」と、官僚として明らかな越権発言を繰り返している。与党内でも異論が出ている。

小松の行動は、NHKの籾井や百田や長谷川と同じである。自説を強く持ち、安倍によって据え置かれた立場とは無関係に、持論の展開に勤しむ。それも戦前の皇国史観に基づいた、好戦的発言の繰り返しである。この男に次元の高い、集団的自衛権の問題など論じる資格などない。
安倍は、自説に近い国粋主義者を要職に就かせて回ったが、彼らに元々品格などなく当然起こるべくして起きている結果である。小松も籾井も罷免させるべきである。

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