2008年夏のプサン訪問では、タクシーの車窓から数枚の
写真を撮った。
直線道路ではちょっとしたGを感じさせられるくらいの猛スピードで
走る韓国のタクシーが苦手な「ヲタク」だが、どうせ乗るのなら、
これくらいの「楽しみ」はあっていいだろう。
ただ、運転手の集中力を途切れさせないよう、撮影のタイミング
には、十分、気を配る必要はありそうだ。身の安全のためにも。
ところで、実は今回、一番撮りたかった車窓風景は写真に
撮れなかった。
△水営川付近の高層アパート群(google地図より)
ノポ洞の高速バスターミナルからタクシーに乗り、プサン市東部を
流れる水営川沿いの道路を下った時の景色だ。
幅の広い自動車専用道路の左右には灰色の高層アパートが
林立していた。
間を通り抜ける「ヲタク」を息苦しくさせるくらいの圧迫感を持って
迫ったその景色が今も目に焼きついている。
見ようによっては、無機質で近未来的な都市像がそこには
あった。
帰国後、googleの航空写真で確認してみたが、あるいは上に
コピーした地域がそこだったのかもしれない。
この「タクシーの車窓から」は、今後、シリーズ化させて行くつもり
なので、次回、撮影のチャンスが訪れた時には必ずシャッターを
押したいものだ。
・・ ・・
■プサン市中区(国際旅客ターミナル前)から東区(プサン駅)へと
走る車窓から
・・ ・・
■プサン市東区草梁洞をプサン高校方面に上る車窓から
△写真中央部にかすかにプサン高校が見える。
・・ ・・
■プサン市中区を東から西(南浦洞)方面に向かう車窓から
△正面にはロッテワールド建設現場のクレーンが見える。
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■釜山鎮駅付近を西方向へ走る車窓から
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報アジア
△プゴク-マサン間を走るバス
2008年夏の韓国で、「ヲタク」家族と親戚はプゴク(釜谷)温泉から
マサン(馬山)を経由してウルサン(蔚山)まで、バスで移動した。
さすがにプゴクとウルサンを直通で結ぶバス路線はなかった。
△マサン市外バスターミナル
単にバスの乗り換えで降り立っただけとは言え、「ヲタク」が
マサンの地を踏んだのは妻の妹の結婚式以来、かれこれ
12、3年ぶりのことだった。
△マサン-ウルサン間を走るバス
今回、ウルサンに行ったのも、その義理の妹家族の家に行く
ためなのだから、「ヲタク」の韓国経験がいかに親戚付き合い
周辺に限定されているかがよくわかる。
△ウルサン市外バスターミナル近くにはロッテデパートが
「ヲタク」自身にとっては、これが2度目のウルサン訪問となった。
当然、目的は2度とも親戚の家に行くことだった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2008年夏の訪韓中、親戚の家でおもしろいものを発見した。
幼稚園に通う親戚の子どもが使っていた「숙제장(宿題帳)」が
それだ。
幼稚園ですでに文字の読み書きを宿題に出しているというのも
驚きだったが、「ヲタク」には、「숙제장(宿題帳)」という日本式
名称の方がより印象的だった。
「日帝残滓」(植民地時代の旧習)が、こういう形で21世紀を
生きる韓国の幼稚園児を苦しめて(?)いようとは・・・。
△「全くおもしろくない皮肉だ。」
「オレのシーズン第1号は純国産だッ!」
(写真とは無関係)
「オレのシーズン第1号は純国産だッ!」
(写真とは無関係)
しかし、考えて見れば「유치원(幼稚園)」という名称自体が、
すでに日本式漢字語なのだし、その「幼稚園」で「宿題」という
漢字語が使われていても何ら不思議ではない。
(終わり)