姜尚中(カン・サンジュン)氏が、今回、母親の出身地である
慶尚南道の鎮海市を訪れたとのこと。
△グーグルマップより
7日付の釜山日報の記事が報じていた。
姜氏は、「ヲタク」も敬愛してやまない熊本出身のシブイ学者だ。
△「シブイと言えば、オレだ」
何でも、彼は、現在、母親の人生をモチーフにした新しい本の
出版を準備しているとのこと。その最終章の執筆を前に、母親の
故郷を訪ねたというわけだ。
彼は取材に訪れた釜山日報の記者に、
「プサンと日本の福岡、ロシアのウラジオストックがオリンピックを
共同開催し、この3カ国に接した日本海一帯が『東アジアの
地中海』として発展できればいい」
と大きな夢物語を聞かせたとのこと。
オリンピック共同開催の件はさておくとして、日本海を「東アジアの
地中海」にしようとの発想は、実にロマンチックで楽しい。
関連記事の一部を翻訳練習させてもらった。
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■교포 권익 지키는 학계 '스타 교수'
在日韓国・朝鮮人の人権を守る学会の「スター教授」
(釜山日報 12月7日)
・도쿄대 강상중 교수
・東京大の姜尚中教授
국립 도쿄대 강상중 교수(사진·학제정보학부)는 일본
학계 '슈퍼스타'이다.
東京大学の姜尚中教授(写真・学際情報学部)は、日本の
学会の「スーパースター」的存在だ。
그는 재일 한국인 최초로 도쿄대 정교수가 됐고, '고민하는
힘' '애국의 작법' '자이니치' 등 수만부가 팔린 베스트셀러
작가이기도 하다. 강 교수는 또 언변이 뛰어나 NHK 등 TV
프로그램에 고정 출연하고 있고 각종 세미나에도 '단골손님'
으로 참석한다.
彼は在日韓国・朝鮮人として初めて東大の教授に就任し、
「悩む力」や「愛国の作法」、「在日」などを執筆し、数万部を
売り上げたベストセラー作家でもある。また、すぐれた弁舌を
買われNHKなどのテレビ番組にもレギュラー出演し、各種の
セミナーや講演会でも常連の講師として活躍中だ。
그는 재일 한국인들의 '우상'으로 일본 주류의 우파그룹과
맞서 초지일관 재일동포의 권익옹호에 앞장서고 있다.
彼は在日韓国・朝鮮人のシンボル的存在として、日本の主流派を
なす右派グループと対抗しながら、終始一貫、在日韓国・朝鮮人の
人権擁護のため、前面に立って活躍している。
-中略-
한반도 문제 전문가인 와다 하루키 도쿄대 교수는 최근
한국을 방문한 자리에서 "일본 내 '강상중 현상'을 주목할
필요가 있다"면서 "많은 일본인들이 강 교수를 통해 한국계
일본인의 존재를 재인식하고 있다"고 말했다.
朝鮮半島問題の専門家である東京大学の和田春樹教授は、
最近、韓国を訪問した際、「日本で起きている『姜尚中現象』に
注目する必要がある。多くの日本人が彼を通して、在日韓国・
朝鮮人の存在をあらためて再認識している」と語った。
강 교수는 지난달 28일 경남 진해를 찾았다. 진해는 강
교수 어머니의 고향이다. 아버지 고향은 마산이다. 1972년
어머니 고향을 찾은지 37년만의 고향방문이다. 1950년
일본에서 태어난 강 교수는 1972년 고향을 방문하고 나서
'나가오 데쓰오'란 일본 이름을 버리고 강상중이란 한국
이름을 쓰기 시작했다.
姜教授は、11月28日、慶尚南道の鎮海を訪れた。鎮海は、
彼の母親の故郷だ。父親の故郷はすぐ隣の馬山。1972年に
鎮海を訪れてから、実に37年ぶりの鎮海再訪問となった。
1950年、日本で生まれた彼は、1972年の鎮海訪問を契機に、
「永野鉄男」(※)という日本式の通称名を捨て、姜尚中という
韓国式の本名を使い始めた。
(※)原文では「ナガオテツオ」とある。
그가 이번에 진해를 찾은 이유는 내년에 출간할 '어머니'란
소설의 마지막 부분을 쓰기 위해서이다. 그는 어머니를
포함한 재일동포들의 애환과 삶을 그린 '어머니'를 '청춘과
독서'라는 잡지에 연재하고 있으며, 진해에서 그 대미를
장식할 예정이다.
彼が今回、鎮海を訪れた理由は、来年、出版予定の「オモニ
(母)」という小説の最終部分をまとめ上げるためだ。彼は、母親を
含めた在日韓国・朝鮮人らの哀歓のこもった人生を描いた
「オモニ」を、現在、雑誌「青春と読書」に連載中で、鎮海を舞台に
その最終章を完結させる予定なのだ。
경상도 사투리를 많이 썼던 어머니를 무척 그리워하는 그가
들려줄 애절한 '사모곡'이 벌써부터 기대된다. 그는 "부산과
일본 후쿠오카, 러시아 블라디보스토크가 올림픽을 공동
개최해 이들 3국이 접해 있는 동해 일대를 '동아시아의
지중해'로 만들자"고 제안했다.
この作品の中で、彼は、日本で生活しながらも多くの慶尚道方言を
使っていた母親を懐かしく回想する。切なくも愛情のこもった
「思母曲」(高麗時代末の有名な歌謡)のような一作となること
だろう。出版が待ち遠しい。彼は、「プサンと日本の福岡、ロシアの
ウラジオストックがオリンピックを共同開催し、この3カ国に接した
日本海一帯が『東アジアの地中海』として発展できればいい」と
希望を語った。
△「ヲタクさんより10歳以上年取ってるくせに、
前髪はヲタクさんよりフサフサ・・・」
「許せない」
(終わり)