福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

東アジアの地中海

2009年12月07日 |   〇日本を読む

姜尚中(カン・サンジュン)氏が、今回、母親の出身地である
慶尚南道の鎮海市を訪れたとのこと。


△グーグルマップより

7日付の釜山日報の記事が報じていた。

姜氏は、「ヲタク」も敬愛してやまない熊本出身のシブイ学者だ。


△「シブイと言えば、オレだ

何でも、彼は、現在、母親の人生をモチーフにした新しい本の
出版を準備しているとのこと。その最終章の執筆を前に、母親の
故郷を訪ねたというわけだ。

彼は取材に訪れた釜山日報の記者に、

「プサンと日本の福岡、ロシアのウラジオストックがオリンピックを
共同開催し、この3カ国に接した日本海一帯が『東アジアの
地中海』として発展できればいい」

と大きな夢物語を聞かせたとのこと。

オリンピック共同開催の件はさておくとして、日本海を「東アジアの
地中海」にしようとの発想は、実にロマンチックで楽しい。

関連記事の一部を翻訳練習させてもらった。

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■교포 권익 지키는 학계 '스타 교수'
在日韓国・朝鮮人の人権を守る学会の「スター教授」
(釜山日報 12月7日)

・도쿄대 강상중 교수
・東京大の姜尚中教授

국립 도쿄대 강상중 교수(사진·학제정보학부)는 일본
학계 '슈퍼스타'이다.
東京大学の姜尚中教授(写真・学際情報学部)は、日本の
学会の「スーパースター」的存在だ。

그는 재일 한국인 최초로 도쿄대 정교수가 됐고, '고민하는
힘' '애국의 작법' '자이니치' 등 수만부가 팔린 베스트셀러
작가이기도 하다. 강 교수는 또 언변이 뛰어나 NHK 등 TV
프로그램에 고정 출연하고 있고 각종 세미나에도 '단골손님'
으로 참석한다.
彼は在日韓国・朝鮮人として初めて東大の教授に就任し、
「悩む力」や「愛国の作法」、「在日」などを執筆し、数万部を
売り上げたベストセラー作家でもある。また、すぐれた弁舌を
買われNHKなどのテレビ番組にもレギュラー出演し、各種の
セミナーや講演会でも常連の講師として活躍中だ。

그는 재일 한국인들의 '우상'으로 일본 주류의 우파그룹과
맞서 초지일관 재일동포의 권익옹호에 앞장서고 있다.
彼は在日韓国・朝鮮人のシンボル的存在として、日本の主流派を
なす右派グループと対抗しながら、終始一貫、在日韓国・朝鮮人の
人権擁護のため、前面に立って活躍している。

-中略-

한반도 문제 전문가인 와다 하루키 도쿄대 교수는 최근
한국을 방문한 자리에서 "일본 내 '강상중 현상'을 주목할
필요가 있다"면서 "많은 일본인들이 강 교수를 통해 한국계
일본인의 존재를 재인식하고 있다"고 말했다.
朝鮮半島問題の専門家である東京大学の和田春樹教授は、
最近、韓国を訪問した際、「日本で起きている『姜尚中現象』に
注目する必要がある。多くの日本人が彼を通して、在日韓国・
朝鮮人の存在をあらためて再認識している
」と語った。

강 교수는 지난달 28일 경남 진해를 찾았다. 진해는 강
교수 어머니의 고향이다. 아버지 고향은 마산이다. 1972년
어머니 고향을 찾은지 37년만의 고향방문이다. 1950년
일본에서 태어난 강 교수는 1972년 고향을 방문하고 나서
'나가오 데쓰오'란 일본 이름을 버리고 강상중이란 한국
이름을 쓰기 시작했다.
姜教授は、11月28日、慶尚南道の鎮海を訪れた鎮海は、
彼の母親の故郷
だ。父親の故郷はすぐ隣の馬山。1972年に
鎮海を訪れてから、実に37年ぶりの鎮海再訪問となった。
1950年、日本で生まれた彼は、1972年の鎮海訪問を契機に、
「永野鉄男」(※)という日本式の通称名を捨て、姜尚中という
韓国式の本名を使い始めた


(※)原文では「ナガオテツオ」とある。

그가 이번에 진해를 찾은 이유는 내년에 출간할 '어머니'란
소설의 마지막 부분을 쓰기 위해서이다. 그는 어머니를
포함한 재일동포들의 애환과 삶을 그린 '어머니'를 '청춘과
독서'라는 잡지에 연재하고 있으며, 진해에서 그 대미를
장식할 예정이다.
彼が今回、鎮海を訪れた理由は、来年、出版予定の「オモニ
(母)」という小説の最終部分をまとめ上げるためだ。彼は、母親を
含めた在日韓国・朝鮮人らの哀歓のこもった人生を描いた
「オモニ」を、現在、雑誌「青春と読書」に連載中で、鎮海を舞台に
その最終章を完結させる予定なのだ。

경상도 사투리를 많이 썼던 어머니를 무척 그리워하는 그가
들려줄 애절한 '사모곡'이 벌써부터 기대된다. 그는 "부산과
일본 후쿠오카, 러시아 블라디보스토크가 올림픽을 공동
개최해 이들 3국이 접해 있는 동해 일대를 '동아시아의
지중해'로 만들자"고 제안했다.
この作品の中で、彼は、日本で生活しながらも多くの慶尚道方言を
使っていた母親を懐かしく回想する。切なくも愛情のこもった
「思母曲」(高麗時代末の有名な歌謡)のような一作となること
だろう。出版が待ち遠しい。彼は、「プサンと日本の福岡、ロシアの
ウラジオストックがオリンピックを共同開催し、この3カ国に接した
日本海一帯が『東アジアの地中海』として発展できればいい
」と
希望を語った。







△「ヲタクさんより10歳以上年取ってるくせに、
前髪はヲタクさんよりフサフサ・・・

許せない



(終わり)



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順天湾と出水市

2009年12月07日 |   〇自然・動物


△順天湾と鹿児島県出水市(Yahoo!地図)

長らく、冬になると鹿児島県の出水(いずみ)市に集中して
飛来する傾向のあった渡り鳥のナベヅルが、近年、徐々に
韓国の南部地域へと分散する傾向を見せているとのこと。

鳥インフルエンザなどの危険から渡り鳥を保護して行く上で、
越冬地の分散化は是非とも必要な取り組みだろう。

おそらくは、日韓の関係者の間で、すでに地道な交流と取り組みが
進められていることだろう。

ここでは、対馬海峡両岸地域における渡り鳥保護の取り組みに
エールを送る意味で、ニューシスの関連記事を、一部、翻訳練習
させてもらった。

韓国でも有数の渡り鳥飛来地を抱える順天市が、渡り鳥保護に
かける情熱のほどが、十分に読み取れる記事だった。

・・・・・・・・・・・・・・

■"전봇대 없앤 순천만, 흑두루미 늘었다"
電柱なくした順天湾でナベヅルが増加
(ニューシス 12月6日)

순천만 인근 지역에서 전봇대를 제거하고 경관농업을 시행한
결과, 월동하는 두루미가 증가한 것으로 나타났다.
順天湾周辺地区で、電信柱を除去するなど、景観を守る農法を
推し進めた結果、越冬するナベヅルが増加していることがわかった。

6일 전남 순천시에 따르면 1996년 순천만에 70여마리가 처음
월동한 이래 2006년 219마리, 2007년 229마리, 2008년 339마리,
올해 12월에는 350마리가 순천만을 찾았다. 이는 1996년보다
5배나 증가한 수치다.
6日、全羅南道順天市によれば、1996年、70羽あまりの
ナベヅルが初めて順天湾で越冬して以来、2006年219羽、
2007年229羽、2008年339羽、今年は12月現在で
350羽が順天湾に飛来した
1996年から今年にかけ、
飛来数が5倍に増加したことになる


그 동안 순천시는 2007년부터 두루미와 철새를 보호하기 위해
순천만 주변의 전봇대를 없애고, 경관농업, 무논 조성 등의
정책을 펼쳐왔다. 또 철새지킴이 활동, 농경지내 일반 관광객
진입차단, 차량불빛차단 울타리 설치, 환경위해시설 제거 등
안정적인 서식지와 월동환경을 조성하기 위한 활동도 펼쳤다.

これまで、順天市は2007年からツルなどの渡り鳥を保護するため、
順天湾周辺で電信柱を除去するなど景観を守る農法や水田造成
事業を進めてきた。また、渡り鳥保護員の養成農耕地への一般
観光客立ち入り禁止措置
車両のライトを遮断する遮光壁の設置、
環境に危害を加えるおそれのある施設の除去などを精力的に進め、
渡り鳥たちが安定的に棲息し越冬できる環境の整備に努めてきた。

-中略-

한편 지난 10월28일 순천만에 첫 도래한 70여마리의 흑두루미
무리 속에서 노란색의 가락지를 찬 흑두루미가 발견돼 일본
이즈미시에 월동하는 흑두루미가 분산됐을 가능성도 나오고
있다.
一方、10月28日、順天湾に初めて飛来した70羽あまりの
ナベヅルの群れの中に、黄色の足環をつけた個体が発見され、
日本の出水市で越冬していたナベヅルが分散した可能性も
出てきた。

일본 이즈미시는 전세계 흑두루미의 90%가 집중하는 곳으로
조류독감이 유행할 경우 흑두루미가 대부분 절멸할 수
있으므로 현재 월동지역을 분산하는 정책을 펴고 있다.
日本の出水市は、全世界のナベヅルのおよそ90%が集中する
場所で、万が一、鳥インフルエンザが流行した場合、ナベヅルの
ほとんどが絶滅してしまうおそれされある
。そこで、現在、
ナベヅルの越冬地を分散する取り組みが進められている。

전문가들은 "순천만에서 노란색 가락지를 낀 두루미를 비롯해
월동하는 개체군이 증가한 것은 일본 남부에 집중됐던
흑두루미의 월동지가 순천만 등 우리나라 남부지역으로 분산될
수 있다는 증거"라고 전망했다.
専門家らは、「黄色の足環を付けた個体をはじめ、順天湾で越冬
するナベヅルの数が増加しているのは、日本の南部に集中して
いたナベヅルの越冬地を、順天湾など韓国の南部地域に分散する
ことができることを証明している」と語った。



(終わり)


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