BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

虚構推理 第8話 『虚構を紡ぐ者』 感想

2020-03-01 17:26:02 | 虚構推理
ようやく六花さんが本格的に登場。

というか、原作よりも描きこんできてるね、六花さん。

まぁ、この物語のラスボスだから存在感を出さなくちゃいけないからなのだろうけど。

でも、ちょっと出過ぎのようにも思う。

原作では、もう少し裏で暗躍している感じだったような。

あと、鋼人七瀬のまとめサイトwの運営、というのも徐々に推理しながら、やっぱり六花か、って感じだったようにも思うのだけど、違ったかな。

記憶は曖昧だけど、ネットの「向こう側」に黒幕がいる、という雰囲気で原作は読んでいたように記憶しているのだけど。

そういう意味では、原作のほうが、やっぱりもっと不気味な感じがしていたような。

そういう表現がとれないのは、ホラーものの映像化の弱点といえば弱点かなぁ。

逆に、六花さんまでもが、琴子のように、ちょっとコケティッシュに描かれていて、いささか苦笑。

あ、でもその姿は、基本的に紗季さんの想像、というか妄想かw

なんか、紗季さん、すっかり狂言回しだなぁ。

ホントは、キャラ的には琴子のほうが狂言回しっぽいのだけど、一応、探偵役でもあるから、そちらは紗季さんに割り振ったって感じ。

いずれにしても、だいぶ原作の印象とは異なっているような気がする。

ともあれ、ここから先は、ようやく虚構語り合戦。

それが、どううまく表現されるのか。

だいぶ心配であるけれど、次回に期待。

しかし、こんな感じなら、もっと六花さんと九郎のやりとりのエピソードをアニオリでもいいから挟めば良かったんじゃないかな、と。

だって、六花さんに会った紗季さんが、自分は九郎にとって六花の代わりなんだろうな、って感じるの、また語らせるのって、ちょっと酷じゃない?

ここまで六花をラスボスとして早々に押し出すのなら、もっと彼女の過去のエピソードについて触れてもよかったのかもしれない。

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