BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説  感想:安定の面白さ、というのは「このすば」のためにある!

2020-03-29 17:33:58 | このすば
いやー、なんかもう、久しぶりに懐かしの劇団一座に再会したような感じw

クズマ(=カズマ)にしても、駄女神(=アクア)にしても、頭のおかしい紅魔族(=めぐみん)にしても、変態クルセイダー(=ダクネス)にしても、はい、おかえりなさい!という感じの再登場だったw

だってもう、最初から最後まで笑うしかないし、それがことごとく一種のお約束を徹底しているわけで。

もっとも、シルビアが登場して以降の、とりわけ彼女?が三途の川から生還?して、デュラハンのベルディアと、スライムのハンスを取り込んで「巨大モンスター」になって以降の展開は、あれどこかで見たことあるなぁ、あぁそうか、カズマが死ぬことで相手を引き寄せながら、めぐみんの爆裂魔法をくらわすところとか、基本の展開は、2期の最後のハンス戦とあまり変わらないな、と思ったり。

まぁ、ハンス戦の最後は、アクアのゴッドなんちゃらで粉砕したわけだけどw

でも、このすばパーティが魔王軍幹部の討伐に活躍し、それを取り巻きのモブが声援を送り、時折、ウィズとか、今回だったらバニルとかが助太刀に入る、という構図は、全くハンス戦のときと変わらないので、なんか、めちゃくちゃ、デジャヴュwしてたw

でも、このすばのいいところは、それでも、笑いでごまかしながら、最後はカズマたちが一応、勝利する、というところなわけで。

まぁ、カズマはまた死んでしまったわけだけど。

でもって、女神エリスはいつものように、カズマの復活、ご苦労さまです!、って感じだね。

でもまぁ、エリスもゲー!ってやっていたので、よっぽどカズマさんの死体の姿はひどかったのだろうw

ともあれ、ご都合主義も、ひとえに面白くありさえすれば許される!の典型。

そういえば、しれっと、紅魔族が実は改造人間だった、という重大事実が明かされていたけど、あれ、後日、なんか影響するのかな?

ちょっと、あれはマジでびっくりしたのだけどw

ていうか、なんでああいう設定バレの文章、全部、日本語で書かれていて、で、それをカズマは読めるのはいいとして、なんでアクアまで読めるの?

いや、あれを読み上げる時に、めぐみんの耳をふさいでいたのは、微妙にカズマ、優しいなぁ、と思ったけどw

しかし、このすば、3期はやるのかな?

この微妙な全編ネタっぽい笑いからなる話って、ネタには鮮度があるから、やるならそろそろ巻き気味でとっととやったほうがいいと思う。

すでに、だいぶ鮮度は落ちてきているようには思うけど。

でも、改めて、このすばの4人は、ものすごくバランスの良い取り合わせで素晴らしい、と思ったよw

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虚構推理 第13話 『秩序を守る者』 感想

2020-03-29 17:26:12 | 虚構推理
前回で一応、鋼人七瀬は退治されて、今回は、その後日談。

・・・なのだが。

ホントに、鋼人七瀬だけで終わらせた。

これは、壮大な無駄遣い。

もっとテンポよくやれたよ。

多分、せいぜい4話、長くても6話で処理するくらいの圧縮が必要だったと思う。

今回のような、エピローグを描いたのなら、このノリでもう1つか2つの事件を扱うくらいのシリーズ構成があってもよかった。

ホント、ダメダメだった。

琴子と九郎は、もう少しコンビとして使いようがあるはずなのだけど、結局、鋼人七瀬のエピソードでは紗季が関わることで、むしろ、長い長い九郎と紗季の別れの物語になってしまったからなぁ。

前半に、もう少し、琴子と九郎の、仲睦まじいかどうかはさておき、互いに支え合いながら事件を解決する、というような描写があれば、元カノの紗季との別離の話として鋼人七瀬事件を扱うのも悪くなかったと思うのだけど。

とにかく、構成に工夫がなさすぎ。

その結果、個々の話が、どれもこれも間延びしたものになってしまった。

それに、やっぱり化け物の描き方が、鋼人七瀬のシリアスさに比べて、あまりにも幼稚だった。

ぜんぜん、怖くなくて、ただただ、笑うしかないから。

ホント、残念。

原作は、それなりに楽しめたんだけど。

城平京 『虚構推理』 感想

映像にするにあたって心配だったことが、全部そのままダメだった、という感じだった。

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マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 第13話 『たったひとつの道しるべ』 感想: 「まどマギ」の足元にも及ばない疾走感のなさ、加速感のなさにガッカリ

2020-03-29 02:29:15 | まどマギ
うーん、こんなマミさん、見たくなかったなぁ。

なんなの、このできの悪い二次創作。

てか、それを公式がやっていること自体、わりと信じがたい。

うーん。

これ、完全に「まどマギ」の世界に泥塗ってるだけだよね?

いや、ここでさやかが出てくるとも思わなかったけど。

あのさやかって、髪飾りがフォルテッシモだったから、「叛逆」に出てきたときのさやか、ってことでいいのかな?

でないと、あんな超再生のような戦い方、しないよね?

でも、そうなると、どうしてマミさんは普通に生きてるわけ?ってことになるけど。

しかし、さやかが「叛逆」のときのさやかだとしたら、ドッペルって、それこそ、さやかが「叛逆」のときに使った魔女の能力の利用と同じ原理、ということになるのかな?

なんか、「まどマギ」との時間軸もよくわからないままで。

マギウスみたいな形で、キューベーの「搾取」に対抗しようとしているってことは、この世界は、まどかが願った世界ではない、ということだよね?

だいだい、なんで、そんなマミさんがまどかたちのことを気にしなくちゃいけないのか、わからないし。

どこを見どころにすればいいのかも、結局、はっきりしないまま、終わってしまった気がする。

まぁ、続きはあるみたいだけど。

多分、「まどマギ」の世界観だけを使ったアナザーストーリーにするなら、マミさんやさやか、あと杏子を出す必要はないと思うのだけど。

単純に、いろはややちよが、ドッペルという謎の存在とどう向き合うか、という構成だけでいいんじゃないの?

いや、ソシャゲの原作があるのは知っているけど、その流れをバカ正直になぞるよりも、中心となる登場人物を絞って、「まどマギ」のように1クールで終わらせるくらいの密度で話を進めないと、ダメでしょ、全然。

それを中途半端に、キャラだけたくさん出して、しまいには、マミさんを中ボスみたいなキャラにして出すなんて。

ホント、できの悪い二次創作でしかないよ、これ。

ガッカリにもほどがある。

「まどマギ」に謝れ、って本気で思う。

「まどマギ」自体が傑作なのは揺るがないのだから、何をしたってスケールダウンするに決まっているんだから、本編のキャラとは断絶した世界で、もう一つの「抗い」をちゃんと描けばよかったのに。

だって、どう考えても、世界を書き換えるという、まどかが導いた「円環の世界」の方が抜本的な解決策なのだから、それをすでに見たあとで、ドッペルを使って悪者キューベーに対抗しようとかいっても、そこには「円環の世界」のような救いや赦しが生まれるはずないことくらい、最初からわかってしまうわけで。

仮に物語として成功したとしても、そのカタルシスが本編にかなわないことは目に見えているのだから。

ホント、時間の無駄遣いだけだった。

多分、正解は、今回の展開を6話くらいにおいて、そこから一気に物語を加速させて、13話で終了、という展開じゃないかな。

こんなにグダグダしたもの、作られてもなぁ。

期待外れも甚だしいよ、全く。

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