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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

UQ HOLDER! 第170話 『不死祓い』 感想

2020-03-11 15:47:03 | UQH/ネギま!
「VS.不死狩り編」開始、って、せっかく火星まで来たのに、またぞろ脇道にそれるような展開になってしまった…。

まぁ、裏神鳴流の話だから、一通りこの「VS.不死狩り編」が決着を見た暁には、九郎丸の兄貴が味方になるなり、あの「概念切り」みたいな「不死祓い」って技を、九郎丸や刀太も使えるようになって、対ヨルダ戦の切り札にするということかな。

ヨルダだけ斬って、ネギくんだけは残す・・・みたいな?

もしくは、九郎丸の身体の中に収まっている、桃源神鳴流の「神体」ってやつを九郎丸なり刀太が利用できるようになる・・・とか?

ともあれ、この「VS.不死狩り編」が、ヨルダ討伐に向けた必須アイテムなり必殺技なりを手に入れるためのものなら、横道にそれても、まぁ、仕方ないかな。


それにしても、最後、「不死祓い」で、文字通り真っ二つに斬られた刀太は、次回、どうやって復活するのだろう?

もっとも、裏神鳴流の剣士たちの目から見れば、あんな魔族化した刀太なんて、ただの不死のモンスターにしか見えないだろうから、問答無用で斬りたくなるのもわかるw

やっぱり、いまは火星にいるから、ここで「火星の白」の使い方に改めて習熟するようなイベントが来るのかな?

とりあえず、不死祓いを自力でなんとかできるようにならないと、この先、どうしようもない気がするし。

それとも、ここで裏神鳴流の中の分派がいて、刀太を直しつつ、しばらくの間匿うような新キャラが登場するのだろうか?

それはそれでありそうな展開だけど。

あとは、九郎丸が高揚して思わず出した「羽」だよね。

あれは何なのだろう?

ネギま!のときの刹那が出していた羽にも似ているけど。

もしかしたら、九郎丸は、刹那の遺伝子を使って作られた存在だったりするのかね?

でも、そもそも、この裏神鳴流には、月詠がいるんだよねぇ。

だから、何らかの形で、刹那絡みのネタも関わっているようには思うのだけど。


で、最後に、思わず悶ていた九郎丸だけど、うーん、ああいうのはいいや。

なんか、あれをエロと思え、というのがそもそも厳しい。

だって、九郎丸って、両性具有体、って感じだから、まず、あの姿をどう受け止めればいいのか、ということがまずは気になってしまう。

むしろ、九郎丸に語らせることで、無理矢理、あれが疑似性行為だと、読んでる側に強要されているのが、ちょっと困る。

吸血行為が擬似的な性行為というのは、吸血鬼ものの定番だから、さして驚くにも当たらないわけで。

ストブラでさんざんっぱら、見せられてきているし、正直、あちらのほうが正しくエロい気もする。

ということで、九郎丸の扱い、面倒なので、女子なら女子に、とっとと変えてほしい。

男子のままにするなら、今回のような描写は、むしろキモいのでやめてほしい。

なんか描写が中途半端すぎるんだよね。

そういう意味では、両性具有体って設定は、要するにこれは人形です、って言っているようなもので、表現としてセーフゾーンを確保するために使っている方便のようにしか見えないかな。

そういう点では、ただの表現の実験なのかもしれないけれど。

でも、だとしたら、ちょっと趣味が悪いよね、半端に倒錯が混じっていて、かつ、そうした読み方を強要されるのは。


とまれ、刀太、なんとかして生き延びろw

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