BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

かくしごと 第10話 『I"S(伊豆)』 感想

2020-06-05 17:30:41 | かくしごと
いわゆる年末進行をめぐる話で、その部分は、姫ちゃんも含めて、いつもの面々で、いい感じに進んでいたのだけどw

でも、肝心の後藤先生と姫ちゃんが伊豆の温泉旅館に行ってからのパートは、悪い意味で、絶望先生チックでかなりウザかった。

あー、絶望先生の、こういうモブによるわさわさしたウザい話、嫌いだったな―、ってことを思い出して。。。

ということで、今回は、今までの中で最もダメな回だったと思う。

てかさ、後藤可久士の抱える「かくしごと」というのは、あんなモブたちによる脅迫的な言葉責めで明らかにされるようなものではないでしょ?

せっかくここまで、こと彼の「かくしごと」については、いい感じにホームドラマ調に、彼の周りの人たちが、それこそ事務所のアシスタントたちも、ご近所のお姉様方からも、憶測混じりにほのめかされてきていたのだから、その雰囲気を堅持すればよかったのに。

正直、今回の演出は、マジで失敗だと思う。

そもそもギャグとしても全然面白くないし。

それくらいなら、せっかく姫ちゃんと温泉に行ったのだから、そこで多少はしんみりとした話をしてもよかったのにね。

てか、だんだんおかしいなぁ、と思ってきたのは、後藤先生が言及を避けるの父親として当然として、10歳の姫ちゃんが、一切、母親のことに触れないこと。

高校生の時はもちろん触れているけど。

そういう意味では、姫ちゃんにも「かくしごと」があるよね、きっと。

この先は、そういうところが物語の幹というか、クライマックスになるのかな。

どうやら、このアニメの最終回と、原作の漫画の最終回がほぼ同時になるらしいので。

そういう意味では、もしかして、今回の10話は、そのための時間稼ぎ、というか、尺調整だったのかな、とも思ったりして。

そうそう、意外と後藤可久士先生が、女性たちにモテているのも、笑えるところw

そこだけ、まるで後藤先生が、ラノベの難聴主人公みたいなんだものw

もっとも、彼の目には姫ちゃんしか映っていないのだろうけどw

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炎炎ノ消防隊 第221話 『浅草の流儀』 感想

2020-06-03 15:49:06 | 炎炎ノ消防隊
うむ、前回の引きででてきた紅丸の爺ちゃん?師匠の火鉢に、子どものころの紅丸が稽古をつけてもらっていることで、ほとんど終わり。

完全に、最終決戦?に向けたタメ回。

で、あとは、久しぶりに登場したジョーカーの夢。

てか、集合無意識・・・かよw

いやまぁ、夢、見てるんだから、集合無意識でもいいんだけどさ。

またかよー、ってデジャブ感は拭えないなぁ。

結局、紅丸にとっての火鉢と、ジョーカーにとってのバーンズが、それぞれ同じように、ドッペルゲンガー?と一体化してしまった?ってことなのかね。

にしても、似たような鏡合わせのような世界が2つあって、それをつなぐのが夢、すなわち集合無意識。

そして、2つの世界のバランスが崩れると、鏡の向こうの側の存在=ドッペルゲンガーがこちらの世界に乗り出してきて、完全に飲み込んでしまうか、はたまた対消滅のように消えてしまうのか。

なんとなく、世界の仕組みは明らかになってきたような気はするけど。

で、結局、アドラはなにしたいわけ?

その目的いかんで、この物語が茶番か本物かがはっきりすると思うのだが。

だが、まぁ、あんまり期待しないほうがよさそう。

ソウルイーターもそうだったけど、この作者、なんか雰囲気優先でそれっぽい話を作っているだけのような気がしてならないから。

別に、煙に巻く物語構成をするな、とはいわないけど、やるならちゃんと落とし前をつけないと、残念きわまりないものになるから。

少なくとも、この作品は、シンラという大して魅力のない主人公の分、常に借金を抱えているようなものだから。

その負債を返してなおあまりあるような驚きの結末を迎えられるのかどうか。

うーん、わかんないなぁ。。。

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プリンセスコネクト!Re:Dive 第9話『美食のバカンス~潮の香りはテンタクル~』感想: コッコロ中心ののんびり回だったけど、実は「嵐の前の静けさ」だったのかな?

2020-06-02 13:32:36 | プリコネ
終わってみれば、コッコロの夏休み日記みたいなお話だった。

「わたくし、心が洗われたのでございます」

…という感じでした。(ヤバいですね!w)

あとは、たい焼きがでてきてクラーケンときたから、てっきり美食殿の新商品は「たこ焼き」だとばかり思っていたのだけど、それはあっさり外されてしまったw

しかし、のんびりした展開だなぁ。

最後の海底散歩のところは、あぁ、ほんと、のびのびできていいねぇ、という感じで。

山育ちのコッコロたんwからすれば、めくるめく時間だったのだろうなぁ。

それが、ユウキと出会ってからの出来事で、だから感謝したい、というのもよくわかる。

心底しみじみしちゃうね。

とはいえ、あまりのコッコロ回だっただけに、えっと、この先大丈夫だよね?と心配にもなってくる。

なんとなく、最終回近辺で、コッコロが拉致されるとかありそうで怖いな。

まぁ、その場合は、間違いなくキャルが絡んでしまうのだろうけど。

でも、その場合も、コッコロたんは、

キャル様を恨んだりはいたしません、何かご事情がおありなのでしょう?

とか言って平然と状況を受け止めそうで。

実際、キャルが、ハチャメチャなギルドメンバーたちの中で、完全に委員長キャラのツッコミ役を果たしているから、そのストッパーみたいな人が裏切るとかなったら、いくら物語上、まっとうな展開だとしても、しんどそう。

もっとも、美食殿というギルドが、いったいどの程度、この作品の中で重要なのか、今ひとつよくわかっていないので、ユウキもこの先どうするのだろう?とは思う。

一瞬だけ、ユウキも、あの天空のパレスみたいなものを気にしていたところが映ったけれど、やっぱり、あれが次回以降、最終回に向けた物語の鍵となるのかな。

ともあれ、海回、水着回、といいながら、不要にエロ丸出し、みたいな展開にならなくて、正直ホッとしたのも確か。

クラーケンとかでてきた時、え、この作品でまで触手?とか思ったけど、そこは、スタッフがちゃんと自重してくれてよかった。

その代わりに、最後の海底散歩のシーンだからね。

素晴らしい。

今回のような、のんびりした感じは、いいな。

緩急の使い方を心得た作りに感謝。

とはいえ、次回あたりから終幕に向けた動きが始まるのかな。

これまででてきたゲストキャラも含めて、少しはキャラどうしの間でも交流が深まったりするのかな。

なんか美食殿に関しては、コッコロが渉外担当みたいにみえて、美食殿以外の人たちのつながりって、基本、コッコロたん経由にしかなっていないように見えるのも、微妙に不安。

まぁ、ペコリーヌは天然元気娘だし、キャルは猫属性だから仕方ないんだけどねw

もうちょっとだけ、そういう外とのつながりに動きがほしい。

あるいは、最後に美食殿を襲った危機を、いままでバラバラに出てきたゲストキャラたちが、みんなして救う!みたいな、オールスターキャスト、とかの展開に持ち込むのかな。

綺麗なこのすば、なら、そういう展開で最後は終わりそうだけどねw

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蒼穹のファフナー THE BEYOND 第4話、第5話、第6話 感想

2020-06-02 00:04:48 | ファフナー
第6話まで見て、THE BEYONDでスタッフがやりたいことはなんとなくわかった。

この先の、人類とフェストゥムの共存共栄?の到来をなんとか描くために、人類は善、フェストゥムは悪、という善悪二元論の構図を切り崩すことが多分、主たる狙い。

そのために、襲う側と襲われる側をひっくり返し、第1話にあった総士奪還作戦で、人類のほうがフェストゥムの襲撃を図る、という始まりにした。

もちろん、第5話でジョナミツ改めケイオスが登場したことで、EXODUSまでのストーリーを引きずっていることを明らかにしたから、視聴者からすると、マレスペロが圧倒的に悪に見えるわけだけど・・・。

ただ、それでも、偽のなんちゃって竜宮島をつくって人類の真似事をしていたフェストゥムの島を襲い、そこから総士だけをさらったのは一騎たちの側なんだよね。

しかも、その際、乙姫の偽物(てか、アザゼル型の残党w)を一騎が倒してしまい、それが、新・総士と一騎との間に、容易には埋めがたい溝を生み出してしまった。


そういう意味で、以前のシリーズを見てきたものの一人としては、いろいろな意味で、むず痒い、

実は、結構、見るのがつらい。

なぜなら、感情移入する相手をTHE BEYONDからは変えろ!と告げてくるから。

要するに、一旦、異星人たるフェストゥムの側の立場に立って、今まであった物語の意味を問い直せ、と言われているわけで。

でもさー、それ、マジでここまでシリーズを追いかけてきたものからすると、かなり辛い。

極論すれば、一騎と真矢が主人公の位置を占めないのなら、もう続編とかいいよ、と強く思いたくなる気持ちがある。

それを、新・総士と美羽の立場から世界を見直せ、というのはね。。。

でもまぁ、総士の顛末を考えると、このTHE BEYONDの展開は、EXODUSの製作を決めた時点で、既定路線だったことになるので、そうするとEXODUSを楽しんでしまった時点で、THE BEYONDも受け入れるしかないんだよなぁ。

うーん、はめられたw

ただ、そういう風にちゃんと考えさせたいなら、なんで、THE BEYONDをテレビ放送しなかったかな。

正直、このテレビ放送の尺にあわせて、3話ごと劇場公開していく、というのでは、正直なところ、全く話題にならないと思う。

なぜなら、1話ごとの情報量が、ファフナーらしくめちゃくちゃ多い上に、それが3話まとめて見せられると、その情報量の多さに頭の理解がなかなか追いつけない。

やっぱり、ファフナーって一週間に1話ずつ放送されるスケジュールで、1話に込められた情報量を咀嚼して、次回の展開を想像しながら観る・・・くらいの、インテンシブな見方をしないと、いまいち、面白みにかけるんだよな。

つまり、3話ごとに公開だと、1話分の内容を大して咀嚼しないまま、次の話を見てしまうようになるので、恐ろしいくらい惰性的になってしまう。

そういう「ファフナー流の楽しみ方」がはなから否定されてしまうのは痛い。

ファフナー、って次回がどうなるか、あれこれ想像するのが楽しいわけで。

その展開予想のために、各話の情報を理解しようとすることで、ようやく本編の意味がわかるくらいの世界だから。。。


正直、一騎と真矢の扱いが、いかにも、かつての名作の続編っぽく、バイプレーヤーにまで後退してしまっているのはいただけないんだよね。

代わりに、生まれ変わった新・総士が主人公なんだよねぇ。。。

ただ、この新・総士、かなりウザいので、全然入り込めない。

それも、今回の第4話から6話までを見て、痛感している。

てか、真矢ではないけど、みんな、新・総士に対して甘やかしすぎじゃない?って思いたくなる。

そういう意味では、ALVISの一般人クルーが、ニヒトを動かして島を破壊しようとした総士を対して、即座に敵認定したくなるのもわかる。

もともと島の出身といっても、新・総士の身体はフェストゥムみたいなものだし、そのうえ、幼少の頃に拉致されたうえにフェストゥムの側で「世界の現実」についての教育も受けていたのだから。

なので、そのフェストゥムになされてしまった教育を、まさに上書きして逆洗脳=ブレインウォッシュするために、現在のファフナークルー総出で、新・総士の再教育を行うところは、映像では、なんとなく快活な音楽を流してごまかしていたけど、かなり気味が悪い。

でもまぁ、それが「故郷の地=竜宮島」を追われて「エグゾダス」してしまった、根無し草のALVISメンバー=旧竜宮島住人からすれば、思考や行動の習慣の総体としての教育を、なかば原理主義的に徹底しないと、自分たちが何者なのか、揺らいでしまって、落ち着いていられないのだろうな。

まさにエグゾダスされた、現実世界のユダヤ系の人たちの教育熱心さに通じるものなんだろうな。ディアスポラそのもの。

でも、物語構成上、救いがあるとすれば、その「再教育」を、一応、新・総士が、自らの意志で、わかった、お前らの考え方を理解した上で、どうするかは、自分で決める、と息巻いているところねw

そして、その「俺様思考」が、オリジナルの総士の傲慢さの影を引きずっているからこそ、見ている側も、ファフナーパイロットたちも、ギリギリのところで、彼のことを人類側の存在だと考えたくなる。

もっとも、ことここにいたって「同胞」とか「同化」というタッチーな言葉が文字通りタッチーなものになるとは思わなかった。

物語をつくる側の人たちも、現在進行中の社会の動きに敏感にならなければいけなくて大変だな。


しかし、THE BEYONDに込められた意味が、今回、存在と無の地平の「向こう」にある純粋な可能性のことであるらしいことが、明らかにされたわけだけど、そして、その鍵を握るのが、新・総士であるいまでは彼だけ?が竜宮島の新コア?にコンタクトできる。それらが、さくやとかぐや、の二人・・・っていっても、夢の中でしか、まだ会えないのけど。

そうすると、新・総士の登場機であるニヒトも、どこかのタイミングで全く違うタイプのファフナーになってしまうかも。


それにしても、総士、相変わらず、ウザい。

そして、唐突に、マレスペロ軍が襲撃し、間に挟まれる、一騎の新ファフナー登場の予感。

そして、最後に、え!!!、という千鶴の死去?

いや、千鶴は殺しちゃダメでしょ。

「千鶴ママ」なんて言わせて、彼女の背負った業を説明させていたのは、この幕引きのためのフラグだった、ということなんだろうけど。

そういう意味では、来主操の死亡予告は完全に煙幕だったなw

マレスペロに対抗するためには、竜宮島とともに海の底に沈んだアルタイルの力が必要で、そのために、竜宮島の力で転生?再生?した新・総士によって竜宮島へのルート情報の獲得が必要になる。

というか、要は、新・総士が、アルタイルへのアクセスの鍵になるから、アショーカに間借りした旧・竜宮島クルーや、マレスペロたちが、ともに、新・総士の奪還に奔走する、ということのようだけど。

ちょっと本気でわからなくなってきたのは、もはやフェストゥムは、意志のある、その意味では人間化した宇宙人になってしまった、ということでいいのかな?

少なくとも、地球人類とフェストゥムの間に横たわる差異は、少しずつ曖昧になりつつある。


存在と無の地平の「向こう側」にあるのは「純粋な可能性」というのもなぁー。

なんか、これは、むりやり、ザイン/ニヒトの対立を超えるものをなんとか設定しようとしているのだろうけど・・・

ただ、これは、さすがにちょっと、屋上屋を架す感じで、なんというか、むりやり取ってつけた蛇足感がパない。

ちょっと意味がわからない。

正直、冲方丁、若い頃のような冴えがなくなってない?

いたずらに、神話的物語をなぞっているだけのようにみえてきた。

それは、サイコパス3でも感じたことだけど。。。


真面目に受け止めれば、人類とフェストゥムの間の「架け橋」となる両者の折衷的な存在、境界となる存在を見出し、望むらくは、人類とフェストゥムの共存の道を探る、ということだよね。

その核となるのが、新・総士。

実際、今の、海神島に間借りしているかたちの「竜宮島」の面々には、フェストゥムとの距離感について大きく異る3つの世代が同居している。

第1世代は、真壁史彦に代表される一騎たちの親世代

第2世代は、一騎や真矢の世代、無印からEXODUSの主人公世代で、第1世代と違って、適性を持つものはファフナーを操ることができる。

第3世代は、美羽や新・総士たちからなるエスペラント世代で、第1世代の孫にあたる

第1世代は、混じり気のないピュアな人類

第2世代は、フェストゥムの因子を身体に取り込むことでファフナーの操縦を可能になった世代。誕生は、人工子宮を介したもの。ちょっとだけフェストゥムだが、ほとんど人類。

第3世代は、美羽のように再び自然分娩による誕生、あるいは、新・総士のように、フェストゥム的再生を行ったもの。人類にかなりフェストゥム的要素が身体的に取り入れられた世代。

要は、美羽たち第3世代は、最初からフェストゥムと意思疎通する能力を持ち、その結果、人類とフェストゥムの距離がかなり縮まっている。

一方、フェストゥムの側も、人類から学ぶことを覚え、人間らしい振る舞いをする物も出始めている。来主操なんかは、その典型。

ちなみに、フェストゥムとの交戦を経て、総士、一騎、甲洋、の3人は、ほとんどフェストゥム的人類にまで変貌してしまい、その結果、元祖総士は死んだが、彼の第2世代たる新・総士が誕生している。

一方、一騎と甲洋は、フェストゥムのような瞬間空間移動もでき、身体能力はもうほとんどフェストゥムだが、心は人間のまま、という状態。

つまり、回が進むに連れ、とにかく、人類とフェストゥムの間の「グレーゾーン」に属するしかない折衷的存在が増えている。


難しいのは、新・総士をTHE BEYONDの主役にしたことで、一騎たちもバイプレーヤーに退き、その結果、ガチでグレーゾーン的存在の集団を通じて、両者の共存を真剣に考える道が物語の主軸に置かれそうなこと。

ただその場合、史彦たち第1世代はもとより、一騎や真矢の第2世代ですら、オールドタイプ側にカウントされるような物語になりそうなこと。

だから、主人公が「一騎・真矢組」から「美羽・総士組」へ移ることは必至だと思うのだけど、問題は、この変化に視聴者のほうがついていけるかどうか、それも「気持ちよく=祝福しながら」ね。

でも、これ、相当難易度が高いと思うんだよね。


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ぼくたちは勉強ができない 第160話 『[x]= 文学の森の眠り姫編①』 感想: なるほど文乃ルートは受験イベントに絞るのか!

2020-06-01 11:47:12 | ぼく勉
今回から始まった、お待ちかねの文乃ルート!

前回の理珠編が大学卒業後の話だったから、文乃もそれで行くのかな、と思ったら、あっさり高3の受験シーズンまで戻っていたw

なるほど、そう来たかー。

これだと、あしゅみー先輩編は、成幸が大学に入ってから就活に出る、というような時期とか、真冬先生編は、逆に、成幸が教育実習で母校に帰るなり、あるいは、すでに教師になった後で先輩後輩というか同僚としてお付き合いが始まる、とかなりそうだなw

ま、それはその時の楽しみにとっておくとしてw

文乃編は、むしろ、高校最後の日々を丁寧に描く、ということだね。

で、最初に思ったのは、あ、だから、本編、というか、うるか編のときは、受験の顛末をあんなにあっさり描くにとどめていたんだ、ってこと。

だって、基本的には、みんなで志望校に合格するぞ!おー!、って話だったはずなのに、肝心の受験については、思い切りさらっと描かれただけど、ほとんど大した盛り上がりもなく、みな、希望校に合格していたから。

でも、あれは、うるかが直接、大学受験とは関係なかったからだったわけだ。

で、今回の文乃編で、そのあたりを細かくネットリw描いていく。

なにしろ、成幸が、文乃の家に「通い婚w」してしまうシチュエーションなのだから。

しかし、前回の理珠編でのアパートの訪問もそうだけど、誰がヒロインか、予めルートを決めてしまったものだと、その子との密室的な状況をどうやってつくるか、工夫しないといけないから大変だな。

特に、今回の文乃編の場合は、受験期間とはいえ、まだ高校に在籍していたときのことだから。

なので、むりやり、成幸が文乃に負い目を感じてしまう事件を起こして、受験期間中であるにもかかわらず、文乃に対して、うるかや理珠よりも3割増し?、いや、2倍?の目配りをするシチュエーションを作ったのだろうな。

まぁ、それが、文乃が成幸をかばったせいで捻挫したから、というのは、うん、ちょっとあざといのだけどw

もちろん、あざといのは作者だけどね。

ともあれ、そういうことで、文乃編がスタート。

正直に言えば、特に推しがいたわけではないけれど、本編でまだ誰が選ばれるかわからなかった時、なら誰が真ヒロインになるのがいい?と聞かれれば、多分、文乃と答えていたであろうくらいには、文乃はいいキャラだと思っているので、この先の展開は楽しみ。

文乃に期待するのは、やっぱり、もともと彼女は文学少女であることから、内面描写が豊かであることで。

だから、文乃編は、意外と王道のラブコメ的展開になるのではないかと思っているからでもあるw

ともあれ、この先が楽しみ。

きっと、いい意味で、ドタバタ劇、というか、あたふたする文乃を見続けることができるんだろうな。

もちろん、最後は、成幸と文乃の二人で、ちゃんと天体観測をして、星を見ながら終えてほしいなw

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グレイプニル 第9話 『激突のマーク』 感想: クレアの抜け目ないクレバーさはやはり物語の鍵!

2020-06-01 01:10:48 | グレイプニル
とうとう円のチームと対戦かぁ。

ここからの展開は、結構、二転三転の繰り返しだったはずだから、続きが楽しみ。

今回のポイントは、陽太が、自称していたとおり、結構強いこと。

あと、いつの間にか、クレアが、このチームの参謀格になっていること。

最初にこのあたりを読んだときにもちょっと気になったけど、このクレアのやたらと戦略眼のある決断力の高さ、そして、その延長線上にある容赦ない残酷さ、卑劣さは、きっと、原作の終盤でも、いろいろと彼女の本質として物語を大きく動かす要となるのだろうな、と思っている。

そういう意味では、クレアと修一のコンビって、ルルーシュとスザクのコンビに近い。

戦略の知恵と、それを具体的に実行する戦術部隊。

それが、クレアと修一の場合は、着ぐるみの装着というかたちで、一つのものとして表現されている、ということで。

そういう意味では、来週が物語全体の構成的には、大事な場面になるはず。

とはいえ、この感じだと、尺的には肝心要の「コインを100枚集めた男」まではたどり着けないのかな。

うーん、せっかく山田塾の話もでてきたのにな。

原作の構成から見直した時、今回の円グループとの決戦って、言ってしまえば、クレアと修一が小柳のチームとの団結を強めるための、つまり互いに死線をくぐりねけた仲間としての信頼を築くためのエピソードになるから、まさに序章中の序章なんだよね。

その意味では、グレイプルの面白さをきちんと伝えて終わるには、やっぱり2クール、必要だと思うのだけど。

これ2クールじゃないよね?

分割2期でもないよね?

なんかもったいないなぁ。。。

しかし、改めて思うのは、この小柳チームのバランスの悪さ。

戦闘要員が陽太しかいないのって、あまりにも手薄でしょ。

もっとも、だから修一とクレアの参加も簡単に認められたのだと思うけど。

そういう意味では、ガチ戦闘要員しかいないエレナのチームと組むとバランスは良くなるはず。

将来的に、つまり原作の方で、そんな感じにならないかなぁ。。。

コロナのせいで、原作の続きも滞ってしまっているので、マジで先の展開が気になるところ。

ともあれ、クレアの思い切りの良さ、そして底知れぬ残忍さは、物語の行方を占う上での大きな鍵になると思っている。

その意味で、次回の円グループとの決戦がどう描かれるのか、楽しみだ。

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