熱湯が鉄管を通って家に届き、ラジエーターで部屋が温められる設備をパールと言っています。
去年と違って、室温が24度を保たれるようになって、快適に過ごしていました。
外出から帰ったときちょっと温度が低いかなと感じたのですが、夕食の支度をしてレンジをつけましたから、気になりませんでした。
そして、まだ、何もかも途中で停電!
イヤーだぁーと思いつつ、まだ、薄明かりなので、落ち着いてろうそくをつけました。
ふと、気が付いてパールにさわると冷たい!
2重窓のせいで、結構保温されますが、一箇所窓ガラスに隙間のあるところがあります。
そのガラスは氷が張っていて、外が見えません。
数時間前にパールが止まっていたのです。
急に恐浮ェ襲ってきました。そして、だんだん外が暗くなってきました。
管理人のバイガルさんは、こんなときに限って電話が通じません。
停電は我慢できるが、暖房停止は、恐浮ナす。
夫は、会議中と知っていましたが、この際携帯メールを送るしかありません。
パールが切れたと言う内容に、さすがに折返し電話をくれました。
門番兼大工さんに夫からモンゴル語で、たずねてもらったら、間もなく点くよとのこと。
モンゴル人の間もなくは。。。と思ったとたん電気が点きました。
はぁー、良かった。と言うことは、パールも間もなくなのね。と当ても無いことなのだけれど、自分に言い聞かせます。
待つことしばし、何度かパールにさわり温度が上がっていることを確認しました。まだ、安心できない。
もうしばらく、やっと、さわると熱いくらいになりました。
よかったー。
マイナス20度を振り切っているこの時期に、パールが止まるのが一番浮「、浮「、こわーい。
多分、1階の部屋の工事をしていたので、そのため、に一事ストップしたのでしょう。落ち着くとそれが分かるのですが、それにしても、人騒がせな。
一言が無いのは去年から分かっていたけど、それは、廊下のペンキ塗りであったり、停電であったりだったから、しょうがないなぁ・・・で済んだのだけれど。
バイガルさーん、こんなときちょっと知らせてよね。
と言っても、彼女も知らなかったのだろうと思う。
工事をする人の勝手なのだから。。。この国は。
こんなときでも、ザザの体温があるということは、ちょっと救われた。
まさに、猫の手だった。
ザザや、ありがとう。