風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

おはぎ

2005年12月14日 | チンゲル亭裏日記

知人から、おはぎを頂きました。
メルクーリ(外国人の客の多い市場)で買った小豆に、グラニュー糖で煮て、日本からのもち米で作ったそうです。

甘すぎず、豆のえぐみが無くてほんとにおいしい出来上がりでした。
ご馳走様でした。
せっかく作っていただいたのに、当人様とは一緒に食べることが出来ませんでした。私の予定がいろいろと重なっていたために、クリーニングを出しに行く途中で、頂きに上がりました。
夕方用事を済ませ、自宅に帰ってから、別の知人とおいしく頂きました。
夫も、夕飯のデザートに頂いて、ホッコリしました。

長年食べ続けた惣菜をモンゴル料理にとって代えることは、なかなか難しく、やはり、日本にある食材を捜し求めてしまいます。
見つけると嬉しくてすぐに情報を交換し合います。

先日は、日本から納豆菌とモンゴルで売っていた大豆で作った納豆を頂きました。
おいしかったそうです。(私は、頂かないので)
市販のものとは別物のようなおいしさだったそうです。
私も、帰国したら、納豆菌を調達しようと思います。

プントゥーツと言うのは、煮崩れしない春雨です。
豚肉と白菜と戻りの良いしいたけとで、鍋にして食べます。

ベーコンは、本物なので、今のところどれを買ってもおいしいです。

大根は、たっぷりおろしを作ります。
にらは、堅めですが、まぁまぁいけます。
ブロッコリーは青々しておいしい。
サツマイモは、柔らかいのでてんぷらにするとおいしい。
小麦粉は、いろいろ種類がありますが、強力粉に近いのです。てんぷらの衣にするとカラッと上がりました。
クッキーやシュークリームを作りますが、どれもそれなりに出来上がります。強力粉か薄力粉かよく分からないままに使っています。(笑)

先日は、「ハ○ス食品」の箱入りの豆腐の素がメルクーリで売られていました。
寿司吹Aみりん、垂熾タびはじめています。
豆腐の素は、あっというまに売り切れです。

一昨年、初めてUBに来た時に比べると、日本製品がかなり増えてきました。
米もおいしいのがあるし、野菜も増えたし、日本食がなんとかこちらで手に入るもので作れるようになり増した。
日本食のレストランが増えてきました。超高級レストランですが、、、

夫が一人で過ごした1年間のことを思うと、今は、食に関してはとても楽になってきました。
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クリーニング

2005年12月14日 | チンゲル亭
こちらに来て、初めてクリーニング屋さんに行きました。

背広上着  3,000トグルク
背広ズボン 2,500トグルク
スーツ上着 3,000トグルク
スーツパンツ2,500トグルク
皮のベスト 洗濯できません

お昼ごろ持って言って、出来上がりは5時(早い!)

日本の技術でクリーニングをするというので、持って行ってみました。
さて仕上がりはどうでしょうか。

出来上がってぶら下がっているコートを見たら、きれいに仕上がっているようでした。
明日、取りに行きます。

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もろもろ

2005年12月14日 | チンゲル亭裏日記

「昨日は、、、」と言う書き出しのモンゴル語の文章が、あまり悩まないで書けました。
少しずつ、自分で言いたいことがモンゴル語で表現できるようになって来ました。
普通のスピードで、話しかけられるとまったく理解不能なのですが、ゆっくり言ってもらうと、何を言っているのかわかるようになりました。

バータル先生は、「意見」という雑誌を出しています。
世界に向けた視線を持つ先生には、愛すべきモンゴル人が海外に出て認められるようになるには、いかがなものかと考える点について、意見を述べた雑誌です。

今日の授業で「DAVRAF」と言う単語習いました。
ひとたび親しくなると、上下関係も何も無く、日本人から見ると無礼なくらいになることを言うのです。
それは遊牧民のDNAがそうさせるのかなぁと、いつも思うのです。敵ではないと分かりひとたび親しくなると、家族のように助け合い境界がなくなってしまう。そうしていくことが、死と隣り合わせの遊牧生活を営んでいくのに欠かせないことなのだろうと思うのです。

夫もよく言っていました。勝手に机の上のものを使う、持って行く。
直ぐ金を貸せ、そして返さない、先生に対する尊敬の念も何も無い、挨拶をしない。親しき仲にも礼儀ありなんて、露ほども無い。
今の夫は、それを悪いと言いません。それがモンゴル人と受け止めています。

世界を見据えて意見を言うバータル先生と、モンゴルを見てそれがモンゴル人と言う夫と、視線のちがう両方の思いを聞いて、「はぁー、そうなんだぁ」と感心している私でした。

                 ☆

今日は、夫の誕生日。娘から電話があったと、嬉しそうに相好を崩す夫でした。
今日は、モンゴル語と久しぶりのオルティンドーの練習で、疲れていたところへ夕食が終わるか終わらないうちに停電。
せっかくの、ろうそくの灯も年を経た私たちには、ロマンチック気分にならなくて、眠気のほうが勝ってしまったのでした。
私が風邪をひいてはいけないと早々に布団に引き上げてしまった後で寂しく一人居眠り(笑)をしているところへの電話だったそうです。
古女房からは、「おめでとう」の一言だけで十分と考える夫でも、さすがに娘からの長距離電話は、ことのほかの喜びだったそうです。

              おめでとう!よかったね
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