ナーダムは、1年を通じてはじめての連休です。
今年は800周年ということもあって、特別に8日(土)と14日(金)を振り替えて、11日から16日までが連休になりました。
学校関係が仕事先といっても、学生の指導をしているわけではないので、夫にとっては、夏休みはありません。
せっかくの連休ですから、夫の言うままにこの1週間をすごすことに決めたのです。
夫はせいぜい翌日の予定がかろうじて決まっているだけ。
私の言う、先の予定とは、一ヶ月先までは、大まかに決まっていて、翌週の行動はすべて手当てが済んでいるというのが望みです。
この落差は、大変に大きい。大きすぎて、喧嘩にもならない。
ということは、私の我慢が限界ということ。
爆発しないためには、先のことは考えない「指示待ち症候群状態」に徹することです。
それで、昨日は朝起きてから、「自然史博物館へ行く」でした。
ナーダムの初日、町の通りはひっそり、日頃、あれほど渋滞の続いている道路には車の陰もない。
UB人は、式典の行われるスタジアムか、競馬の行われる草原か、賢い?人はおうちでテレビで実況観戦なのですから。
誰もいないと思った博物館には、5~6組のモンゴル人の家族連れが見学に来ていました。
さすがに、外国人は私たちだけ。
そうでしょう、外国人はナーダムか地方に行っているはずですもの。
昨夜は先週から決まっていた馬頭琴コンサート。夫は留守番。
これで、私は、元気なウィドウです。
今朝は、ナーダム会場のスタジアムまで歩いて行くと言いました。
だったら、「昨日行けばよかったでしょう」の言葉を飲み込みました。
スタジアムの外では、馬が出ていました。
UBの都会人は、モンゴル人といえども馬に乗ったことがない人が多いのです。
こわごわ馬に乗るモンゴル人というのも、面白いものでした。
ナーダムにはホーショールがつき物で、揚げながら売っています。
乾燥するモンゴルでは、飲物屋さんはいたるところに。
面白いのは、ウエットティッシュだけの出店。
あとは、民剣i。モンゴル鞍のミニチュア、仏教関係骨董品、銀製品のアクセサリーの店です。
肝心の、汲ニシャガーの競技会は終了していました。
スタジアムでは、相撲が真っ盛り。ダフ屋がチケットを売っています。
ダフ屋には手を出さない夫です。
「さぁ、帰ってテレビで(日本の)相撲を見よう」
「・・・」