風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

散歩 2

2006年07月14日 | チンゲル亭裏日記

今日も、夫と私は市内散歩。
昨日より車も人も増えていましたが、まだ、日頃の多さではなく、歩きやすいのがうれしかった。

気をつけるのは、道路の凹みや穴ぼこだけ。
車や人に気をつけなくても良いのです。
おしゃべりをしながら、のんびり歩けることが、散歩を楽しいものにしてくれました。

気になっている娘とおばへのお土産は、また、昨日行ったお店へと自然に足が向かせました。
今日は、オーナーらしい恰幅の良いご主人が店にいました。
シメタ! 値引き交渉ができる。
ゲーム感覚で楽しめる範囲の値引き交渉と言うことは、それなりに安い品物しか、私たちは相手にしていませんから。。。

話をしているうちに、別の店に主人が自分の車で案内してくれるというので、珍しく夫が乗りました。
そちらには、水差しの良いのはありませんでしたが、生きていたら父が喜びそうな獅子の細工物がありました。

「もんごる?」とたずねると、「モンゴル」と答える。
このようなのは、中国製であることが多いので、中国製ではないよねと確認するつもりで再度尋ねる。
語彙がないので、「中国は嫌い」と言う言い方になるのですが、彼は思いっきり「俺も中国が嫌い」と言う答えが返ってきました。
そうです。モンゴル人は中国人が歴史的に今でも嫌いなのです。

中国人がそばにいたら、怒られそうな聞き方でした。(^_^;)

ご主人は、また送ってくれそうな気配だったのですが、白人のお客さんがぞろぞろと入ってきたので、それを潮に私たちは店を出ました。

モンゴル製の石を抱いた対になった獅子は、後ろ髪を惹かれました。
何でも買いたい私の意見に異議を唱える夫ですが、「父が好きそう。。。」と言う言葉に痛く刺激されたようでした。
また、行ってあったら値引き交渉をしましょう。

ものが目の前にあるとほしくてしょうがない物も、店を出たとたんに、魅力がすっかりなくなってしまったと言うことも多々ありますから、ほんとに気に入ったものを、日本に連れ帰ることにしましょう。
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散歩

2006年07月14日 | チンゲル亭裏日記

今日の、散歩先はアンティーク ショップです。お土産を探しに、出ました。ナーダムでお休みの店が多いのですが、こんな日にあけている店は外国人向けで、少々値は高めかもしれません。
それなりに良い品がおいてあるはずです。

水差しや、桶のアンティークをお花を習う娘の花器のために探しに行きました。
スーテイ茶を注ぐための、容器は、銅や錫で作られています。
今のところこれが第一候補です。
その、古くなり加減の良い色で、同じような形でも微妙に違う形をあれこれ見て回りました。
最初の店は、まぁまぁ。
次に入った店は、補修をされてない完璧なもので、値段もあまり変わらない良い品物がおいてありました。
ほかの店との、値段の比較もするために、今日は、まだ買わないで置こうと決めての散策です。

本当のアンティークを探している人にとっては、大変に有難迷惑なことなのでしょうが、拭いたり、ぬぐったり、磨いたりしている店を見かけました。
おそらく、銀製品を磨くための何か薬品を使っているのでしょう、ぴかぴかになったアンティークのアクセサリーを、これもよく磨かれたガラスケースに収めなおしていました。
ついでに、その店のおかみさんは、自分のマニキュアを落としながら接客してくれました。(笑)

手ごろなものを見つけて、値切ったり、冷やかしたり、こういう買い物の仕方に、最近になってやっと慣れてきました。

今にも買いそうになるのを抑えて、次の店へ。
大体値段が、わかってきました。
今日の探索の予定は、珊瑚でも馬の彫り物でもありません。
でも、目が、つい探してしまいます。
とても気に入った馬を見つけましたが、高い。
夢に見そうです。

ぶらぶら歩きの途中で若い人二人に出会いました。
はじける若さに元気をもらって、シニアの私たちは、少し足取りが軽くなりました。
こんなとき、気軽にダメもとで「夕飯どう?」と口に出せるようになりたいなぁ。

さて、それからは、アンティークを、アンティークとしてではなく、もう一度、別の目で探しました。
うん、こういう視点もいいなぁ。
意外と夫と趣味が似ていることを知りました。

「あの馬いいでしょう?」
「今日は、馬探しじゃないでしょう。」
予定外のものには、頑として目の動かない夫でした。
今度一人で見にくるもーん。
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