日本企業の子会社に働く彼女は、シーズンと言うこともあって、連日残業。
それも、午前様という日もあるとか、ご両親はあきれて、やめなさいと連日のように言われているそうです。
そのツォルモンが、駆け込みで会いにきてくれました。
仕事の話、上司の話、同僚の話、日本人とモンゴル人の話、同級生だった友達に電子辞書を買ってと頼まれた話、成績が良いはずと思っていた人が案外そうではなくて、陰で遊びまわっている話。
彼女は、卒業のとき上位10位の成績で、アメリカ式の帽子とガウンを着せられて、壇上で学長から卒業証書を受け取ったそうです。
その10位の中に、顔見知りの学生さんが4人居ました。
物浮カしない彼女たちは、自信があったから、私とも臆せず日本語で話ができたのですね。
いろいろと、おしゃべりするうちに、彼女のお母さん像や家庭の様子がとても堅実であることが見えてきました。
仕事もしっかりやっているようだし、モンゴル人として誇りを持ち、同僚や同じ職場で働くモンゴル人も同じ立場と日本人に、物申したりもします。
通訳をしていると、つい、自分が偉くなった気になって、同胞のモンゴル人を見下すようになると言う話を良く聞きますが、彼女は、どうやらそうではないようです。
日本企業に働くからといって、鼻持ちなら無いモンゴル人にはなっていないようですし。
賢い女性です。
もう一人、チョカは、家族と、フブスグル旅行をしたそうです。
まもなく日本留学を控えて、その前に、楽しい思い出をと言うことになったようです。
今は、お母さんのところに居て、会うことができませんでした。
得るディネットのナーダムも楽しんだそうです。