部分敷きのカーペットが、薄汚れてきました。
いつもは、洗濯石鹸のくずとお湯少しをペットボトルに入れたものを、シャかシャか振って細かい泡を作り、汚れを落としていました。
どうしようかなぁ、モンゴルの人はどうするの?と尋ねたら、トゥールさんは、テレビのコマーシャルを見たり、お店で洗剤を調べたり、あっという間に答えをくれました。
「私が、やります。」と。
おっと、そうきたか!お姉さん夫婦に世話になっている彼女は、何とか仕事をしてお金を得ようとしています。
オルティンドーの通訳をとても熱心にしてくれるので、アルバイト料を支払いますと言ったのですが、それは、私にとってとても勉強になることだから、要りませんとはっきり答えました。
彼女の言うとおりに、することにして、最後の通訳の日にまとめて、将来の勉強のために使ってくださいと渡してあげるつもりで、封筒を用意してあります。そのほかに、何か稼ぐチャンスを見つけてあげることにしましょう。
シンジリーン バヤルという新年の祭りが12月31日にあります。
この日は、収入のすべてを投じてドレスを新調しパーティーに命を鰍ッる若い人がいるそうです。
このような、祭りの日は、仕事場に美容師を呼んで全員がおしゃれをしたり、仕事中に厚保化粧に余念の無い人がいたりするようです。
彼女は、学生ですからまだそのようなことは無いのでしょうが、将来、そのような職場に入ったとしたらどうするのかなぁ。
お義兄さんの運転の支払いは、先週の半分でした。
SAVE THE CHILDRENの仕事がない分、かなり違ってきます。
それは、仕方が無いのです。
さて、次は、トゥールさんは何を考えてくるかしら。
ほんとに、知恵を良く働かせる人で、それが、純な感じがして、好感が持てます。
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