風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ゲルゲー後日談ー解決編ー

2006年12月10日 | UBから
湯たんぽのモンゴル語について、「ゲルゲーにゲルゲー」とお気に入りの言い回しは、3日にして終息を迎えました。

正しくは、「ゲリルカ」だそうです。
ロシア語がそのまま、モンゴルで使われているそうです。
UBでは、湯たんぽは今はあまり使われていないようです。

英語表記にしてみると”GRILIKA"(キリル文字ですと二つのIは別の文字になります)頑張ってカタカナにするとゲリルカになります。

日本人の苦手とする”L” と”R”そして、言葉のはじめが、子音が二つ並んでいます。
聞き取りも、発音もとても難しい。

湯たんぽがゲルゲーというのは、とても面白い符合で、夫はおもしろがっていたのでしたが。。。

正解を早いうちに教えてもらえて、一安心。
皆様、お騒がせいたしました。
特に、モンゴル語を少しでも知る方にとっては、問題でしたね。

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寒さ対策

2006年12月10日 | チンゲル亭裏日記

夫は、4回目の、私は3回目の冬を過ごしています。
湯たんぽが壊れて、冬の寒さ対策にスイッチが入りました。
時は、雪が昼過ぎに突然降り出して、世界が白くなった日。

何度か雪が降っても、すぐに解けて、暖かいふゆだねぇと言い続けていましたが、とうとう、7日の雪は陽射しに溶けないで残りました。

その日、湯たんぽ2号が我が家に来ました。
そして翌日、ヤクのズボン下、キャメルの靴下を手に入れました。
あ、忘れていた。夫のキャメルを探しに行った日、私一人だったので、十分な質問が出来ず、カシミアのズボン下を夫のために買ったのでした。
朝は、車ですが、帰宅時は運動のためと歩きですから、かなり冷えるようです。
3回の冬は、日本から持ってきた厚手の下着を着ていたのですが、乾燥のため静電気がおきてかなり不快感があったようでした。
それで、自然素材をと言うので、キャメルを探し始めたのです。

カシミアを穿いた日、暖かくて、心地よくて味を占めたようでした。
それで、夫のを探すついでにそんなに暖かいのならと、私も、つい買ってしまいました。

今までの、2回の冬は、そんなもの無しですごしたのに。
寒い⇒寒いが我慢できる⇒寒く無い⇒暖かとまでは言わないけれど⇒暖かい
その段階の、今は暖かいと感じています。
頬は、針を刺すようなのに。
夫は、きっと、寒いが我慢できると言う状態で冬をすごしたはずです。
それが、今は暖かいと感じているようです。

我慢が出来なくなったわけではないのです。
以前も我慢していたわけでもありません。
初めて、マイナスを体験し、新しい環境になれるため、緊張感の中にあったのでしょう。

今は、体を楽にして、寒いを寒いと感じて居るのだと思います。
帰国を4ヵ月後に控えたからか、3回あるいは4回を迎えた冬に慣れて、先の様子が分かってきたから、無駄に頑張る必要が無いと体が覚えたからか。

人間の感覚って面白い。
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