風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ビーズ手撃オて思った。。。

2006年12月22日 | チンゲル亭裏日記

昔したことのあるビーズ手撃ヘ、ワイアでした。一個一個所定の場所にきちんと収めながら作り上げていきます。
ビーズが緩んでいたからと言って、押せども引けどもワイアというものは、どうにもなりません。
元の場所までワイアをほどいてやり直します。
そのうち、細いワイアがねじれて切れてしまったりするのです。

テグスを使うとするするとビーズがよく滑りますし弾力があるので、ある程度順番どおりにビーズを通して自由に遊ばせて置いて、引き締めの作業にかかります。
形を整えながら、要所要所を締めていくのです。
引き締める前の自由なビーズは、うっかりするとせっかく通したのに、すべて滑り落ちて一から拾いなおさねばならない羽目になることもありますが。

今回、大きさのそろわないビーズで似たようなものができたのも、ワイアでなくてテグスの弾力に助けられたおかげです。

作りながら、子育ての極意と同じようだなぁ、私もこのように自由に遊ばせながら、肝心のところできゅっと引き締める知恵があったらよかったなぁと思います。

子供は無限の力を持って生まれてくると言います。
ワイアで、「ねばならぬ!」と引き締められたら、さぞ窮屈なことだったでしょう。

テグスを見習って、身を透明にして主張せず、弾力をもって処することが出来るようになりましょう。。。。。道はとおいけど(^_^;)

そしてもう一つ、冬の夜長をすごすためのグッヅをいろいろと持ってきていましたが、それらを使い始めたのが、やっと三冬目の今年。
今まで、長い長い夜をどうしてすごしていたのか、思い出せないというより何もしていなかった(^_^;)

一つ一つ作って完成する喜び、そしてプレゼントする喜び。
同じ空の下で、介護の終了したばかりの友人が一足先に始めていました。
4年もたつのにまだ始められないで居るのに、彼女は早い!と思ったことでした。
それが、どこか深いところで、私のスイッチを入れてくれたように思います。気が付いたら、ビーズをしていたのですから。
自然に始めたので、気持ちに無理が無くて喜びも大きかったのかも知れません。

作る喜び、完成する喜び、うれしい顔を見る喜び、単純にうれしいをうれしいと思える喜び、喜んでいる私を見て喜んでいる人が居る。

浮上するための浮力をいつの間にか手に入れて、水面に顔を出して初めて沈んでいた部分を発見したという感覚です。
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