風のこたろう

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'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

岩塩

2006年07月19日 | モンゴル風景

「これが、正しい?岩塩だ!」

と、地質を専門とする夫は言いました。
左の写真 きれいな結晶だそうです。
真ん中  大きいのを苦労して、10センチくらいの小さい塊にしました。
右    面が、磨いたようにつるつるです(そのように見えませんが、つるつるなんです!)
「どうだ! うつくしいだろう 白がいいんだよ」
「・・・・・・・・・・」
「お土産は、珍しくて、きれいだからピンクの岩塩」と、私は言いました。

ナラントール ザハに行ったんです。
赤い岩塩は、10グラムほどが500トグルク、白い岩塩は、1キログラム 700トグルク、(前は400だったような木がするけど。。。)
ピンクの岩塩はありません。
本とはあるんじゃないかなぁ。去年、ザハに顔のきく人がいっしょに行ったときはすぐに後ろから出してくれたもの。

そのザハまで、タクシー1,200トグルク ザハの中のタクシーを拾って値段を聞くと、家まで2,500トグルクと言いました。
このザハからタクシーを拾うとぼったくられると聞いていたので、あらかじめ値段を聞いてよかった。
ザハの外の道まで出てタクシーを拾いました。
きたときと同じ料金を払えばよいはずですが、2,500と聞いたばかりだったので、御祝儀のつもりで、1,500トグルク払いました。

往復、2,700トグルクを払い、スリに気を減らし、タクシーにいやな思いをさせられて、わざわざ買いに行くのって、どうなのかなぁ。。。。。
今日は、大きなビニールを買う予定があったので、仕方ないけど。
掘り出し物もありそうだけど。。。
ナラントール ザハは、浮「よ。
あまり行きたくない。





近くのメルクーリ ザハの岩塩を売っている店には、日本からレメ[ターがやってきて撮影をしているのに出くわしました。
日本びいきのおばあちゃんのいる店です。
今日は、美容院に行っておしゃれをしていたみたい。何しろ、テレビに写るんだものね。事前連絡があってちゃんとおめかしできたのね、きっと。よかったね(^^♪
この店は、ほかの店よりちょっと値段が安めに設定されています。
おばあちゃんが、いないとき、お孫さんの坊ちゃんが店番をしているのに出くわしたことがあるけれど、珍しく愛想が良い。
そして、モンゴルの量り売りはちみつを買ったら、岩塩の小袋をおまけしてくれた。
だからと言うのではないが、ここで、ピンクの岩塩を買いたかった。



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映画撮影

2006年07月18日 | チンゲル亭裏日記

反町隆主演の、映画の撮影がたけなわです。
あちこちで、いろんなうわさが飛んでいます。

私も時々使わせてもらっているレストランでも、俳優さんやスタッフが、食事に来ているそうす。
もう少しミーハーだったら、握手をしてもらって、写真をいっしょに撮ってもらうなんてことをしたかもしれません。

来るはずの時間に、偶然を装って、出かけてみるなんてことするかなぁ。
したくても、できないかなぁ。

この年になると、恥ずかしさも手伝って、レストランを使う回数を減らしたり、時間をずらしたり、何を気にしてるのと言うことなんぞ意識してやってみたり。。。

私って、かわいい。と思う。自意識過剰だよ。
いっそのこと、ミーハーしちゃったらいいのに。ハハハハハ。。。・・・

と思っていたら、Hさんと付き人さんにケーキをぱくついているときにいらっしゃいました!
知り合いと、後ろ向きで話をしていたので、急に恥ずかしくなって、前を向いて食べましたとさ。
知り合いのレストランでなかったら、さっとカメラを取り出したかなぁ。。。

でも、テレビや映画に出る人って、どんなときにも心をときめかせてくれるんですね。
もしその人が大ファンだったら、やっぱり興奮するするだろうと容易に想像できました。

15日は、チンギスハーンの戴冠式のシーンを撮るということで、民族衣装を着た人が2万人集められました。

草原の影の無いところで、長時間の拘束で大変だったようです。
人集めから始まって、当日の人の手配など、大大人数のこととて、大変なことだったでしょう。
最後の片づけまで手伝った方にお話を聞きましたが、お顔、ぼろぼろでした。
男性でしたから、日焼け止めクリームを失念したとか。
考えるだけで恐ろしい。熱中症で、唐黷ネくて良かったですねぇ。
子供連れで参加もOKと聞きました。その方たちはどうしたのでしょう。
具合が悪くなっていませんか。
お約束のものは、ちゃんと受け取りましたか。

大変な思いをして、協力なさったモンゴル人と日本人の皆さんの苦労が報いられるような映像を撮ってくれたのでしょうねぇ。
かどかわ映画さ~ん!!!
ここまで来たら、いい映画を作ってくださいね、お願いしますよ。
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夫の写真

2006年07月17日 | UBから
花の写真を心から楽しんでくださっているようで、ほんとにうれしいです。
昨日の写真は、すべて夫が撮った物です。
乗馬は、夫があまり好きではないので、私だけが参加することが多くて、ともに出かけた時の写真でないと、このブログにはご披露するのは気が引けるのです。夫婦だからいいかなぁ。

15日の乗馬クラブは、久しぶりにいっしょでした。
花がたくさん咲いていて、好きなだけ写真を撮っていても、ご迷惑をかける方がいないこともあって、十分に撮影も楽しませていただきました。

こちらでは、まだ電話回線のため、写真が重いとなかなかページが開かないのです。
写真をなるべく少なくしたいという思いが働いて、15日の私の写真は、1枚にゴチャッとまとめてしまいました。(^_^;)
懸命に咲いている花が、窮屈!と悲鳴を上げているようなので、夫の写真は、かなり縮小をしましたが、一枚ずつアップさせていただきました。

やはり、この方が良かったですね。早速、夫の写真に反応がありました。
私も、センスはさておき、せめて手振れしないピントの合った写真を撮るよう頑張りま~す。

夫も、妻のブログに目を通すつもりはまったく無いようですが、写真については協力してくれるつもりがあるようです。
「写真、ほめられたよ」と報告すると、ニッと笑いました。(^^♪


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連休最終日になって

2006年07月17日 | チンゲル亭裏日記


夫は久しぶりの乗馬に、疲れ果てました。
きれいな景色と、おいしい空気、咲き乱れる花、馬に乗って適当に体を揺さぶられて、筋肉がほぐされて、とても心地の良い一日を過ごし、大満足でした。

私も、乗馬を始めた最初のころは疲れて翌日は起きられないほどでしたが、週を重ねるたびに、体力もついてきたようで、ちゃんと朝起きられるようになっていました。

昨日は、存分に楽しんだおかげで、ちょっと、走らせすぎたようです。
夫は、疲れすぎて、起きる気がしないようでした。
少しお尻も痛いようです。

出かける予定は、暗黙のうちにキャンセルになりました。

ちょうど日本からのメールが届き、いろいろと心積もりをするため、母に電話をしたり、問い合わせをしたりすることになりました。

無事、母への電話も終わりかけた時、ふと、夫が、健康診断を受けられる病院のことを質問しました。
企業に勤める者は、定期健康診断は当たり前でも、夫の母にしてみれば、「定期健康診断」と言う言葉を使ったとしても、何か悪いところがあるから受信するのだとと勘ぐりがちです。

まして、今回、お盆に当てての帰国は、母の健康を案じてこの時期に決めたことですから、私たちが病院を利用すると言うことは、禁句のはずです。

夫は、母のために何か相談事をしてあげたら励みになるだろうとの配慮からだろうと思うですが、一番言ってはいけないことを口にしてしまったのです。

私には、信じられないと言う思いが顔にはっきり出てしまいました。

はぁーーー。何ごともなく、夫の休日が終わろうとしていた時なのに。
ざんねんだぁ。

出かけたいところがあったのですが、この状態で出かけてしまったら、気まずいことになりそうなので、家に居ることにしました。
何にしろ、母のことをきっかけに何かが起こることだけは避けたいからです。

「だから3月に・・・」と言う言葉を飲み込んで、物理的衝突を避けることに
は事欠かない部屋の広さをありがたく感じつつ時をやり過ごしています。
もうすぐ、今日の一日が終わります。
翌日まで引っ張らないのが、私たちの良いところです。(^^♪

お母さん、心配しないで、ほんとに定期健康診断だから、それから、喧嘩にはなりませんから。
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トレッキング

2006年07月16日 | チンゲル亭裏日記

土曜日は、乗馬クラブです。私以外の参加者は誰も居ないとの連絡に夫が参加したいと言ってくれました。
車が迎えに来たら、面識のあるモンゴル人女性が乗っていました。
これで、トレッキングの時、F氏(ボス兼運転手)が先導して、彼女がしんがりを勤めてくれたら、ほとんど乗馬に参加していない夫と私とでも、安心です。

私の乗る馬は、まずおとなしい馬を選んでくれるはずですから、まぁまぁ、素直に私を乗せてくれます。
夫は数少ない乗馬回数ですが、歩く時は前の馬に遅れないようさっさと歩きます。
私は、どんな馬に乗っても歩きが遅くなるのです。
そして、早くの合図を送ると、超鈍足の走りになります。
追いつくが早いか、歩き始めるのですが、また、どんどん引き離されます。
どうしてかなぁ?

実は、わかっているのです。私は、どんな時も主人たり得ない、主導権を握れないからです。馬は良く知っています。
そして、誰よりも体力がないから、帰りはへとへとになります。
馬は、速く家に帰りたいから、帰りは足が速くなるのですが、私の乗る馬はいつもそうではありません。
乗り手の体力をわかってくれているのでしょうね、きっと。

今日は、せっかく参加してくれた夫に気分よく乗ってもらいたいので、あまり早く走らせないで、かといって、ゆっくり過ぎないでと、できもしないコントロールをしようとしました。

しかし、帰りになるといつにも増して、歩きが遅くなりました。
モンゴル人の彼女の乗る馬は走りたくてたまらないものですから、走らせないようにコントロールしながら、しんがりを勤めるのは、骨だったに違いありません。

乗馬クラブなのだから、それも訓練と言いますが、やはり、走りたい馬をなだめるよりは、走らせたかったことでしょう。

今度は夫の馬のほうが、私を気にして足踏みをしています。
彼女も、嫌がりもせず待っていてくれます。
たまに、私たちより前に出たりすると、その時に限って、F 氏が振り返って、後ろに行かなきゃだめじゃないかと叱ります。
ごめんね、あなたが悪いわけではないのに、後ろを追うのがだめなら、先導しようとした時なのに。。。

毎回、なんだかだと言いながら、馬に乗っているだけで満足な私です。
週に一度の、私にとって、心身ともにりフレッシュする大事な一日が無事終わりました。
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再度花の写真

2006年07月16日 | 


エーデルワイス












ひろ~~~~いところに、あるがままに咲いている花たちです。
今まで通ってきた中で、一番たくさんの種類の花がありました。

花の様子をお伝えしたくて、みんなアップで撮っていますから、それぞれが自己主張しているような集合写真になっていますが、実際はそうではありません。

一生懸命に咲いているのですが、しっかりと見てあげないと見過ごしそうに、咲いています。

草原の広さも、花の可憐さも香りも、風のさわやかさも、伝えることができなくて、ざんねんです。
もし、機会がありましたら、ぜひおいでください。
今のところ、まだ、UBから1時間ちょっとの距離に、いっぱい自然が残っています。

こんな花が、黙って咲いていて、今年は思いのほかたくさんの雨が降って、花たちが喜んでいることでしょう。

手にとって見放題、写真の撮り放題、動物たちに食べられ放題、靴や馬に踏まれ放題の、花たちは、生まれるところが違ったら、柵で囲まれて、大事に大事に守られるのになぁ。
モンゴルの草原に生まれたおかげで、次に咲く場所は、風しだい、水しだいの風来坊。
来年は、雨が降るだろうか、飛んでいった種は、根付くのだろうか、ゆりの花の根っこは、モンゴル人にもおいしいと食べられるそうだから、根こそぎ持っていかれると、来年は咲けないよねぇ。

来年も、今年と同じように咲いてくださいね。
そして、また、来る人を心から楽しませてあげてくださいね。
今が盛りと言うことは、次の季節の到来を告げられていると言うことですね。
冬の凍土にもまけずに咲き誇った花たちの、終わりを告げるような、涼風は、咲き誇る花にも、草原の草たちにも、木々の枝にも、同じように吹いていました。

それでも、まだ、これから咲きそうな硬い蕾もあって、どんな花をつけるのか楽しみです。
後1週後には、どんな楽しませ方をしてくれるのだろう。


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テレルジ乗馬

2006年07月15日 | モンゴル風景
           黄色の花をつけた馬の大好物

少し涼しく感じる風を受けながら、テレルジへ向かいました。
ガチョルトの方向から、後ろの山道を通って美しい景色を眺め、花を摘みながら、のんびりといつもの牧民さんのゲルへと走ります。

今は、掻きいれ時ですから、ご主人は馬を連れて、ツーリスト向けの馬のたまり場へ出かけています。
ゲルには、奥さんと子供だけ。

3時間のトレッキングのあと、疲れも見せず夫はゲルの子供たちとボール遊び。こんな風に大人に遊んでもらうことってあまりないのだと思います。
シャイな、ソブダーちゃんが、珍しく満面の笑みを見せてくれました。


     今までで、一番たくさんの種類の花が咲いていました



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散歩 2

2006年07月14日 | チンゲル亭裏日記

今日も、夫と私は市内散歩。
昨日より車も人も増えていましたが、まだ、日頃の多さではなく、歩きやすいのがうれしかった。

気をつけるのは、道路の凹みや穴ぼこだけ。
車や人に気をつけなくても良いのです。
おしゃべりをしながら、のんびり歩けることが、散歩を楽しいものにしてくれました。

気になっている娘とおばへのお土産は、また、昨日行ったお店へと自然に足が向かせました。
今日は、オーナーらしい恰幅の良いご主人が店にいました。
シメタ! 値引き交渉ができる。
ゲーム感覚で楽しめる範囲の値引き交渉と言うことは、それなりに安い品物しか、私たちは相手にしていませんから。。。

話をしているうちに、別の店に主人が自分の車で案内してくれるというので、珍しく夫が乗りました。
そちらには、水差しの良いのはありませんでしたが、生きていたら父が喜びそうな獅子の細工物がありました。

「もんごる?」とたずねると、「モンゴル」と答える。
このようなのは、中国製であることが多いので、中国製ではないよねと確認するつもりで再度尋ねる。
語彙がないので、「中国は嫌い」と言う言い方になるのですが、彼は思いっきり「俺も中国が嫌い」と言う答えが返ってきました。
そうです。モンゴル人は中国人が歴史的に今でも嫌いなのです。

中国人がそばにいたら、怒られそうな聞き方でした。(^_^;)

ご主人は、また送ってくれそうな気配だったのですが、白人のお客さんがぞろぞろと入ってきたので、それを潮に私たちは店を出ました。

モンゴル製の石を抱いた対になった獅子は、後ろ髪を惹かれました。
何でも買いたい私の意見に異議を唱える夫ですが、「父が好きそう。。。」と言う言葉に痛く刺激されたようでした。
また、行ってあったら値引き交渉をしましょう。

ものが目の前にあるとほしくてしょうがない物も、店を出たとたんに、魅力がすっかりなくなってしまったと言うことも多々ありますから、ほんとに気に入ったものを、日本に連れ帰ることにしましょう。
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散歩

2006年07月14日 | チンゲル亭裏日記

今日の、散歩先はアンティーク ショップです。お土産を探しに、出ました。ナーダムでお休みの店が多いのですが、こんな日にあけている店は外国人向けで、少々値は高めかもしれません。
それなりに良い品がおいてあるはずです。

水差しや、桶のアンティークをお花を習う娘の花器のために探しに行きました。
スーテイ茶を注ぐための、容器は、銅や錫で作られています。
今のところこれが第一候補です。
その、古くなり加減の良い色で、同じような形でも微妙に違う形をあれこれ見て回りました。
最初の店は、まぁまぁ。
次に入った店は、補修をされてない完璧なもので、値段もあまり変わらない良い品物がおいてありました。
ほかの店との、値段の比較もするために、今日は、まだ買わないで置こうと決めての散策です。

本当のアンティークを探している人にとっては、大変に有難迷惑なことなのでしょうが、拭いたり、ぬぐったり、磨いたりしている店を見かけました。
おそらく、銀製品を磨くための何か薬品を使っているのでしょう、ぴかぴかになったアンティークのアクセサリーを、これもよく磨かれたガラスケースに収めなおしていました。
ついでに、その店のおかみさんは、自分のマニキュアを落としながら接客してくれました。(笑)

手ごろなものを見つけて、値切ったり、冷やかしたり、こういう買い物の仕方に、最近になってやっと慣れてきました。

今にも買いそうになるのを抑えて、次の店へ。
大体値段が、わかってきました。
今日の探索の予定は、珊瑚でも馬の彫り物でもありません。
でも、目が、つい探してしまいます。
とても気に入った馬を見つけましたが、高い。
夢に見そうです。

ぶらぶら歩きの途中で若い人二人に出会いました。
はじける若さに元気をもらって、シニアの私たちは、少し足取りが軽くなりました。
こんなとき、気軽にダメもとで「夕飯どう?」と口に出せるようになりたいなぁ。

さて、それからは、アンティークを、アンティークとしてではなく、もう一度、別の目で探しました。
うん、こういう視点もいいなぁ。
意外と夫と趣味が似ていることを知りました。

「あの馬いいでしょう?」
「今日は、馬探しじゃないでしょう。」
予定外のものには、頑として目の動かない夫でした。
今度一人で見にくるもーん。
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連休

2006年07月12日 | チンゲル亭裏日記

ナーダムは、1年を通じてはじめての連休です。
今年は800周年ということもあって、特別に8日(土)と14日(金)を振り替えて、11日から16日までが連休になりました。

学校関係が仕事先といっても、学生の指導をしているわけではないので、夫にとっては、夏休みはありません。
せっかくの連休ですから、夫の言うままにこの1週間をすごすことに決めたのです。

夫はせいぜい翌日の予定がかろうじて決まっているだけ。
私の言う、先の予定とは、一ヶ月先までは、大まかに決まっていて、翌週の行動はすべて手当てが済んでいるというのが望みです。

この落差は、大変に大きい。大きすぎて、喧嘩にもならない。
ということは、私の我慢が限界ということ。

爆発しないためには、先のことは考えない「指示待ち症候群状態」に徹することです。

それで、昨日は朝起きてから、「自然史博物館へ行く」でした。
ナーダムの初日、町の通りはひっそり、日頃、あれほど渋滞の続いている道路には車の陰もない。
UB人は、式典の行われるスタジアムか、競馬の行われる草原か、賢い?人はおうちでテレビで実況観戦なのですから。

誰もいないと思った博物館には、5~6組のモンゴル人の家族連れが見学に来ていました。
さすがに、外国人は私たちだけ。
そうでしょう、外国人はナーダムか地方に行っているはずですもの。

昨夜は先週から決まっていた馬頭琴コンサート。夫は留守番。
これで、私は、元気なウィドウです。

今朝は、ナーダム会場のスタジアムまで歩いて行くと言いました。
だったら、「昨日行けばよかったでしょう」の言葉を飲み込みました。

スタジアムの外では、馬が出ていました。
UBの都会人は、モンゴル人といえども馬に乗ったことがない人が多いのです。
こわごわ馬に乗るモンゴル人というのも、面白いものでした。

ナーダムにはホーショールがつき物で、揚げながら売っています。
乾燥するモンゴルでは、飲物屋さんはいたるところに。
面白いのは、ウエットティッシュだけの出店。
あとは、民剣i。モンゴル鞍のミニチュア、仏教関係骨董品、銀製品のアクセサリーの店です。

肝心の、汲ニシャガーの競技会は終了していました。
スタジアムでは、相撲が真っ盛り。ダフ屋がチケットを売っています。
ダフ屋には手を出さない夫です。
「さぁ、帰ってテレビで(日本の)相撲を見よう」
「・・・」


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