風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

松風トピックス

2019年12月18日 | 詩吟
今年一年の松風のトピックスは、Sさんが、今日のお稽古で、一人で吟じたということ!

数年間、来て、座って、帰る。

それでも、お稽古には、可能な限り出席。

最近、席を私のそばに変わってから、合吟の時は、何とか声を出してきたなぁと、わかるようになる。

入会日を見ると、平成28年6月29日、会員番号は17万代。
入会してすぐ、ご家族の介護で、外出がままならない状態となり、気持ちもうしろむきだったのだけれど。。。
次年度の年会費を集める時が来ると、どう、言葉かけをしたらよいか、悩みの種だった。
なんとか、会員登録だけは続けていたのです。

ご家族の状況が変わって、毎回出席が叶うようになったのが、今年の春。

遅刻しがちではあっても、居らっしゃるようになる。

ふさぎがちな表情が、なんとか、上向きになってきたなぁと感じるようになったら、合吟では、声を出せるようになってきた。。

前回は、独吟発表は、私と一緒に。

そして、ついに、今日、目出度く独吟!

そう言えば、今日は、ロビーでみなさんと部屋の開くのを待っている時に、やってきたねぇ。
前回、私が、「次回は、ひとりでね。」とお願い?命令?して居たのを、しっかりと受け止めて、覚悟の上で出席くださったということなのねぇ。

            快挙!快挙!

よい声をしています。全員から、大拍手を受けて、満面の笑み。

3年目にして、足並みが揃いました。
こんな日が来るのだからねぇ。

何物にも代えがたい笑顔を得ました。ありがとう。

こんなことが、一番の望みなのよねぇ。


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夢松風本年最後

2019年12月18日 | 詩吟
三度目の「董大に別る」を無事に、終了しました。

今大事な時期にかかっている二人の欠席が、同じ漢詩を終了しないで、次回へと持ち越したのです。


そのおかげで、全員が、水準以上の力を見せて、独吟を聞かせてくれました。

それぞれが、それぞれの、テーマを克服したことが、大きな理由です。

先輩は先輩なりに、後輩は後輩なりにね。

おかげで、ランチ忘年会は、和気あいあいと盛り上がりました。

総勢8人、獅「具合に男女4人ずつ。

いいかたちで、一年を終えることができました。

            ☆おかげ様 感謝 ☆


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ラメ[ル

2019年12月16日 | 詩吟
横浜ラメ[ル11月の発表会の後、初めての練習参加。

アクシデントをものともせず、観客には気付かれること無く、舞台を終えたことは、素晴らしいことでした。


そのことから、すぐさま学び、次へとつなげて、それを参考に、先のことを考える姿勢になっていることに、三年目にして、素晴らしいことと、拍手喝さい。

そして、ラメ[ルだけではなく、将来的には、外に出ての活動も視野に入れて考えるなど、思いもかけない言葉が次々に出てきました。

舞台についての手助けは、もう終わったかなと思えたので、次は、何ができるかなと考え始めた矢先に、吟詠についても、流派にかかわらない部分で、意見を言う機会を頂きました。

素晴らしい声の持ち主を、その声をそのまま素直に発声して、音階を掴むための練習をしました。

吟詠となると、いつの間にか、構えているので、そのままの声で、真っすぐに声を出すこと。
吟詠は、まず、漢詩のそのままをアクセント正しく読むこと。
吟法を正しくつかみ、正しい音階で、詠うこと。

そんなことを、今日の課題の「川中島」で、行いました。

決してしゃしゃり出たわけではなく、指方先生が、私に、どうですか?と振ってくださったのを幸いに、もったいなくてしょうがないと思えることから、言葉を連ねました。

音感も良い方なので、真っすぐ素直に出すことを覚えたら、大した吟者になることでしょう。
みんなで、楽しみにしています。

帰りは、みなさんと、駅近のお店で、お茶して、帰りました。



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音の破片

2019年12月14日 | 詩吟
推理小説や探偵小説の読みすぎかもしれませんが、小さなかけらから、推理を始めて、行きたいところへ行き、結論を出す。

その作業は、とても楽しい。

たったそれだけの物から、たったそれだけの言葉から、たったそれだけの表情の変化から。

不完全な音源から、得られる情報は、少ないかもしれないが、耳を澄ませば、必要な情報は、必ず得られる。

CDを聞いて、山田先生は、整体の知識から、その人がどんな体の使い方をして居るかわかると、以前お聞きしました。

少ない、情報でも、「私が」知りたいことは、100%そこにあるかもしれない。

身を乗り出して、耳を澄ませば、必ず、飛び込んでくる。

完全なものが、手元になくても、取り組み姿勢を変えれば、必ず、得ることができる。
                        谷中の夕焼けこれから飲み会だ!
推理と洞察力があれば、ね。

今は便利になったから、不完全は、許されないと思っているかもしれない。
それは、リサーチ力によるもので、安易に手に入ったと勘違いしているにすぎないように思う。
「完全、完璧」に惑わされないようにしよう。
今は、道半ば。進めば進むほど、「完全」が遠のく。

生身の人間が「標準値」に惑わされて、右往左往しているように思う。
生身の人間の標準値は、100人100個だから。

幸い、私には、時間があるので、一目瞭然の資料は、それなりに、不完全な音源は、あれか、これかと、悩み、試し、想像することで、自分のものとする。

それでも、足り無いときは、現地に行くことですねぇ。

「それは、誰かお願い」ではなくて、「よし、わたしが」とね。






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漢詩&詩吟研究会

2019年12月14日 | 詩吟
漢詩&詩吟研究会は、東京芦孝会でも老舗の教場です。
昨日の、忘年練成会では、立ち上げ当時の資料を頂いたり、当時のお話を聞きました。

そして、私は、長いお休みから復帰した時から、こちらの教場にもお邪魔をして、やがては、飲み会の時は、女子会なるものができて、やがては、女子の合吟の練習へと、進化したことなど思いだしました。

そして思いだしついでに、一人一吟に加えて、その日参加の四人の女子の合吟をその場で提案して、すぐさま「九段の桜」を七本で、吟じました。

こう言う乗りの良さと、ビジターのわがままを聞いてくれる優しさは、秀逸です。

新人の頃の、戸惑いと、初々しさはなくなって、力のある吟詠でした。

会のその名の通り、例年、忘年会では、研究発表がなされます。
Mさんが、「良寛」二年をかけて、研究されて、今日は二回目の発表だったとか。

私も資料だけは、集まりつつあるのですが、なかなか、読みふけるところまで行かなくて、日々研鑽なさっている方には、尊敬のまなざししかありません。

私は、テキストの中から、これと言う詩が決められなくて(こんなことは、初めて)、江馬細香の漢詩をピックアップしました。

ずいぶん前に、本だけは、手にしたのですが、なかなか、読みだせずにいたら、新聞小説に林真理子がその漢詩を主人公に解説させる場面があって、より気持ちが前進しました。

こう言うインパクトのあることがあると、先延ばしにして居た命題を何とかせねばと言う気にさせられるものです。

そう言えば、良寛も、須藤先生に資料を頂いているのに。「明日その気になる」つもりらしいです。



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SF ウンディ?

2019年12月11日 | 徒然に日々のことを
草上 仁作 「ウンディ」

ウンディとは、異性生物が楽器として使われている世界を舞台にした極上の音楽SF.

生物が楽器?と疑問を持ちながら、読み進むと、こたろうをイメージしてきました。
こたろうは、ひざのうえで、「うんなぁー」と鳴いて、喉をゴロゴロ鳴らすくらいだけれど、ウンディは、人間の手によって、極上の音楽を奏でる。

その結節とは、こたろうの背骨のようなものだろうか。

主人公シロウの持つウンディは、五段階の下から二番目の楽器なのだそうだ。

オーディションに出るとしたら、せめて下から三番目(イレブン)の楽器を使うのだが、シロウの使っているウンディは、下から二番目のセブン(結節の数)は入門用なのだ。

そんな導入部から、引きこまれて、最後まで一気に読んでしまったけれど、伝説のウンディ弾きが出てきて、ラストに至る流れは、圧巻。

体を楽器と言っている私に取っては、私は、ウンディだろうか、それとも奏者だろうかと思いながら、読み進んでいった。

この話、最後にとても上等なオチがある。




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数字

2019年12月10日 | 徒然に日々のことを
気になった数字を眺めていて、なんだかおかしい。

その気になって、徹底的に調べてみた。
こんなこと初めてだけれど、今、胸に巣くっているもやもやを払拭することができた。

なーんだ、ここか。

それにより、もやもやの原因がわかった。

一つは、自分でもわかっていた理由。
二つ目は、自分ではわかっていなかったことが見つかって、そうだったのかぁと、その現象を見直して、自分なりの立て直しが、出来た。

わかってみれば、幽霊みたり、枯れ尾花で御座いました。

それを敢えて、他に説明するのか、しないのか。
明らかにして、その結果、また更なるもやもやを産みそうだから、敢えて触らないというのも手だねぇ。


この処、枯れ尾花だったばかばかしい原因で、具合が悪くなるほどのもやもやを溜めていた私は、なんてばかばかしいと、思ってしまったらどうだろう。
調子を崩して後ろ向きになるそのたびに、調整してくださった山田先生には、大きな手助けをしてくださって、おかげ様としか言いようがない。
この調整なしには、今日が迎えられなかったし、たったそれだけのことで、と、言ってしまうのは、申し訳ない。

井本整体の真理を学んでいくにつれて、ほんのの小さな滞りが、大きな不調を呼び込み、病気になっていくのを、知りました。

そして、ものすごく悪い状態を、その根源を突き止めて、そこを、温めてほぐすだけで、すっかり元の「整体」を取り戻すことができるのを、学び、感じてきました。

ですから、こんな小さなことで、具合が悪くなったの?とは、決しておっしゃらない。


ここを超えられたことは、私も頑張ったけれど、その後ろに山田先生が控えていたことを、実感しました。

数字とは、恐ろしい。一目瞭然なのに、、読み間違えたり、使い間違えたり、作り間違えたりするものなんだなぁ...
一目瞭然だから、却って、凝り固まってしまうのかもしれないねぇ。

それに、左右されて、心を狭く苦しくしていたことが、恥ずかしい。



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左肺 井本整体

2019年12月09日 | 体を整える
昨夜は、左側の背面から胸にかけて、動くたびに痛みが走り、十分に眠れなかった。
ちょうどうまい具合に、今日は、山田先生の整体の日。
喜び勇んで、出かけました。

体調が悪いときや、ストレスにさらされている時は、左胸がつぶれてしまうそうです。

[そんなに悪い状態なのかと驚きながら、温タオルを忘れていたと気づく。

半分眠りながら、ああか、こうかと体を捻ったり、のばしたり、まげたり。

軽症の時は、それで治るのだけれど、今日は、ちっとも効果がない。

10時の予約まで、ひたすら我慢。]
と、山田先生に報告のような愚痴のようなことが、次々と飛び出す。
体の状態はもとより、心の問題を話す、話す、話す。

今日は、特に、思いの丈を洗いざらいぶちまけました。

先生は、操法による体のメンテナンスのみならず、心の問題まで、連鎖的に改善してくれる。

このぶちまけ方は、「心と体は、繋がっていますから」と、うんうんと聞いてくださりながら、一番肝心な場所を探り当てて、必要なものを授けてくださる。


こうもり様体操、8番の体操、膝を伸ばす体操を、いつもより念入りに、ご指導いただいた。

ひざは、勢いよく立つと、膝がずれたままになる足のこと、その時の立ち上がり方など、今日初めて耳にすることを伝授して下さった。

おかげで、痛みの強い方の左ひざのほうが、楽になった。



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土屋鞄のランドセル

2019年12月08日 | 徒然に日々のことを
三児の母の娘は、早くから、子供が生まれたら、地元の土屋鞄でランドセルを調達すると決めていました。

今すでに、長男は五年生、長女は三年生、そして末っ子の次女は一年生と、それぞれ土屋鞄のランドセルで、通っています。



今でこそ、ネットで広く宣伝、通販をしていますが、娘が心にそう決めた時は、ネットには出ていなかった。
私が、何かの縁で、もしランドセルを選ぶならと名刺を頂いて、頭の端に残っていたのがきっかけの様です。

地元の製造になるものなら考えてもいいねぇと、不思議に地元愛のある娘でした。
入学前の夏休み選定・予約に行きました。(2014年8月30日)


娘が、ここと思い立った頃から、もう次のランドセル選びはないなぁと思える今になるまで、着実に成長してきた鞄屋さんです。

     今はもう五年生になった孫は、入学時すでに3年生くらいの体格でした。

まだ実感のない時に、仕方なく背負わされたランドセル。後ろの妹の方が、やる気満々で、女の子色のランドセルを背負わせてもらって、目が輝いていました。
でも、「私のを買うんじゃないんだ」とわかったとき、すねている二人のショットです。

下の写真は、いよいよ入学と、意識が高揚したころ。この表情の落差、そして、もの選びの男女差はもうすでにこのころから始まってました。

そのあと、長女のランドセル選びは、ルンルン。お兄ちゃんの頃よりカラフルになって、数も増えていたランドセルに母親も目が輝く。
そして、付き添いの次女は、いち早くこれと決めて、離さないパワーに圧唐ウれる。
2年後ねと、ようやく納得して大粒の涙を拭きました。

そしていよいよ、次女の番。更に更に色の数が増えて、迷いに迷いましたとさ。
地元のおかげで、三度とも付き添って、一緒に楽しみました。

もちろん会計は、じぃじです。



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ふなっ詩訪問

2019年12月07日 | 詩吟
駅から私の足で、20分弱。

変化の多い道筋なので、20分の道も苦も無く歩けます。

私は、足が遅いので、おそらく、男性なら、10分ほどで、歩けるのではないかと思います。

このアップダウンの道は、吟詠前の、準備体操となります。

会場の玄関を開ける時は、息が弾んでいます。

以前お邪魔した時に初参加だった方と、その日は、お休みだった方も今日は出席なさっていて、先生と私もいれて、5人のお稽古です。

この5人、見事に西日本勢です。

いつもの丁寧な発声練習に始まり、A1のテキストをおさらい中です。

どなたも、経験者で、基礎ができているので、いきなり合吟で始まります。
そして、独吟発表。

みなさん、確実な吟詠をなさっています。

長年、海岸で自主練習をしていて、一念発起の末、インターネットで、芦孝会を知り、入会なさった方、さすがに良く声が出ています。

若いころに経験しており、さいきんでは、自由に思いきり声を出してきただけあって、力強くて、良い教室と先生にたどり着いたものだと、思いました。

一度お目にかかった方は、声は、どちらかというと細いのですが、芯のある基本のできた吟詠をなさいます。

もう一人は、若い女性で、研究熱心で、自分の体の使い方をよくご存じです。
質問も良くなさって、しかも、その反応の素早さは、感心します。

自分なりに工夫した挙句の質問だから、ちょっと一押しで、すぐに反応できるのでしょう。

すっきり爽やかでした。

先生のさらりとした指導法には、参ったと思いました。


教え過ぎないで、自分で考えさせる。

一歩先を行かない。

見習わなくてはいけません。

たいへん、勉強させていただきました。ありがとうございました。




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