採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マダケのタケノコ

2016-06-14 | +きのこ以外

今年の春は、タケノコを食べそびれました。
孟宗竹のタケノコは、掘れば収穫できるのですが、ダンナサマが出張がちで、せっかくなら二人いるときに、と思っているうちにタイミングを逸しました。

借りている畑エリアの裏にある竹林はマダケの林なのだそうです。
どんどん畑を侵食してきて、3月頃、菜園の会の有志で、伐採&掘削を行ったとか。
(私は欠席してしまいました。スミマセン)

先日、畑作業のついでにちょっと見てみると、せっかく伐採したエリアにタケノコがぴょこぴょこと。
ここは竹に生えて欲しくない場所だから、摘んでもいいんじゃないかな?
軽く蹴飛ばすと、ぽっきり折れます。

孟宗竹は地中のものを掘りますが、ハチクやマダケは地上に出ているのでもいいとか。
でもどういうのが食べ頃かよく分からず、適当に3本ほど折って持ち帰ってみました。
 

マダケ


30cmくらいのもの、40cmくらいのもの、そして一番下が70cmくらいのもの(二つに折ってあります)。

マダケ



皮を剥いてみると・・・。
あらら、みんな竹になっちゃってるかも?

一応茹でてみましたが、やはり一番下のもの(70cmくらいに育った下半分)は固すぎのようでした。
でも、上の方ならば、かなり青くても食べられるみたいです。
(パンダになった気分) 


どうやら地表部が30cm程度の、太短いものがよさそうです。

アク抜きは、半割にして、固そうな皮を剥き、水から茹でてみました。
マダケは苦竹ともいうようで、ほろ苦い味がします。
なので水はたっぷりの方がよさそうです。

米ぬかを使うという方法もあるようですが、糠を使うと鍋の掃除が大変ですよね。
糠を使うとミルキーな風味になると思いますが、さっぱり系でよければ、水でもよさそうです。

この3本のあと、また出直してほどよいサイズのものを6本ほど収穫。
お料理はこんな風にしてみました。

・あさりと一緒に煮物
・そのだしを使って、若昆布と一緒に煮物
・タイ風イエローカレー
・姫皮つきの穂先の梅肉和え


マダケは、孟宗竹のタケノコと比べ、肉薄。
タケノコって中味は空洞なので、沢山採っても意外と食べるところは少ないので、沢山あるように見えても、割とさっさと消費出来てしまいます。
味は、孟宗竹にあるような、甘いようなミルキーなような味はあまりなく、うっすら苦くてコリコリした歯応え。
食感を生かしたお料理が合いそうです。

お友達のお母さんの作品のマダケの梅酢漬けが絶品で、いつか真似して作ってみたいのですが、赤梅酢がありませんでした(昨年ちょっと梅干しをつくったものの、ミョウガ漬けや紅ショウガで使い切ってしまった)。なので今回は代わりに梅肉和えを。


ハチクも摘んでみたいけど、どこかに生えていないかな。 
 

コメント (4)
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