数年前から、山形の”最上赤ニンニク”というものを植えています。
葉っぱは福地よりも濃い緑色。
冬の間は元気に育ちますが、どうも玉が太りません。
ニンニクは一定の低温を経験すると貯蔵葉(鱗茎になるもの)が形成されるのだそうです。
この低温要求日数は、品種によって異なるようなのですが、この山形の品種は低温要求の度合いが強い気がします。
昨シーズンは、植え付け後ずっとあたたかく、年内いっぱい冬らしからぬ気候でした。
そんな気象条件で、山形ニンニクがどうなったかというと・・・
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
|
いやはや、悲惨な出来映えでした。
年によっては/ものによっては、比較的綺麗な形のニンニクが出来るので、諦めて断絶してしまうのは惜しいです。
ある研究によると、タネニンニクを一定期間冷蔵してから植え付けることで、貯蔵葉(球)形成が誘導されるのだそうです。
(2~5°Cで4週間くらい冷蔵しておくといいみたい。)
来シーズンは、9月上旬から一ヶ月、冷蔵庫にしまっておいてみようかな。
=====
ニンニク収穫作業に伴って、どうしようもないクズニンニクが結構沢山出てきます。
(↑この一球タイプとか)
捨ててしまえば話は早いですが、なかなかそう簡単に思い切れなかったり、ね・・・。
フレッシュなうちならばかなり小粒でも皮むきも簡単。
でも乾いてしまっても、少し皮を破るようにして根っこを切って、もしくは縦二つにカットしてから油で炒めるようにすると、簡単に皮が向けます。