熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

ジョウビタキが帰ってきた

2008年11月11日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   今朝、起きて雨戸を開けると、しだれ梅の枝に見慣れない小鳥が止まっているのに気付いた。
   枝を渡る姿を良く見るとジョウビタキである。
   シベリアかどこか、北の国から、暖かい日本で越冬するために帰って来たのである。
   ジョウビタキは、必ず、同じ場所に帰ってくると言うから、毎年、私の庭を訪れて来ている同じ小鳥に違いない。

   ピラカンサの実を好むと言うが、植木職人が切ってしまって、ここ数年は、木が小さいので実を付けていないし、アメリカ・ハナミズキの実は、ヒヨドリが皆食べてしまった。
   ムラサキシキブの実は、少し、しなび始めているが、まだ、たわわに残っているのだが、食べるのであろうか。
   地中の昆虫を餌にしているので、地面に降り立って歩くこともあるが、大体、木の枝や地面から飛び出たものの上に止まることが多い。

   つぐみ類では、小さい方のようだが、これから、仲間のつぐみたちや色々な冬鳥が、訪れてくる。
   千葉の北部は、結構、森や林が残っていて、野鳥の住む緑地が多いのと、それに、印旛沼に近いので、野鳥が多い。

   もう少し、秋が深まると、川の土手の夏草が枯れて見通しが良くなるので、カワセミが、ダイビングするのが良く見える季節になるので、カメラを持って土手道を散歩するのが楽しみになる。
   先日、歩いてみたが、まだ、鴨や白鷺などは帰って来ていなかったが、もう少し経てば、川面も賑やかになるであろう。

   急に寒くなったと思ったら、蝶やトンボや蜂など昆虫の姿を見なくなってしまった。
   庭に居たカマキリやバッタなどの昆虫も見なくなった。
   もう、小さな動物たちも冬支度に入ったのであろうか。

   アメリカ・ベニカエデは、鮮やかな赤みを帯びた黄金色の葉を輝かせていたが殆ど散ってしまった。
   私の庭のもみじは、京都の永観堂のもみじの実生だが、まだ、完璧に紅葉していない。やはり、大切な時に水気が不足する所為か、葉の先端部分などが白く枯れて、京都のように綺麗には咲かないのが残念である。
   アメリカ・ハナミズキが、綺麗に紅葉しないのも、気候に合わないようである。このあたりでは、柿の葉も、桜の葉も、関西のように美しく色づかないのが、一寸、残念である。
   柏葉アジサイの葉は、年によって紅葉の仕方が違うのだが、今年は、少し色づき始めたので、綺麗な秋色を楽しませてくれるかも知れない。
   椿の花のつぼみが、少し膨らみ始めて、少し色づいて来た。
   一気に冷え込んで来た所為か、わが庭の姿も、急に変わり始めた。
コメント
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