ここ何年か、ずっと、パソコンを叩いて、e-Taxで、所得申告を行っているのだが、昨年、パソコンンのハードディスクがダメになって、新しいものに切り替えたので、完全に過去のソフトなどデータが消えてしまって、その後、回復が大変であった。
このデータ消失で、昨夜、e-Taxの申告書類を送信しようと思ったら、最後になって、公的個人認証機能が働かなくなって、途中でとん挫してしまった。
エラーメッセージが出たので、それに従って回復を試みたが、知識不足が災いして、二進も三進も行かなくなってしまったのである。
e-Taxでの申告書類は、国税庁のホームページから、画面表示の指示に従ってデータを打ち込んで行けば良いので、過去の記録を参照しながら、打ち込めば自然に出来上がって来る。
一線を退いてしまうと、多少、手間を要するのは、医療費の整理くらいで、後は、あっちこっちから送られて来ている調整用の資料に従えば良いので、毎年やっておれば、それ程、困ることはない。
尤も、歳を取って来ると、いつまで、パソコンをまともに叩いて行けるかが、問題ではある。
朝、9時過ぎに、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクに電話をして、どうすれば良いか聞いてみた。
繁忙期なので、20分ほど待たされたが、ノーマルだし、電話音声は、2ダイヤルだけで、直に担当者が応対してくれた。
大体、自分のパソコンについても良く分かっていないので、一から機能やソフトのチェックからであったが、女性スタッフは、根気よく丁寧に説明してくれた。
問題は、公的個人認証サービスがインストールされておらず、スタートを叩いても、すべてのプログラムに表示さていないので、勿論、JPKI利用者ソフトは表示されていない。
インストールして設定を行ったが、JPKI利用者ソフトの自分の証明書をクリックしても、エラー表示が出て、前に進まない。
認証カードリーダの利用者ヘルプコーナーの電話を教えて貰ったので、電話を架けて指示に従ったが、先の女性スタッフの指示と同じことをしただけであったので、結果は同じであった。
違ったのは、新しいソフトをインストールしたので、パソコンの再起動をするように指示されたことで、これで、個人認証サービスは機能するようになった。
次は、作成済みの申告書類をパソコンから呼び出して、送信することである。
国税局のホームページから始めたのだが、保存した筈のデータが、ドキュメントなどを探しても見つからない。
結局、困ってしまって、また、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクに電話して指示を仰いだら、お気に入りのダウンロードに収容されていたのである。
記録を保持すると言うマークを叩いただけで、どこに、保存されたのか確認しなかった(普通は、保存場所の指定窓表示がされるのだが、e-Taxではこれが出なかった)ので、気づき様もないところに保存されていたのである。
結局、このデータをドキュメントに移動して、e-Tax画面に表示して、次の手続きに進むことが出来た。
送信用の最終データが表示されたので、送信をクリックすると、公的個人認証サービスが機能しているので、その後はスムーズに進んで、簡単に、申告手続きが完了した。
終わってみれば、何のことはないのだが、3人の親切で丁寧な若いスタッフの教えを受けたればこそ出来たことで、大分頭の固くなったITディバイドの年寄りには、到底、一人では無理な事なのである。
尤も、税務申告と言う情報でも非常に重要な個人情報であるので、国税局も慎重を期しており、そう、簡単にやれるようにしてくれと言っても、おいそれと従う訳にも行かないし、難しいところである。
しかし、昨年も、一昨年も、問題なくスムーズにやれたのだが、何かの拍子に、異変が起こって躓いてしまうと、コンピュータは、余程、慣れているか知識がないと、前に進まなくなってしまうのが難点である。
丁度ITディバイドの年齢であるので、私の友人でも、e-Taxをやっている人は少なくて、手書きで作成して、税務署や市役所などの確定申告の相談窓口に行って提出したり、e-Taxフォームを打ち込んでも、窓口へ持って行ったり郵送する人が多い。
大体、まだ、パソコンやインターネットを信用できない、と言うよりも、送ったかどうか、上手く処理されるのどうか分からないので不安だと言うことのようで、その気持ちが分からない訳でもない。
このパソコン不信は、ネットショッピングにも言えることで、クレジットカードで、相手にデータを打ち込んで買うなどと言うのは、正気の沙汰ではないと思っている友人もいる。
クレジットカードなど、危ないので一切使わないと言う天然記念物のような友人も一人知っている。
しかし、今や、株券などなくて、証券会社に預けてある株式は勿論、銀行の預貯金などさえも総てデジタルデータ化されてしまっていてコンピュータの中であり、紙の媒体の記録などさらさらない。
私など、もう、何十年も海外に出ていて、クレジットカードがなければホテルに泊まれないアメリカで洗礼を受けていて、ベルリンの壁崩壊前のハンガリーや東ベルリンででさえ、クレジットカードを使って決裁していたのだから、殆ど、コンピュータやインターネット、クレジットカードや電子取引などには、アレルギーはない。
日本では、e-Taxは勿論、電子政府システムが殆ど進まないのは、日本人のデジタル恐怖と言うか、デジタル不信が強いからであろうが、そのために、ICT革命に乗れなくて、生産性の向上に後れを取り、産業構造の改革が出来なくて、グローバル競争に負け続けていると言うことに気付いていない日本人が、結構多いのである。
尤も、擦り合わせのインテグラル手法、言うならば、ヒューマンタッチを重んじる日本人には、便利であれば何でも良いと言った、ICT、デジタルへの対応は感性が合わないために、やはり馴染めないようではあるけれど、そのあたりに、日本の良さを追求した将来なり独特な生きる道が生まれてくるような気がしないでもない。
このデータ消失で、昨夜、e-Taxの申告書類を送信しようと思ったら、最後になって、公的個人認証機能が働かなくなって、途中でとん挫してしまった。
エラーメッセージが出たので、それに従って回復を試みたが、知識不足が災いして、二進も三進も行かなくなってしまったのである。
e-Taxでの申告書類は、国税庁のホームページから、画面表示の指示に従ってデータを打ち込んで行けば良いので、過去の記録を参照しながら、打ち込めば自然に出来上がって来る。
一線を退いてしまうと、多少、手間を要するのは、医療費の整理くらいで、後は、あっちこっちから送られて来ている調整用の資料に従えば良いので、毎年やっておれば、それ程、困ることはない。
尤も、歳を取って来ると、いつまで、パソコンをまともに叩いて行けるかが、問題ではある。
朝、9時過ぎに、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクに電話をして、どうすれば良いか聞いてみた。
繁忙期なので、20分ほど待たされたが、ノーマルだし、電話音声は、2ダイヤルだけで、直に担当者が応対してくれた。
大体、自分のパソコンについても良く分かっていないので、一から機能やソフトのチェックからであったが、女性スタッフは、根気よく丁寧に説明してくれた。
問題は、公的個人認証サービスがインストールされておらず、スタートを叩いても、すべてのプログラムに表示さていないので、勿論、JPKI利用者ソフトは表示されていない。
インストールして設定を行ったが、JPKI利用者ソフトの自分の証明書をクリックしても、エラー表示が出て、前に進まない。
認証カードリーダの利用者ヘルプコーナーの電話を教えて貰ったので、電話を架けて指示に従ったが、先の女性スタッフの指示と同じことをしただけであったので、結果は同じであった。
違ったのは、新しいソフトをインストールしたので、パソコンの再起動をするように指示されたことで、これで、個人認証サービスは機能するようになった。
次は、作成済みの申告書類をパソコンから呼び出して、送信することである。
国税局のホームページから始めたのだが、保存した筈のデータが、ドキュメントなどを探しても見つからない。
結局、困ってしまって、また、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクに電話して指示を仰いだら、お気に入りのダウンロードに収容されていたのである。
記録を保持すると言うマークを叩いただけで、どこに、保存されたのか確認しなかった(普通は、保存場所の指定窓表示がされるのだが、e-Taxではこれが出なかった)ので、気づき様もないところに保存されていたのである。
結局、このデータをドキュメントに移動して、e-Tax画面に表示して、次の手続きに進むことが出来た。
送信用の最終データが表示されたので、送信をクリックすると、公的個人認証サービスが機能しているので、その後はスムーズに進んで、簡単に、申告手続きが完了した。
終わってみれば、何のことはないのだが、3人の親切で丁寧な若いスタッフの教えを受けたればこそ出来たことで、大分頭の固くなったITディバイドの年寄りには、到底、一人では無理な事なのである。
尤も、税務申告と言う情報でも非常に重要な個人情報であるので、国税局も慎重を期しており、そう、簡単にやれるようにしてくれと言っても、おいそれと従う訳にも行かないし、難しいところである。
しかし、昨年も、一昨年も、問題なくスムーズにやれたのだが、何かの拍子に、異変が起こって躓いてしまうと、コンピュータは、余程、慣れているか知識がないと、前に進まなくなってしまうのが難点である。
丁度ITディバイドの年齢であるので、私の友人でも、e-Taxをやっている人は少なくて、手書きで作成して、税務署や市役所などの確定申告の相談窓口に行って提出したり、e-Taxフォームを打ち込んでも、窓口へ持って行ったり郵送する人が多い。
大体、まだ、パソコンやインターネットを信用できない、と言うよりも、送ったかどうか、上手く処理されるのどうか分からないので不安だと言うことのようで、その気持ちが分からない訳でもない。
このパソコン不信は、ネットショッピングにも言えることで、クレジットカードで、相手にデータを打ち込んで買うなどと言うのは、正気の沙汰ではないと思っている友人もいる。
クレジットカードなど、危ないので一切使わないと言う天然記念物のような友人も一人知っている。
しかし、今や、株券などなくて、証券会社に預けてある株式は勿論、銀行の預貯金などさえも総てデジタルデータ化されてしまっていてコンピュータの中であり、紙の媒体の記録などさらさらない。
私など、もう、何十年も海外に出ていて、クレジットカードがなければホテルに泊まれないアメリカで洗礼を受けていて、ベルリンの壁崩壊前のハンガリーや東ベルリンででさえ、クレジットカードを使って決裁していたのだから、殆ど、コンピュータやインターネット、クレジットカードや電子取引などには、アレルギーはない。
日本では、e-Taxは勿論、電子政府システムが殆ど進まないのは、日本人のデジタル恐怖と言うか、デジタル不信が強いからであろうが、そのために、ICT革命に乗れなくて、生産性の向上に後れを取り、産業構造の改革が出来なくて、グローバル競争に負け続けていると言うことに気付いていない日本人が、結構多いのである。
尤も、擦り合わせのインテグラル手法、言うならば、ヒューマンタッチを重んじる日本人には、便利であれば何でも良いと言った、ICT、デジタルへの対応は感性が合わないために、やはり馴染めないようではあるけれど、そのあたりに、日本の良さを追求した将来なり独特な生きる道が生まれてくるような気がしないでもない。