いよいよ発刊!「マインドマップで作文すらすらワーク 」

マインドマップで作文すらすらワーク (ドラゼミ・ドラネットブックス)

小学館

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まだ発刊されてはいませんが、amazonではすでに宣伝が始まっていますので、このブログでも宣伝させていただきます。

この作文ワークブック、私が全面的にかかわらせていただきました。

マインドマップで「作文の設計図」を書いてから、本文を書いていくという方法でワークをしていく内容になっています。


正直・・・・・かなり良い出来です!!!

しかも値段もお手ごろ。

皆さん、ぜひ一冊、お手元にどうぞ。


このワークの方法で息子さんといっしょに作文に取り組んで成果をあげたエピソードがすでにありますので、再掲載しますね。




マインドマップ効果の広がり2009年6月30日の記事

K.S先生、私の授業を目の前で見ている「生き証人」のような方となっています。
「授業はライブだ!!!」をモットーとしている私です。K.S先生は、そのライブ授業を日本で一番目にしている先生なわけです。

目の前で子ども達が考えられない成長していくのを見ているわけですから、自然と「マインドマップ」の力を理解してくれますよね。

そこでそこで!
さすが私の信頼するK.S先生です!

ご自分の小学校4年生のお子様が作文に苦労している所に、マインドマップを活用させたそうです。それまでは本当に作文が苦手で苦手で苦しんでいたお子様が、なんとマインドマップを活用したとたん、コンクールで入賞してしまったそうなのです。

どうですか!!!
この効果!!!!

楽しいじゃないですか!



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視写スピードは6年生レベルな4年生

私の勤務校では教員の校内研究で「読解力向上」を目的とする指導法について学んでいます。その講師の先生は、江東区の国語教育を長きにわたって指導してこられた有名なS先生です。真剣な研究姿勢と指導性で私たち教員は徹底的に鍛えられています。

S先生の指導モデルの柱は、「視写」「音読」「一読総合法による読解」です。この指導法について私は大田区立徳持小学校の教員時代に、当時のT校長先生から指導していただき、授業で使ってきた経験があります。まだ20代の若手教師だった私は、校長先生にお願いして「若手授業勉強会」を毎週木曜日に開き、国語の授業法を教えていただいたわけです。


今回は、S先生指導モデルの「視写」ついての記事になります。

S先生が主催している研究会では、児童の視写スピードに基準を設けているそうです。分速で何文字書ければ望ましいレベルかという基準です。

低学年・・・分速20字
中学年・・・分速25字
高学年・・・分速30字

これがS先生から私たちに示された基準です。

数字で表すと明確だなと私は感じています。国語という教科はその専門性からどうしても曖昧なものを評価しなくてはならない場面がありますが、この視写力に関しては上記のような基準値を持っていれば、はっきりした「目標」ができます。小学校の6年間を通してくり返し視写に取り組んでいけば、かなりの能力が身につくはずです。

こうした能力が子どもたちの読解力を高めるという考えをS先生は体験的・検証的にお持ちなのです。


昨日、私の学級の子どもたちがどの程度の視写力がついているのかを確かめるために、400字づめ原稿用紙に目一杯、視写をしてもらいました。与えた時間は13分間。分速30字で書いていくと390字になりますから、400字原稿用紙を書き終われば高学年基準を上回ります。

「用意ドン」で書き始めた子どもたちは真剣そのもの。教室には鉛筆のコツコツ、サッサという音しか聞こえなくなくなりました。教室が集中力に包まれた状態です。国語の授業の始めに視写をさせるというS先生の指導法は、こうした集中力に「スイッチを入れる」働きがあると私も感じています。

13分間で、26人(2人欠席)の子どもたちの中で6人が余裕で書き終わりました。この6人には「自分の書き取る能力は高学年を超えるレベルだと思っていていいよ。」と伝えました。
中学年レベルは分速25字ですから、310字を書けていれば合格ラインです。ほとんどの子はこのレベルを超えていました。
放課後、隣のクラスの担任と話したところ、「私のクラスもけっこう書けます。」と言っていました。この成果については、国語の授業だけでない裏付けがあります。


「書く」ということに対して抵抗感をなくすために、4月当初よりA4サイズの用紙で「マイ新聞」を書くという取り組みを学年でしてきました。私のクラスでは、9月終盤のこの時点で、合計7000号という枚数を書いてきました。28人で7000号。一人平均250号です。これだけの数を書いてくれば、やはり書く能力は高まっていると判断することができると思います。


1組も2組も本当によく頑張っている4年生です。
私たち教員も子どもたちに負けないように、もっともっと指導法を学び、力を伸ばしてあげたいと思います。

「子どもたちが頑張れば先生も頑張る、先生が頑張れば、また子どもたちも頑張る」
そんな相乗効果が生まれるように、私たちの学年は進んでいこうと思います。

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