体験と学びを逃がさない子どもたち

辰巳ジャンプの話題です。

何度も何度も書きますが、本当に最近の“ジャンプっ子”たちの成長は素晴らしく、指導をしていてこれほど楽しいことはありません。


その中でも特に感心しているのが、題名のような行動なのです。

全員ではありませんが、何人かの4年生は練習にバレーボールノートを持ってきて、練習中に私に言われたことや、技術的なことを試してみて気づいたことなどを休けい時間に書きとめているのです。3時間練習すれば、たくさんのことが起こりますし、うまくできたことも1つや2つではありません。ところが人間という生き物は本来、「忘れる」ようにできているのですね。今、うまくできていたことも、10分もすれば元通りの下手なプレーにもどってしまったということは普通にあります。

忘れてしまったら“もったいない”ですね。

辰巳ジャンプの何人かがやっている「メモ作戦」こそ、天才を生み出す近道です。

練習の休けい中にノートを書いている子に大きな拍手です


「記憶は逃がすな!」
「学びは逃がすな!」
「気づきは逃がすな!」

このような姿勢を全員が持てるように、今後は指導していきたいと思いました。



私は自分の師匠から、大学生の時に同じようなことを教えられました。
『思想は逃がすな!』という言葉です。
とにかく書きとめよ、考えたことは書きとめないと逃げてしまう。決して逃がしてはならない。できるだけ多くの知識を持っているということは何のためか?それは、知っていることが多ければ多いほど、人を助けられる力が高まるからだ。そんなことを教えられました。

私がこの10年間、ネット上にほぼ毎日、記事を書いてきた行動も、こうした「思想を逃がすな!」という考えから発した行動なのです。書いて書いて書きまくってきた財産は、日に日に大きな宝となって、私を強くしてくれています。


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