小金沢ライブラリー

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今週のキン肉マン #115 悪魔たちの“血束”!

2014年12月21日 | 今週のキン肉マン
・「単独でこの技は繰り出せるものではない」そうだね。誰よりも空中で止まってたジャスティスマンの協力が必要だね
・ジャスティスマンのちょっとしたビッグベンエッジを逆立ちで防げたのは左腕のスプリングマンのおかげ
・阿修羅バスターのカットインに割り込む魔界の雑兵
・透かしてやがる脳天ww
・ブラッドユニット阿修羅バスターかっこいいけどすごくせこい
・だがそれでこそ悪魔
・石頭でしたというあんまりな理由で破られる悪魔の血束
・ジャスティスマンが渡したはずの剣が腕から生えてる
・伝承と事実は違うということかゆでだからか
・3週間の休みは長いけどその間に読み切り書いてるから実はあまり休んでないゆで
・アルティメット阿修羅バスターをこの時点で使えるならアルティメットの方を狙っただろうから、アシュラマンにこれ以上の技があるとは思えない
・完璧始祖奥義を温存しているジャスティスが依然有利か
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今週のNXT TAKE OVER #254 R EVOLUTION

2014年12月21日 | 今週のNXT
ケビン・オーエンズ ◯-× CJ・パーカー
(ポップアップ・パワーボム)

14年越しの夢を叶えWWEと契約したオーエンズのデビュー戦。
すっかり新人の噛ませ役となったパーカーが相手となるが、オーエンズは巨体を感じさせない身軽さで先制を仕掛け、場外への命知らずのサマーソルトプランチャで客席を沸かせる。
意外にも秒殺決着とはならず、パーカーのアッパーカットを顔面に浴びて流血する場面もあったが、危なげなくデビュー戦を勝利で飾った。


・コリー・グレイヴスが引退

重度の脳震盪で長期欠場していたグレイヴスにドクターストップが掛かり、引退と解説への就任が発表された。
エイドリアン・ネヴィルとサミ・ゼインが一軍昇格したら、普通にNXT王座を争える位置にいただろうに残念である。


NXTタッグ王座戦
ルチャ・ドラゴンズ(シン・カラ&カリスト) ◯-× ボードビレインズ(エイダン・イングリッシュ&サイモン・ゴッチ)
(SDS)防衛成功

黄金のマスクとタイツで揃えた王者組に、勢いに乗るビレインズが挑む。
まずはシン・カラがこなれすぎて半分の力で流しているようなムーヴで相手を翻弄。だがビレインズはブラインドタッチで交代するとシン・カラを孤立させて集中攻撃。
今は亡きエディ・ゲレロの娘でNXTにも一瞬だけ在籍したラクエル・ディアスとの婚約が発表されたイングリッシュは意気揚々と攻め込むが、シン・カラは敏捷に包囲を脱するとカリストにタッチ。
まだまだあるルチャの秘技を駆使してカリストは反撃し、ビレインズを場外に落とすとドラゴンズは同時にトペを敢行。
だがこれをゴッチは素早くかわし、イングリッシュに命中したのになぜかグロッキーのカリストをリングに放り込む。
そして背後から技を仕掛けようとしたが、カリストの罠だったのか素早くサリダ・デル・ソルに捕らえられ敗北を喫した。



バロン・コービン ◯-× タイ・ディリンジャー
(エンド・オブ・デイズ)

例によってゴングと同時に観客はカウントを開始するがコービンは勝負を急がず、そういえばバイカーキャラの側面もあることを思い出したのかスネークアイズからのビッグブートという、かつてバイカーキャラだったアンダーテイカー御大の得意ムーヴを披露。
そして客席で見守るブル・デンプシーに見せつけるように必殺技を決め1分足らずで勝利した。


ヒデオ・イタミ&フィン・ベイラー ◯-× アセンション(コナー&ビクター)
(ステレオ・ダイビングフットスタンプ)

一軍昇格の決まったアセンションだが、どう考えても今回は勝ち目がない。
急に日本人キャラを出す気になったのか道着風のコスチュームをまとったヒデオと、顔から上半身に掛け不気味なペイントを施し、ドライアイスが立ち込めるなか這って現れる最高に厨二なベイラーはもう入場シーンだけで完勝状態。
クレイジーすぎる日本軍にアセンションはゴング前の奇襲を仕掛けるがあっさり返り討ち。さすがに試合が始まると特番だし遺恨決着戦だし一進一退の攻防を見せ、やがてヒデオをとらえて代わる代わる暴行するが、会場の誰もが逆転劇を期待してアセンションの攻勢を暖かく見守る優しい世界。
ようやくベイラーに交代すると、ノリノリすぎるプリンス・デヴィットだった男はスリングブレイドやリバースのブラディサンデーやドリームキャストをつなぎ技で次々とビクターに披露。
ヒデオも負けじと待望のgo 2 sleepの体勢に入るが、CMパンクとの間にこれ以上いざこざを起こしたくない上層部の意向を受けコナーが全力でカット。客席からは大ブーイングが上がった。
アセンションは起死回生のフォールオブマンを狙うが、ヒデオに分断され、最後は二人揃ってダイビングフットスタンプを叩き込まれて決着した。


・ローマン・レインズが抱負を語る

2~3試合だけNXTに在籍するもさっさと一軍昇格し今年の前半は大ブレイクを果たしたが、後半を故障で棒に振ったレインズが、WWE王者になるという抱負を語った。
だが客席は終わったばかりのヒデオ&ベイラーの試合に夢中なのか笑えるほど反応は薄かった。


NXT女子王座戦
シャーロット ◯-× サーシャ・バンクス
(雪崩式ナチュラルセレクション)防衛成功

控室で偉大なパパの激励を受けたシャーロットだが、気合十分のサーシャの前に序盤から劣勢。
パパのムーヴを目の前でおちょくられ、クロスアーム式のバックスタバーからそのまま首を絞められる新技まで被弾。あれ? それどう見てもサーシャが普段使ってるフィニッシャーより強力じゃね?
フィニッシャーより上位の技を中盤のつなぎに使う余裕を見せたサーシャはその後も優勢を保ち、不慣れな場外トペまで敢行。飛距離が足りずに横向きに落ちてるわ着地も微妙だわで命知らずにも程がある。
シャーロットは初披露のスピアーで反撃を試みるも、背中を見せた隙にサーシャはバックスタバーの体勢へ。これをシャーロットは背筋の力で無造作に跳ね返しパパ直伝の足4の字固めを狙うが、サーシャは回避するとかつて必殺技にしていたターミヌースを浴びせる。
シャーロットがフォールを3回返し、逆にエクスプロイダーで投げ飛ばすと客席からは「これぞレスリング」と意外な名勝負を讃えるチャントが飛び始めた。
サーシャはムーンサルトを察知してかわすが、シャーロットは両足着地しそのままセントーンで追撃。これはロープが近すぎ逃げられる。ロープ際の攻防からサーシャはスーパープレックス(雪崩式ブレーンバスター)を狙うが、これはガタイで勝るシャーロットには逆効果。投げ落とされると雪崩式のナチュラルセレクション…というかダイヤモンドダストを決められ勝負あり。
文句なく今夜ここまでで一番の、そして今年見たNXTディーバの試合でも最高の熱戦をシャーロットが制した。


NXT王座戦
エイドリアン・ネヴィル ×-◯ サミ・ゼイン
(ヘルーバキック)王座奪取

ハンマーロックの取り合いを皮切りに、ゼインは飛び技、ネヴィルは打撃主体で攻める。
中盤には日本でのキャリアを思い出させるストロングスタイルのエルボーの応酬で場内を沸かせ、ここから試合も一気にペースアップ。ゼインはクローズラインでネヴィルを一回転させ必殺のヘルーバキックを狙うが、ネヴィルは素早くかわしてハイキック一閃。
ゼイン支持の客席が「ノー!」と絶叫する中レッドアローを放つがこれは剣山で返り討ちに。ゼインはすかさず金本浩二に由来する技名だが金本浩二はたぶん使ったことないコウジ・クラッチに固めるも、ネヴィルはロープに逃げる。
ゼインはエクスプロイダーでコーナーへの叩きつけを狙うがネヴィルはこれを前方回転エビ固めに切り返す。2カウントで跳ね返したがネヴィルが衝突しレフェリーが負傷する事態に。
ゼインが思わずレフェリーの身を案じていると、隙を逃さずネヴィルがスーパーキックからリバースのフランケンシュタイナーでゼインを脳天から突き刺す。タイミング悪くレフェリーが復活しカウントするもニアフォール。
レフェリーも含め3人とも立ち上がると再びエルボーの応酬に。ゼインは2連続のジャーマンからハーフネルソンスープレックスで投げっぱなしヘルーバキックを狙うがネヴィルは場外へ回避。ゼインはロープ中段をすり抜けての飛びつきDDTで追撃すると、ついにヘルーバキックを炸裂させた。
しかしネヴィルはレフェリーをわざと巻き込んでおりカウントをとれず。急にヒールに目覚めたネヴィルはベルトを持ち出してくるが、ゼインはブートで反撃。今度はゼインがベルト攻撃を考えるが、卑怯な手は使えず立ちすくんだところにネヴィルがスクールボーイでカバー。しかしゼインはこれも跳ね返すとコーナー直下エクスプロイダーからヘルーバキックにつなげ、3カウントともにベルトを奪い取った。

最後までお人好しキャラを崩さず、試合前の負けたら引退発言から始まり、試合中にも敗北フラグを3本ほど立てたもののその全てをへし折っての戴冠だった。

試合後、NXTスパスタのフェイス勢がリングに上って勝利を祝福。コーナーに座り込んで呆然とそれを眺めていたネヴィルも最後はハグを交わして去っていった。
だが放送終了直前、真っ先にゼインを祝福していた旧友のオーエンズが突如として襲い掛かり、エプロンへのパワーボムを放ち祝勝ムードを一変させた。
ヒデオ・イタミはなんだったんだろうというくらいオーエンズへのプッシュは露骨かつ拙速だな。
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