東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

東京裁判を認めたって大したことはないよ

2006-10-03 23:26:14 | 社会・経済

安倍首相が中韓を8,9日に訪問するという観測記事が毎日出る。小泉さんの国会での発言もそれを意識したものらしい。なんだかチグハクで芯かない。最初は条件をつけずに会いましょうといっていたんだから、早々と、ここまでは降りるというようなシグナルを中韓に送るような曖昧答弁はやめたほうがいい。

結論はわからないが、どうも行きそうな感じだ。最初はこう思った。「条件をつけずに」といっているので向うでは受けないと予想していたのではないか。その素振りも見せずに。アメリカも気にしている。アメリカより先に中国、韓国訪問を計画したと努力をアメリカにアピールすることが出来る。しかし、相手がゴチャゴチャと条件をつけたので実現しませんでしたといえば、日本がイニシャティブをとって首脳会談再開に努力をしたのに、相手のかたくなな態度で駄目になったと言える。まあ、そんなシナリオかなと思った。しかし、どうも実現しそうだとなると注意しないといけない。

北京、半島側もしつこく文句をつけ、条件をつけて日本の提案をはねつければ、アメリカなどにかえって責任があるように思われては困るので、何となく気を持たしているのではないか。

あまり色気を出さないことだ。北京で雪隠詰めにあって切羽詰ってとんでもない言質をとられかねない。安倍さんやブレーンの外交的力量がまだ分からないので不安である。つづく。