何がシュンかということだ。賞味期限はどちらが短いかということだ。つまり郵政改革反対派の復党問題か番号ポータビリティー制度とソフトバンクのシステムダウンの問題である。
復党問題はしばらく続きそうだから、最初はソフトバンクから行こう。麻生外務大臣の母方の祖父は吉田茂だったかな。不逞鮮人なんていうことを国会答弁で言った。やはり政治は言葉だね。それにしても、安倍首相の母方の祖父が岸信介だが、安倍氏も麻生氏も母方の祖父を自慢するね。名牝系だね。両方とも。父方は大したことがないのかな。
番号ポータビリティーなんてそんな大きなことでもないのに、NHKが実施前から異常に入れ込んでいたが、裏があるね。総務省、郵政族から政治介入がある。実施の1週間以上も前から公共の電波を大量に使って特集やらニュースやらで番号ポータ(長いからポータビリティーを略するよ)で世の中が変わるような宣伝をしていた。これからして異常だった。
今日あたりから新聞各紙もようやくソフトバンクのひどいやり方を批判的に報道しはじめたが、最後までしっかりと監視して欲しいね。現場(営業と情報システム関係)にも知らせずに妙な販促料金を発表したそうだが、現場が対応できないのは当然だ。ソフトバンクのテレビ広告で、会議の場面で「スパイは出て行け」とうのをやっているが、あれが孫君の体質なんだろう。
これまでにもADSLのときだったかな、強引な街頭客引きが問題になった。しかも回線の確保もせずにむちゃくちゃな拡大政策をとった。反社会的な組織だ。通信という公共性の強い業種に出てくる資格は無い。今回も不正直な表示、インチキ宣伝ビラの問題が指摘されている。
ソフトバンクによると、割引制度の発表で他社からの申込みが殺到してシステムで対応できなくなったというが、これも疑問だ。AUは新制度で他社からの移動が他社への移動の5倍に達したと今日発表した。AUとドコモはいい勝負だろうから、AUとドコモの間で一方的な客の移動が起こるとは考えられない。おそらくAUへ来たのはほとんどがソフトバンクから逃げ出した客だろう。
賢い客は電話番号が変らないなら信頼の出来るAUかドコモに、この機会に変ろうとしているのだ。
ドコモは客の出入りを発表していないが、常識的に考えてAUと似たような競争力があるからソフトバンクから相当の客の移動があったに相違ない。ソフトバンクが処理能力を超えたから受付を中止したというのは虚偽の発表の可能性がある。新制度の蓋を開けたらどんどん競争力のある、信頼性のある、詐欺的な商法をしない、AUとドコモに客が逃げ出したので商業道徳に反してうそをついて他社とのやり取りを停止した可能性を暗示しているようだ。総務省もしっかりと調査せいよ。受付中止中も派手なテレビ宣伝を自粛しなかったのがその証拠だ。
ソフトバンクの危機的な財務状況がしばしば報道されている。自転車操業で無理な反社会的な拡張をしていかないと成り立たない会社のようだ。拡大が止まればぱったりと倒れる。通信事業の免許は取り消さないと消費者が大損害を受けることになるだろう。通信は社会の基本的なインフラである。大混乱をもたらす可能性が強い。