東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

鳩山、視聴率いのち

2009-12-04 07:03:17 | 社会・経済

昨日の新聞で、鳩山側近は今度の偽装献金疑惑で支持率が50パーセントを割らなければ、馬の耳に念仏ですっとボケるつもりらしい。

支持率が40パーセントを下回ると、カエルのツラにションベンを決め込むわけにもいかなくなるかな、とマスコミに話しているらしい。

コメントなしにこの話を伝えるマスコミもどうかと思うね。

視聴率が高ければそれでOKというのは、タレントの覚醒剤疑惑だけだよ。潔い行動が支持率に先行しなければいけないのが「政治家」だ。鳩山一郎くんはそう教えていないのか。

今度の事件は相続税の脱税だ。兄弟で20億円を超える。これを見逃したら日本の相続税など払うものはいなくなる。税収は目も当てられないほど激減するだろう。

1億円を超える脱税は菅笠、腰縄付きになると決まっておる。日本の司法にとっては正念場だ。

とにかく、こんな男が党首の政党に税金をいじらせてはいけない。


鳩山弟も知らなかった

2009-12-03 08:06:19 | 社会・経済

自民党の鳩山弟も兄と同額ママからもらっていた、と昨日来の報道。

それはそうだろうね、ママとしては差をつけるわけがない。鳩山邦夫くんはテレビカメラの前で、兄と同様にそういう事実があったとは知らなかったと明言。

こうなると、漫才ネタでは西川義文機関が暴露した情報ということになるのかなと思うね。

つねに容疑者の側に立つ人権派弁護士としては、政治家の使う金は無数の使途、相手があってとても政治家本人がフォロー出来ないものだと弁護するか。

それが、従来の政党で汚れ仕事を専門にする政治屋の発言なら分かるが、いやしくも友愛の理想を掲げて政権に就いた首相のこととなると、ゲンギョドウダン(言語同断)と言わなければなるまい。

それにしても、前日も書いたが、鳩山兄弟の周りには法律問題を担当する弁護士はいなかったのかね。案外、悪徳弁護士のアドバイスがあったりして。

とにかく、民主党は下野すべきだろうね。唯一面白うそうな芽は沖縄基地問題だが、もちろん社民党とは全く違う観点からだ。この問題はこれまでにも多数の記事を書いたからそちらを見てもらうことにしよう。

もっとも、沖縄問題も「ヒョウタン > コマ」で民主党にはなんら高邁な政治的展望はないのだろうが、けがの功名ということもあるからと一縷の期待はしていたのだが。

ところで問題のおばあちゃま、おっと鳩山兄弟のママだが、昨日目の治療で急遽入院したそうだ。なにからなにまで、自民党の「悪徳」代議士のやり方を踏襲しているね。逃げるにしても、もうすこし、目先の「チェンジ」ぐらいはするものと思っていたよ。


鳩山氏のIF、Else チャート

2009-12-02 18:26:50 | 社会・経済

例の鳩山家の子供手当だが、今日のニュースでは地検は本人の事情聴取を「断念」したともっぱら(つまり画一的)の報道だ。

そのかわり、上申書を出させるという。断念 > 精一杯の抵抗 ということらしい。

いやしくも、総理大臣閣下である、事情聴取などとは穏当を欠く。本人が率先して責任を明らかにするのが日本古来の道だ。それをグズグズ逃げ回るから上申書を、となる。

二、三日前の国会答弁ではっきりと答えれば上申書を求められることもなかった。地検としては事情聴取もしない、上申書もとらないでは職務怠慢のそしりは免れないからね、当然のことだろう。

さて、鳩山氏が素直に上申書を出すかどうか疑わしい。ここで例によってイフ、エルスのフローチャートで鳩山氏に逃げ道があるかどうか見てみよう。

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イフ

 上申書提出を鳩山氏が拒否すると、法律的にはともかく、世間の心証は不正献金を隠蔽しているとなるだろう、政局になることはまちがいない。

エルス イフ

上申書を提出して不正献金のことは知らなかったという。

秘書の初歩的な管理もできない人間に国政を任せられないと政局になる。

エルス イフ

知っていたとすれば、もちろん犯罪行為を意識していたことになる。脱税も追求されるだろう。

じゃによって、どうなってもゲームオーバーになる。

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膨大な資産をもち、専門の特化した資産運用会社も持っている鳩山家に対して、今回の行為が複数の違法行為になることを指摘する顧問弁護士などの専門家がいなかったのか。理解しがたいところだ。

徹底的に調べれば、副産物が沢山出てきそうだ。


鳩山由紀夫を信じる

2009-12-01 09:07:17 | 社会・経済

信じないと言ったり、信じると言ったり申し訳ないが、信じるとまた重大な問題に逢着する。そこがオイラのつらいところである。

巷間言われる「母親からの巨額献金」を当人が知らなかったとすると、致命的な打撃が生じる。

ひつとは前にも書いたが、コンビニでタバコを買ったとか、弁当を買ったなどという話なら2、3日もすれば記憶から脱落しても無理はないが11億円(この金額もだんだん増えて今日の読売だと11億円だそうだ)の金の提供を知らなかったではすまされない。

本当に知らなければ、自分の秘書も管理できないということになり、脱官僚とか政治主導とか言う資格はない。国民の税金をいじくりまわすことは許されない。

もうひとつ、これ以上に恐ろしいことは、鳩山氏が完全に誰かの操り人形であったということだ。

つまり、在日か犯罪組織かしらないが、彼らが鳩山氏を操り人形として勝手に政治資金を使っているということだ。そして鳩山氏にはこれほどの資金の動きが知らされていない。のみならず、これだけ大きな報道になっても自分の手で調査することも許されていない(人形遣いに)。

自民党の政権時代にも政治資金の事件はタネが尽きなかったが、親分の目が届かないところで、鳩山氏のように野放図なことが行われたことはなかった。みな、親分が知っていて、「知らなかった」と言っていただけだろう。

鳩山氏のケースはどうフローチャートを描いてもすぐにゲームオバーになるデス・ゲームである。

メリー・クリスマス、すこし早いかな。