東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

沖縄、日米安保問題の格率

2009-12-13 09:06:04 | 社会・経済

今日のフジテレビ8時前後の座談(討論?)番組。日米安保に格率など存在しない。絶えざる調整、交渉、見直し、国民への説明義務を負う。

討論出席者、石場=アメリカの代弁者、これほど恥ずかしげもなく演じる破廉恥漢もすくない。

長嶋、民主党、私は政治家の名前は覚えないことにしているので、こういう名前だったか自信がないが、

ま、同類だが民主党員だね。辺野古の問題でいつも不思議に思うのは自民党が「合意」の実施を13年間も出来ないでいたのに、民主党の政権になり、安定軌道に乗る前に前政権の懸案の即時実施をアメリカが求めてきた経緯である。その無神経さである。

思うに、民主党の長嶋氏のような連中がアメリカのネズミになって、走狗というべきかな、うまくアメリカに利用された気がしてきた。今日の発言をみてフト思ったのであるガネ。

「日米安全保障専門家」森本某、今日は異例におとなしかった。すこしは客観的に勉強するようになったのかな。

日本国民に対しては日本政府が第一に説明義務があるのだろうが、イシバが今日言ったようなことはアメリカが説明すべきだろう。もちろん正しい意見ではなくてプロパガンダであるが。どう言っているか分からなくては話にならない。

アメリカの日本における基地は第一にアメリカの世界戦略のためである。その次がアジアの縄張り確保のためである。日本固有の安全保障などアメリカには第三のプライオリティしかない。石破君の説明でよくわかった。

沖縄、横須賀、横田などではなくて、なぜフィリピンのスービック、クラークではいけないのか、アメリカは説明すべきである。

前にも言ったように、日米安保条約は血と砂の条約である。両者のバランスは毎年、毎月、毎日はかりにかけて変化に対応しなければならない。強大国、すなわち交渉上圧倒的優位にある国が自国不利な条約を結ぶわけがないことくらい日本人は理解しなければならない。

砂の負担が著しく重く、不均衡な状態を改善しなければならない。

まず、アメリカ軍に血の誓約書を書かせる必要があるだろう。日本を守るためには尖閣、竹島では率先して血をながしますという血判状を海兵隊員全員から取る必要がある。


小沢一郎の罪斬にあたる

2009-12-12 18:48:26 | 社会・経済

結局小沢一郎の600人の朝貢団は民主党議員全員にコキントウとのツーショットをアレンジすることだったのか。ツアコンになったり芸能プロダクションみたいなことをしたり、岩手の山猿も大変よのう。

尖閣列島にはちょっかいを出さないという約束ももらえなかった、頼みもしなかったのだろうが。

東シナ海での油田の開発は勝手にしない、という約束もさせられなかった。

そのほか、日中のとげの一つも抜けなかった。おまけに何とか言う男と天皇陛下との会見を強要された。従来の慣例、外交プロトコルを踏みにじる要求だそうだ。

宮内庁の羽毛田長官は官僚には珍しくはっきりと小沢、チャイナの圧力に強烈な不快感を表明している。よほど腹にすえかねたのだろう。

小沢一郎は子分の小沢ガールズに芸能誌に載るようなコキントウとのツーショットをアレンジしてもらったお礼に天皇陛下の首を差し出したのだよ。これ以上の不敬行為はない。その罪斬にあたると言えよう。

しかも、天皇陛下との面会を強要した男は国家主席でも首相でもなく、副主席かなんかだそうだ。将来の国家主席候補にすぎない。こんな男が厚かましくも謁見を要求してくるなど沙汰の限りである。

もっとも、考えようでチャイナでも陛下の権威は大変なもので、今のうちに謁見を賜れば将来を約束されたものというなら、天皇陛下の権威は中世ヨーロッパにおいて各国の王の任命権を握っていたローマ法王のようなものだ。

そのつもりで鳩山君、岡田君はプロトコルをこの男に教育せよ。叩頭跪拝の練習をしておくようにこの男に伝達しておけ。


アメリカの居候君、三杯目のおかわりはそっと出せ

2009-12-12 13:10:50 | 社会・経済

普天間、辺野古の沖縄基地問題は長引けば長引くほど、日米安保で受けるアメリカ側の利益の大きさがはっきりする。問題解決が長引いてアメリカがあせりまくればあせるほどアメリカの利益がいかに莫大であるかを日本国民に示す。

この問題がもっと長引けばアメリカの不当利益が誰の目にも浮き彫りになる。

日米安保体制はすぐる冷戦下では意味があったであろう。されど冷戦時代であっても、日米安保も無条件では日本の利益にはならなかった。日本側の主導的な運用牽制がなければ、日本の利益などにならない。

第一次安保が締結されたのは吉田君のときだったかね。その次だったか。いずれにせよ、吉田茂が敷いたレールの上を走ったわけだ。

日米安保と言う手品や詐欺のような条約を運用上で日本側の不利にならないようにするには、海千山千の手練手管がいる。吉田はこれをもっていた。おかしくなったのは田中角栄あたりからだね。

今の問題は第一に、冷戦下で持っていた有効性および必然性、そして妥当性がないことだ。第二に、この珍妙な壊れやすい、故障を起こしやすい、トラブルが起きやすい機械をだましだまし運転する技術を持った吉田茂のような政治家がいないことである。

続く

& 日本にある横須賀、横田、沖縄などの米軍基地はアメリカの海外基地ではもっとも大きなものであろう。日本に基地を持つことのメリットは大きい。高い技術水準を有する日本はバックアップ体制が最高である。インフラも整備されて居住環境も抜群である。

ミカジメ金は「War Guilty Proguram」でいくらでも被催眠術者からのように吸い上げられる。新興国、後進国に海外基地をもっても負担が増えるばかりである。

かってのアメリカの植民地であったフィリピンにクラーク、スービックなどの巨大な基地を持っていたが、手放してからもう二十年近くなるのではないか。フィリピンが共産国の植民地になることもなかった。

アメリカはまた後進国に只のような値段で売っている兵器を日本にべらぼうな値段で売っている。それもモックアップかもしれないようなガラクタばかりである。どうせ憲法第九条に縛られて使わないのだから欠陥品を売りつけても構わないと思っている。

一度日本はこれらの兵器を実戦で試して、その有効性を確かめる必要がある。納税者に対する義務でもある。昔なら辻斬りで試し切りをするところだが、竹島あたりで小手調べをすることになるかな。

それと、日本はアフガニスタンやイラクに軍隊を派遣する必要もないし、金を出す必要もないが、自衛隊は必ず観戦武官を派遣すべきだろうね。アメリカ軍の兵器の性能など実地で資料を集めるべきだ。


普天間合意の見直しが損なうものは

2009-12-08 20:51:14 | 社会・経済

普天間基地の移転問題のいわゆる「合意」見直しで日米関係が損なわれるわけがない。

国会で批准された条約ではあるまいし、胡散臭い合意が折に触れて見直されるのは当然である。

普天間「合意」の見直しで損なわれるのは、この合意に関係した日米の官僚たちと一部政治屋のメンツだけである。

& おっと忘れていた。付け加えておいたほうがいいだろう。普天間移転を見込んで利権に唾をつけていた連中の利益も損なうことになる。

合意は13年間も実施されていないわけだが、それでもかまわないのだ。なぜなら、その間、毎年百億円近い金が振興費というか保証という名目で地元に落ちているのだ。税金で。当然、その相当部分は関与している政治屋の懐に入っている。

民主党は来年度予算でも、見直し云々にかかわらず例年と同じく七十億だか百億の金をこの件だけで沖縄に予算をつけるようだ。

また、工事を見込んで土木、建設会社の利権あさりもある。工事に使う砂利を確保するためにそういう連中が山を買いあさってしまったそうだ。

要するにだね、日米合意を見直すと、損なわれるのは日米官僚のメンツと政治屋の利益だ。

しかし、そうは言えないから日本の安全保障が損なわれるなんて国民を脅かすのである。

さて、小沢一郎が600人の団体のツアコンになってチャイナに出発した、する? らしいが、普天間見直しという土産を持っていくから、チャイナ詣ででから帰ってくるまでは鳩山首相に決断をさせないわけであった。

人民大会堂でコキントウに謁見をたまわった時に、「普天間見直し」の御褒美に出るかな。

南海油田から撤収するとかさ、あるいは尖閣列島はそちの領土であるぞと安堵状でもくれるかな。小沢一郎君、政治生命がかかっておるぞよ。


オバマと官僚

2009-12-08 20:31:36 | 社会・経済

オバマ大統領は取り巻く官僚に担がれたみこしなのか、それが問題だ。

アメリカだって官僚がいる。取り巻きがいる。いま普天間だとか、合意があるなどと言ってすごんでいるのは、オバマ本人なのか、取り巻きなのか。これを見極めないと話にならない。

前にも書いたが、官僚というものは、大統領まかしておいてください、大統領は酒でも飲んでくつろいでいてください。日本なんてちょっとおどしつければ言うことを聞きますから、なんておべんちゃらをいう。

今日の夕方のテレビでなにやら日米のシンポジウムとやらを放映していたが、出席者は日本で言えば官僚だ。

大統領もあいつにやらせれば言ったとおりにするし、楽ちんだとなれば、口も出さなくなる。また、出せなくなる。そこが官僚たちの付け目である。アメリカの官僚は日本の官僚と違って身分保証が手厚くないから、逆に政治家に対するへつらいがきついのだ。

オバマさんの性格は分からないが、このようにして官僚に祭り上げられるのをよしとしているのかね。

鳩山流のやり方には案外メがあるのかもしれない。オバマを取り巻く官僚が面目を失えば、それが鳩山、オバマの「トラスト・ミー」関係の始まりになるかもしれない。

ロン・ヤスやジョージ・ジュンイチロウも結局は官僚たちに乗っかったものに違いないが、鳩山さんはほんとのファースト・ネーム関係になるのかもしれない。

存外、オバマもそれを待っているのかもしれないね。官僚を排除した直な関係をね。

これには石場くんも真っ青だろう。今後型落ち兵器のコミッションが入らなくなるからね。


ミカジメ料を払うか、自警団を組むか

2009-12-07 07:52:33 | 社会・経済

日米安保の問題はやくざにミカジメ料を払って守ってもらうか、自警団を組むかの選択である。

ま、一長一短と言っておこう。しかし、ミカジメ料を払えば際限なく金を搾り取られることは覚悟しなければいけない。

チンピラに店の看板を壊されてからミカジメ料を払うか、そうなる前にミカジメ料を払うかという問題もある。

原価百円の植木鉢を一万円でやくざ企業から買わなければならない。一億円の兵器を百億円で買わなければならない。しかもそれが型落ちか実際に使えない兵器である可能性が高い。

なにしろ、一度も実戦で試していないのでね。アメリカ企業のカタロク写真だけがたよりというわけだ。


売国奴的片務論が見逃されてきた理由

2009-12-07 06:59:32 | 社会・経済

アメリカに養われている売国奴的日米関係評論家がさして強い論駁を受けてこなかった理由;

ソ連、アメリカ、そして東アジアの悪友たちの口車に乗って憲法第九条を念仏のように唱える勢力はあなどりがたい。

そのために日本に独自の国防力が持てないことに危機感を持った連中が、片務協定を言いたてて、アメリカに金をもっと貢がせるようにあおる売国奴を利用して、独自国防力の必要性を国民に理解させようとした。これが彼らが売国奴の片務論を黙認した理由である。

つまり「売国奴「安全保障専門家」は片務協定だからアメリカの恩顧に報いるのにもっともっと金を貢げという結論に持っていこうとする。

独自国防力構築派は片務協定だから独自の軍事力を強化せよという。片務協定をまったく対極的な方向に導く梃子にしようとしていたのである。

& ここで自己反省をしてみよう。ここ何回かの記事は強引過ぎたであらうか ?

ウイットゲンシュタインによると「夢判断」はフロイトのもっとも重要な著作である。で今読んでいるが、その強引きわまる夢判断には辟易する。わたしの議論はこれほど強引ではないと思うがどうかな。あくまでも読者あってのわたしであるからに。

日米安保すなわち血と砂の協定はバランスがとれているかどうか、いまこそ民主党に仕分けをしてもらいたい。この間の事業仕分けでは逃げを打ちやがって。そんなことで国民の支持が得られるか。

ところで、また話が戻るがフロイトの夢判断、うまくまとめているな、と感心したのは第一章だけ。これまでの夢に関する諸説を紹介しているところだ。もちろん、フロイトのことだ、客観的なまとめではないだろうが、要領よく、分かりやすくまとめている。頭のいい男だとやや感心していたら、そのあとの自説を述べるところで一転してグロテスクになる。


日米安全保障条約

2009-12-06 23:11:42 | 社会・経済

日米安保条約は片務協定だという。アメリカだけが戦闘で血を流すからと言い募って次から次へと金を日本からむしり取ろうとする。

もちろん、そういうアメリカの代弁者になって口銭を稼いでいる「安全保障の専門家」が日本にいる。彼らも長い時間をかけてアメリカが養ってきた者たちである。

国際条約で強者が弱者に押し付けた条約では片務的なものもある。

しかし、それは強者に有利な片務協定であって、弱者に有利な片務協定などあり得ない。常識で考えれば分かることだ。

じゃによって、日米安全保障条約が日本側に有利でより恩恵を受けているという強弁は屁理屈、詭弁である。

日米安保条約は断じてそういうものではない。日米安保は日本がまったく無力であったときに強者アメリカと結んだものであって、日本側に有利な条約と言うことはありえない。

明治維新の時に押し付けられた不平等条約の例を想起せよ。アメリカが自分の側の不利になる条約を締結するわけがないではないか。

アメリカは最初から納得ずくで計算高く安保条約を結んだものである。それは血と砂の条約である。たしかにね。だがそれはアメリカ承知の上でそれでもはるかにアメリカ有利と計算して結んだものである。

アメリカは血を提供する、すなわち戦闘を受け持つ。日本は基地(土地、砂)とそれに関連する(および常識では全く関係しない経費も関係すると強弁して)法外な金を提供する。第一、憲法第九条を押し付けたのはアメリカである。日本が容易に戦闘部分を負担できないようにしたのはアメリカで彼らはそれを百も承知、二百も合点で安保条約を結んだ。

そして、アメリカはその条約の義務を果たすかどうか非常に疑問がある。にもかかわらず日本には法外な金を要求している。

日本は砂の部分の義務を50年以上も毎年果たしている。アメリカ側の義務である「血の提供」は日本をめぐる戦闘がおこっていないので、一度も実証されたことがない。つまり現在のところ口約束にすぎない。

アメリカは日本の安全のために血を流すという約束が信じられない無数の事例がある。チャイナが因縁をつけている尖閣諸島で日本、チャイナが紛争状態になったときには、アメリカは関知しないとアメリカの駐日大使は言っていた。しかもそのモンデール大使はアメリカ副大統領経験者であった。

なるほど、日米安保の現状はバランスは均衡を欠いている。それは日本側の負担が極端に重くなっている。アメリカならびに、日本国内の売国的「安全保障専門家」はまったく逆の詭弁を弄している。

続く


辺野古日米合意とは、そも何ぞ

2009-12-05 15:17:25 | 社会・経済

鳩山君とアメちゃんの間で揉めている一件はどういうことなの ?

一部130円も取るなら新聞はきちんと報道しなければだめだよ。

自民党時代に合意した内容の再確認をしたいということか。

自民党が合意した案を速やかに実現しろ、ということなのか。

インターネットにもあまり情報がないようで(これから鋭意情報収集には努めるがとりあえず理解したところでは)、日米合意なるものは13年前に出来たものらしいね。それが地元の説得が出来なくて自民党政権で全く進展しなかった、こういう理解でよろしいか ?

アメリカはそれをどうしろ、というのか。自民党政権で十数年動かなかった案件を出来たばかりの政権に年内に実施せよと迫っているのか、そんなことが出来るわけがないではないか。

それとも、政権が変わったからせめて十数年前の合意でも再確認して頂戴というのか。

十数年動かなかったということは、政権が変わったのだがら、改めて問題を再検討するほうが、むしろ自然のように思われるが、そうじゃないかな。十数年に比べたら再検討にかかる時間は微々たるものだし、この際考え直せば、もっといい案が出てくるかもしれない。

あるいはまったく実現不能なら(13年も動かなかったというのはそういうことではないか)、鳩山首相たちのいう新しいアプローチを決断するのが一番現実的なことではないのかな。

& 如上の問題推移の要約が正しければ、日本民主党はアメリカ民主党にはめられたということだ。政権交代おめでとう、さあ、辺野古問題を直ちに決着しましょう、と詐欺師のように持ちかけられて、相手のペースに乗ってしまった。

別に民主党になったから、すぐに解決しようなんて誘いに妥当性はまったくない。むしろ、自民党さんでも十年以上も手こずって、沖縄住民の意向に逆らって強制執行が出来なかったことを政権基盤も固まらないわが党は出来ませんよ、ちょっと待ってくださいな、とでも言っておけばよかったのだ。

それを「トラスト ミー」なんて気を持たせたから、つけこまれた。アメリカ人に言ってはいけない言葉としてわれわれは二つの言葉を教えられたものだ。すなわち、サンキューとアイ アム ソーリーだが、これに加えてトラスト ミーなんて結婚詐欺師のような言葉も禁句に加えないといけない。

とにかく、外交交渉で相手のペースに乗ることが一番いけない。

次回以降予告、血と砂のトレード・バランスは日本に公正を保証しているか、など


鳩山くんの生き残る道

2009-12-04 22:02:53 | 社会・経済

これがあるんだね。北方四島は過ぐる大戦のレガシーであるなんてことをプーチンやメドベージェフやらが言う。そうじゃないんだね。いわゆる後講釈だ。

ソ連には北方四島を返す意思があった。日米軍事協調を阻止してソ連の衛星国になるなら返すつもりだったのだ。餌だね。冷戦がまさに燃え盛ってきた当時はだよ。少なくとも、中立的な立場をとれば二島は直ちに返すはずだった。

これが由紀夫君の祖父鳩山一郎がモスクワで二島返還の覚書を取り交わしたココロである。

ところが日米安保だ。アメリカは日本と講和条約を結んで占領を終わらせる。奄美大島を日本に返す。小笠原諸島を返還する。沖縄を返還する。順序はどちらが先だったかな。

てなわけで、ソ連は日本に北方四島を返還する意思など消えてしまった。今の国際情勢は当時とは違うが、それでも日本が沖縄からアメリカ軍を追い出せば、北方四島を返すという可能性もある。

ナイーブな由紀夫君がそんな離れ技を胸に秘めているとは思わないが、おしるしに普天間の基地を国外に追い出せば岩礁の一部ぐらいは返すだろう。嘉手納あたりをグアムに移転させれば二島くらいは帰ってくる可能性がある。福島瑞穂くんにもひと働きだ。拉致問題ではお友達甲斐もなくなにもしなかったが、今回はもう一人の旧友ソ連との仲を取り持ってもらいたいものだ。

あくまでも可能性で、そこから先は外交力、政治力が必要だ。もし、この通りに行かなくても、この方向に動くような傾向でも作れば鳩山首相は今の危機から抜け出せるかもしれない。少なくとも北朝鮮から拉致被害者の一人くらいを連れ帰るよりもはるかに効果があるだろう。

その余波で南シナ海の波が静まりればもっと効果がある。それを狙っているのでなければ鳩山氏のこれまでの外交スタンスは無意味である。

おっと、忘れていた。竹島も何とかしなければいけないな。こうして見ると鳩山首相には危機脱出の手立てはいくらでもある。