「立皇嗣の礼」か
自民党憲法改正草案を読む/番外237(情報の読み方)
2018年10月10日の読売新聞夕刊(西部版・4版)1面。
という見出し。
やや、やっぱりか、と思った。
「天皇の悲鳴」の中では省略したが(ブログには書いたが)、NHKが生前退位をスクープしたとき、秋篠と懇意のNHK記者がスクープしたものだという説が流れた。私は、官邸が秋篠と通じている記者に情報をスクープさせたのだと考えている。
安倍の狙いは天皇を生前退位させたあと、いかに早く皇太子から秋篠に「皇位」を継承させ、さらにそのあとを悠仁に継承させることにある。理由をいろいろ「捏造」し、(たとえば、次期皇后は病弱である次期天皇が一人で活動することが多くなると思う。ふさいで活動するのが、これまでの「天皇家」の姿である、とかの理由をこじつけ)、そのため「悠仁天皇」を誕生させる。あるいは「摂政」に似た地位につかせて、安倍が天皇を支配する--それがもくろまれているのだと私は感じている。
「立皇嗣の礼」などいうものをわざわざしなくても、天皇が生前退位させられ、皇太子が即位すれば、その段階で「天皇」の継承順位は秋篠が1位になることは誰もが知っている。いまの法律では、そう決まっている。それはいまの天皇が生前退位させられたら、皇太子(継承順位1位)が天皇になるのと同じくらいわかりきったことだ。
なぜ、そんなことをするのか。しかも皇太子が即位し、1年近くたってから、そういうことをするのか。1年間の間に、安倍がいろいろ画策するということだ。まず「女性天皇」を誕生させない。世界には女性が王位を継承している国がイギリスを初めいくつかある。日本でも愛子が天皇になってもかまわないと考える人がいると思う。そういう考えを封じてしまう。男性だけに皇位を継承させる。そのためには「皇太子-秋篠-悠仁」という皇位の継承の流れを「確立」してしまっておく。「悠仁天皇」が誕生した「貢献者」として安倍の名前を歴史に刻む。安倍はNHKに天皇生前退位をスクープさせたときから、そういう「シナリオ」を書いているのだと思う。
このシナリオ通りに進むと、安倍は「3選」(3期)で終わるのではなく、「4選」を強行し、生きている限り政権を支配する。独裁をほしいままにする。
記事には、こう書いてある。
天皇の生前退位問題をどうするか、のときは、「有識者会議」を設けた。委員長は安倍ではなかった。でも、今回は安倍が「委員長」になっている。「有識者会議」も「有識者」が独自に「結論」を出したとは私は思っていないが、今回はそれよりも安倍の「支配力」が大きいだろう。
安倍は独裁を押し進めるためなら、何でもする。そのことをあからさまに証明するのが今回の報道だろう。
もちろん違った「読み方」もできる。
だが、私は、こう読む。
安倍の「独裁」は天皇も支配下に置くことを念頭に構想されている。
#安倍を許さない #憲法改正 #天皇退位
*
「天皇の悲鳴」(1500円、送料込み)はオンデマンド出版です。
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自民党憲法改正草案を読む/番外237(情報の読み方)
2018年10月10日の読売新聞夕刊(西部版・4版)1面。
立皇嗣の礼 20年4月/秋篠宮さま 継承1位示す/政府近く決定
という見出し。
やや、やっぱりか、と思った。
「天皇の悲鳴」の中では省略したが(ブログには書いたが)、NHKが生前退位をスクープしたとき、秋篠と懇意のNHK記者がスクープしたものだという説が流れた。私は、官邸が秋篠と通じている記者に情報をスクープさせたのだと考えている。
安倍の狙いは天皇を生前退位させたあと、いかに早く皇太子から秋篠に「皇位」を継承させ、さらにそのあとを悠仁に継承させることにある。理由をいろいろ「捏造」し、(たとえば、次期皇后は病弱である次期天皇が一人で活動することが多くなると思う。ふさいで活動するのが、これまでの「天皇家」の姿である、とかの理由をこじつけ)、そのため「悠仁天皇」を誕生させる。あるいは「摂政」に似た地位につかせて、安倍が天皇を支配する--それがもくろまれているのだと私は感じている。
「立皇嗣の礼」などいうものをわざわざしなくても、天皇が生前退位させられ、皇太子が即位すれば、その段階で「天皇」の継承順位は秋篠が1位になることは誰もが知っている。いまの法律では、そう決まっている。それはいまの天皇が生前退位させられたら、皇太子(継承順位1位)が天皇になるのと同じくらいわかりきったことだ。
なぜ、そんなことをするのか。しかも皇太子が即位し、1年近くたってから、そういうことをするのか。1年間の間に、安倍がいろいろ画策するということだ。まず「女性天皇」を誕生させない。世界には女性が王位を継承している国がイギリスを初めいくつかある。日本でも愛子が天皇になってもかまわないと考える人がいると思う。そういう考えを封じてしまう。男性だけに皇位を継承させる。そのためには「皇太子-秋篠-悠仁」という皇位の継承の流れを「確立」してしまっておく。「悠仁天皇」が誕生した「貢献者」として安倍の名前を歴史に刻む。安倍はNHKに天皇生前退位をスクープさせたときから、そういう「シナリオ」を書いているのだと思う。
このシナリオ通りに進むと、安倍は「3選」(3期)で終わるのではなく、「4選」を強行し、生きている限り政権を支配する。独裁をほしいままにする。
記事には、こう書いてある。
天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴い、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣になることを示す「立皇嗣の礼」が2020年4月に行われる見通しであることが10日、分かった。政府は、儀式の詳細を検討する「式典委員会(仮称)」(委員長・安倍首相)の初会合を近く開き、立皇嗣の礼の日程を正式決定する。
天皇の生前退位問題をどうするか、のときは、「有識者会議」を設けた。委員長は安倍ではなかった。でも、今回は安倍が「委員長」になっている。「有識者会議」も「有識者」が独自に「結論」を出したとは私は思っていないが、今回はそれよりも安倍の「支配力」が大きいだろう。
安倍は独裁を押し進めるためなら、何でもする。そのことをあからさまに証明するのが今回の報道だろう。
もちろん違った「読み方」もできる。
だが、私は、こう読む。
安倍の「独裁」は天皇も支配下に置くことを念頭に構想されている。
#安倍を許さない #憲法改正 #天皇退位
*
「天皇の悲鳴」(1500円、送料込み)はオンデマンド出版です。
アマゾンや一般書店では購入できません。
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