「ヲタク」が見聞きするに、最近の日本や韓国の多くの学校では、
「絶対王政」ならぬ「絶対校長政」がはびこっているとのこと。
しかし、あまりにひどい校長には「天罰」が下る。
先日、韓国のとある小学校のワンマン校長が、女性職員への
たび重なるセクハラ発言と暴言を理由に、教頭に降格された。
報道されているセクハラ発言の具体的内容については、あまり
にもえげつないので、ここでの紹介は控えさせてもらう。
△「さては、良識派中年男を
気取る気だな?」
結局、耐えかねた職員らの集団的訴えが世論や地域住民を
動かし、ついには行政側も、過去、「大統領表彰」まで受けた
経歴を持つエリート校長に対し、懲戒を加えざるを得なくなった。
現在、韓国では、そのセクハラ校長に対する「教頭降格」処分が
甘すぎるとして、世論の批判が高まっている。
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■セクハラ校長の「教頭降格」問題
(ヤフーコリア ネット世論調査 9月2日現在)
教師らに対し常習的にセクハラ発言や暴言を加え問題になった
校長を、教頭に降格させる懲戒処分が下され、社会的な批判が
起きています。あなたはこの問題に対しどう考えますか?
・身内に甘すぎる処分 (82.0%)
・処分は適切な水準 (16.6%)
・その他 ( 1.4%)
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ところで、今回、この問題に関連する報道で、日本語で言えば
「甘すぎる処分」の表現をめぐり、およそ3種類の韓国語表現が
使用されていた点に、ちょっとした関心をひかれた。
最も多かったのは、上でも翻訳練習した①「솜 방망이 처벌
(直訳=綿の棒処罰)」なる表現。
散見された他の2つの表現は以下の通り。
②「봐주기 징계(直訳=大目に見てやった懲戒)」
③「감싸기 징계」(直訳=かばってやった懲戒)
△「仮想彼女の次はセクハラ・・・」
「ヲタクさん・・・、もしかして最近、欲求不満ですか?」
(終わり)