福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

西村監督とキム監督

2010年11月12日 |   〇芸能・スポーツ

日本シリーズを制した千葉ロッテの西村監督と、韓国シリーズを
制したSKワイバーンズのキム・ソングン韓国が、東京ドームで
並んで記者会見した様子が、韓国メディアで報じられていた。

「ヲタク」はしばらく、写真で見る二人の男の笑顔から目を離す
ことができなかった。

選手たちのやる気や能力を最大限に引き出している監督の
顔からは、独特の指導力がにじみ出ているような気がして
ならなかったのだ。

技術的な知識だけではなく、人を引き付ける人徳や包容力・・・。
厳しさを内に秘めたやさしさ・・・。

おそらく、両監督は、そういう諸々の「人間力」に裏打ちされた
指導力の持ち主に違いない。

かいかぶりすぎだろうか?

自分で考え動くことを放棄し、常に「上」の意向をうかがいながら、
肩書きでしか物が言えないような管理職と接することが多い
「ヲタク」としては、まるで別人種の男たちの写真を見ているような
気がして、最後には、ちょっとさみしくなった。


△「管理職とはそういう仕事なんだッ!
それより、自分のそのねじまがった
性格を、悲しいと思ったことはないのか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・

[사진]김성근 감독,'습관적으로 일본어가 나와서'
[フォト] キム・ソングン監督、「つい習慣的に口から日本語が」
(Osen 11月12日)

한국시리즈 챔피언 SK 와이번스가 일본시리즈 챔피언
지바 롯데 마린스와의 '한일 클럽 챔피언십 시리즈'를 하루
앞두고 12일 오후 일본 도쿄돔에서 훈련을 가졌다.
韓国シリーズの覇者・SKワイバーンズと日本シリーズの覇者・
千葉ロッテマリーンズの両チームは、「日韓プロ野球クラブ
チャンピョンシップシリーズ」を翌日に控えた12日午後、日本の
東京ドームで練習を行った。

훈련 후 열린 감독 기자회견에서 SK 김성근 감독이 질문에
실수로 일본어로 대답하다가 웃고 있다.
練習後、開かれた両チームの監督による記者会見で、SKの
キム監督(日本出身)が、韓国人記者の韓国語の質問に対し、
間違えて日本語で答えたことに気付き、笑っている。





△「ヲタクさんだって、とっても素敵な
粘着力を持ってますッ!うふふ


(終わり)


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ミスかイタズラか

2010年11月12日 |  〇語彙と表現
心の中で一度はボツにした題材である。

しかし、どうしても気になってしかたがないので、ここで取り上げる
ことで気持ちの整理をしたいと考えた。

問題は、11月11日付け釜山日報の日本語講座。

日本語の「しつけ」を「예절 교육(礼節教育)」、あるいは
기본예절(基本礼節)」と韓国語訳している点など、大いに
参考になる内容だった。


△「愉快な日本語」(釜山日報)

しかしである。

「ヲタク」は、この講座の会話文の韓国語訳に、実に奇妙な
間違いを発見してしまった。

「躾が身についてこそ大人になれるから、気にするなよ」という
日本語を韓国語に訳した部分だ。

「기본예절이 몸에 배야 어른이 되니까 간섭 말아요!」

これを直訳すれば、「躾が身についてこそ大人になれるから、
干渉するなよ!」となる。

つまり、会話文の日本語にある「気にするなよ」の部分が、
なぜか、「간섭말아요(干渉するなよ)」となっているのだ。

ここ数年、毎日のように韓国メディアをウォッチングしている
「ヲタク」ではあるが、さすがに理解に苦しんでしまった。

はたして、これを単なる翻訳(+校正)ミスと見るべきなのか。

はたまた、何らかの意図が込められたイタズラと見るべきなのか。

あるいは、真実は他にあるのか。

さて、読者のみなさんは、この謎をどう考えられるだろう?







△「そんなこと、どうでもいい





△「ヲタクさん・・・、私をしつけてください


(終わり)


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