個人的な話で恐縮だが、今日、病院で受けた肺の精密検査
(胸部CT検査)の結果、「ヲタク」の肺が肺気腫と言う恐ろしい
病(やまい)に侵され始めていることがわかった。
しかし、「ヲタク」は、その病名を聞いたとたんに心が軽くなり、
気持ちが明るくなって来るのを感じた。
その最大の理由は、1次検診のレントゲン検査で結節の
疑い(肺の影)を指摘されて以降、「ヲタク」が心の底から
恐れていた病気の疑いが晴れたという点だ。
それに、今のところ、自覚症状と言えるような自覚症状もない。
今日も職場では、20代の男性でも(?)そう簡単にはできない
体力のいる作業を継続的にこなした。
強いて言えば、疲れが溜まった時などに軽い動悸(どうき)や
息苦しさを感じる程度だ。
当面、日常生活に支障があるわけでもないので、特別、
通院して治療を受ける必要もないようだ。
そして、この先、タバコをやめさえすれば、すでに死んだ肺の
組織は元には戻らないものの、病気の進行を遅らせることは、
可能だとのこと。
この際、タバコと縁を切るいい機会だ。
しばらくは苦しい禁断症状にのたうちまわることになるだろうが、
タバコをやめなければ大切な肺が確実に死んでしまうとあっては、
背に腹はかえられない。
さっそく、明日から禁煙であるッ!
△「なぜ今日からやめないッ!」
中年男だと言うのに、やることはまるで子どもである・・・。
ふと、2、3日前に目にした京郷新聞の日本語講座の見出しが
脳裏をよぎった。
「남자는 다 어린애잖아」(男はみんな子どもじゃない)。
内容に全く関連はないが、それだけインパクトのある見出し
だったのだろう。
人生の大きな岐路にあって、自然と韓国語が頭に浮かんで
来るところが、「ヲタク」の「ヲタク」たる所以(ゆえん)である。
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■[곤니치와, 일본어](304) 남자는 다 어린애잖아.
[コンニチハ、日本語](304) 男はみんな子どもじゃない。
(京郷新聞 3月1日)
<解説部分>
文末に「もの」、または「もん」を付けて話せば、韓国語の
「~잖아」、「~거든」という意味を表し、ある状況について
理由を説明することができます。
△「ヲタクさん・・・、禁煙で苦しくなったら、
私のくちばしを思い出してください。うふふふ」
(終わり)