米メジャーリーグへの移籍を目指す大谷翔平選手。
彼がアメリカでも「二刀流」選手として成功できるのかどうか、
韓国の野球ファンも少なからず関心を持っている。
さて、では韓国語では(韓国メディアは)大谷選手の「二刀流」を
どう表現しているのか?
まず、直訳調の韓国語では「二刀流」に相当する「쌍검법(双剣法)」
なる漢字語があり、実際、韓国メディアでも大谷選手の「二刀流」に
ついて極々稀(ごくごくまれ)にこの表現が使われている。
△ネイバーニュースで「쌍검법(双剣法)」検索
しかし、圧倒的に多いのは「투타겸업(投打兼業)」なる新しい
漢字語だ。
△ネイバーニュースで「투타겸업(投打兼業)」検索
大谷の「투타겸업(投打兼業)」を知らなくても、韓国語の
学習にマイナスになることは全くない。
ただ、野球ファンの韓国語学習者、あるいは野球ファンの韓国人と
共通の話題を持ちたい韓国語学習者なら、知っておいて損はしない
単語にはなるだろう。
(終わり)
韓国では11月23日(木)、浦項地震の影響で1週間延期された
「修能」(大学入学全国共通試験)が実施された。
今年も、例によって5限目に実施された日本語(全30問、第2外国語
/漢文領域の選択科目)の試験問題から、一部紹介する。
今回は、4問をピックアップしてみた。
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①まず、日本に多い地震を題材にした問題。この問題には、さすがに
「ヲタク」もドキッとさせられた。今回の試験は、浦項地震の影響で
1週間延期されたのだから。受験生、特に被災地の受験生はどういう
思いでこの問題を解いたのだろう?
②どう見ても、サザエさんである。カツオとワカメも登場している。
思わず頬が緩んだ問題であった。
③今年も問題の中に九州が登場していた。やはり、韓国人にとって、
九州は身近でなじみ深い日本なのだろう。
④韓国のペットブームを反映しているのだろうか?問題の中にも
ペットが登場していた。
(終わり)