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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

とある科学の超電磁砲T 第14話 『竜王の顎』感想 補足2: 学園都市の科学が、実はアレイスター流の現代魔術であることを改めて思い知らされたかも。

2020-05-19 18:54:41 | 超電磁砲/禁書目録
今回、「竜王の顎」の登場に意外と驚いているのは、あぁ、これが上条当麻の本質なんだよな、ということを思い出さされたから。

いや、禁書って、もう10何年も続いているシリーズでしょ。

だから、最初の方の話とかもうほとんど覚えていないわけで。

その上、このシリーズ、無駄に登場人物の数が多く、しかもそのほとんどが初登場以降、再登場しないので、覚えてもいられない。

そのうえ、新約以降は、とにかく魔術の範囲や、魔術の系統が爆発的に増え、しかも、その説明を地の文で、呪文詠唱まで含めて詳細に書き込むから、正直、読むのもしんどい。

なので、いつの間にか、あれ、これ、なにしてたんだっけ?という気にさせられることが俄然増えた。

しかもそれが、一冊の巻の中でも、数冊に渡るシリーズとしても。

つまり、ものすごく読者のコミットメントを求めるシリーズになっていて。

しかも、極めて粘着的なコミットメントね。

だから、新約の後半は、はいはい、今回もこのパタンね、というぐらいにしか感じていなかった。

読む方の感覚も麻痺してきた、というか。

だから、簡単にいえば、超・惰性で読んでいた。

そのどんよりした雰囲気を、今回の「竜王の顎」のエピソードは、わりときれいに払ってくれた気がするんだよね。


多分、その原因は、新約の終盤まで行って、ようやくアレイスターの意図や学園都市の設立目的なんかが、明らかになってきたところで、物語当初のエピソードを見せられたから、というのが大きい。

つまり、今回の「竜王の顎」は、いわば「2周目の読書」に近い、ということ。

だってさ、禁書とかって、なかなか再読する気が起こらないから。

なにせ、総じて冗長だから。

でも、確かにその冗長さのなかには、魔術についての詳細な説明もあったりして、そういう意味では、ちゃんと設定集も兼ねていたりする。

ただ、そこに焦点を絞って読み直すのは、かなりの苦行であるのも確か。

なので、今回のように、動画でチラ見せだけでもされると、ああそういうことだったったけ、って納得感が高いんだよね。

まぁ、そういう点では、超電磁砲のマンガの作者が、情報密度のやたらと密度の濃い禁書本編の話を、いい具合に薄めて引き伸ばして、一つずつ説明してくれている、というわけで。

で、そうすると、新約の最後の方で、アレイスターも触れていたように、学園都市で言う「科学」って、要するにアレイスター流の新魔術である「テルマ」であることもなんとなくわかってきたりして。

つまり、美琴もアクセラレータもみんな、超能力者ではなく、ネオ魔術師だ!ってことなんだよね。

そのことが、今回の美琴の鬼化で、だいぶはっきりしたように思えて。


・・・ということで、ちょっとそのあたりのことも、いい機会だから見直してもいいのかもしれないと思ってきていたりもする。

なんといっても、アレイスターというのは20世紀初頭に実在したイギリス人で、彼が書いた『法の書』って、ホントにあるんだよね。

そんなこと、真面目に受け止めるのはさすがにバカバカしいのだけど、しかし、たとえば、同じように「現代魔術」を物語の軸に据えているお兄様たる『魔法科高校の劣等生』のほうが、いかにもソフトウェア科学の体系の安易な書き換えであることを思うと、禁書のほうは確かにかなりニューエイジっぽくてガチで危なっかしい。

ただ、ちょっと頭の整理をしてみてもいいのかもな、と思い始めてもいる。

なにしろ、禁書本編の方では、とうとう薔薇十字団まで登場してきているから。

しかもそれが、創約1巻では、ソフトウェアというかマルウェアというか、ガチでインターネット系の情報技術に即した形で提供されるようになってきているから。

つまり、お兄様的な魔術は、薔薇十字系の末裔のように考えることもできて。

そうなると、科学の源流までさかのぼって別系統、ということもできるのかもしれない。

・・・って、自分でもなに言ってるのかわからなくなってきたw

あぶない、あぶないw


ともあれ、そんなことをぼんやり考えさせられるくらいの一撃が『竜王の顎』にはあったということでw

でもまぁ、あまりシリアスに受け止めるのは控えるべきなんだろうなぁ、やっぱりw

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プリンセスコネクト!Re:Dive 第7話『闇穿つ光 ~仲良し姉妹のマリアージュ~』感想: なんだかんだいってキャルが物語の真ん中にいる気がした!

2020-05-19 16:52:11 | プリコネ
前回の引きから、え?シオリって出落ち的に退場?と思っていたのだけど、さにあらず。

さすがはゲームの世界w

魂の侵食を抑えて、さらに跳ね返せば、なんとかなる!って感じで、意外とあっさり、シオリ自身は助かっていた。

てか、ハツネって、いろいろとスペックが規格外っぽいけど、彼女って、もしかしてこの後キーパーソンになるのかね?


で、そんなハツネによるシオリン救出が今回のメインかと思っていたら、実はそうでもなく、本番は、クリスティーナの襲撃の方だったみたいで。

それをユウキたちが迎え撃つ形になった。

あ、BB団もしっかり覚えられていて、笑ったのだがw

ともあれ、この一件で、一応、ユウキが徐々に過去の力?を取り戻しつつあることも描写されていて、その結果、なんとかクリスティーナを退けることができた。

あのユウキの振る舞いは、プリンセスナイトの能力でパーティメンバーの能力が底上げされた、ということでいいんだよね?

どうもこのあたり、そもそもユウキの目標がどこにあるのか、まだ明らかにされていないから、そのあたりを、そろそろ説明してほしいところかなぁ。

それも、コッコロたんwから説明されるのかね?

あー、でも、キャルから、というのもありえるのか。

結局、最後のシャドウを退ける場面を見ると、なんだかんだいって、キャルが物語の要になっている気がとてもしたので。

思っていた以上に、もしかしてキャルって重要?って思ったものね。

もちろん、本人が言っているように、もともとペコリーヌとユウキの動向を探るためにギルドに入ったスパイだったはずなのが、徐々に情が移って、結局、逡巡はしたものの、ペコリーヌのアシストに回る、というのも、シナリオ的には胸アツなわけだけど。

だから、前回ちょっと抱いた、ギャグが急にシリアスになるのか?という疑念についてはそれほど心配する必要はなかったかな。

むしろ、シリアスな危機が来たと見せて、その事件を通じて、仲間の絆を確認し、強める回だっだ。

もちろん、クリスティーナのお披露目やユウキの能力発動、キャルの苦悩、等々、重要なイベントも目白押しだったのだけど。

そうした、先々のための情報提供の回だったにもかかわらず、全体としてはハツネとシオリの姉妹愛が描かれた、と思える構成は上手いよね。

ということで、安定の面白さだなぁ。

とはいえ、繰り返しになるけど、ぼちぼちOPにある美食殿による砂漠の魔獣?討伐クエストのようなイベントもほしいかな。

というのも、あのOPにある砂漠を皆で滑っていく場面が、全体的に立体的な動きがなされていて、気持ちいいなぁと思っているので。

ああいうスピード感のある場面を、是非本編でもみたいな。

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ぼくたちは勉強ができない 第158話 『[x]=機械仕掛けの親指姫編⑧』 感想: これは次回で理系編は終わり、という流れかな。

2020-05-19 10:37:10 | ぼく勉
前回で一応、関城家の家庭不和の問題は解決されたようで、関城は、一旦自宅にもどることなり、あとは、理珠と成幸で好きにして、という流れ。

関城にもれなく幽霊がついていくのは笑えたがw

で、好きにして!って流れで、二人して残って、なんとなく散歩にでかけたら、途中で真冬先生に遭遇w

ポンコツ真冬先生らしく車がガス欠で荷物が運べなくなっているところを、理珠&成幸の二人で手伝って、そのまま卒業した母校へ。

で、久しぶりに校内をブラブラしているところで、高校時代を振り返り、勉強を教え/教わりしていた頃を思い出しながら、階段で自己キスかな、と思いながらも、一旦、それは回避した上で、しかし、理珠がキスして、互いに告白をして、次回へ。。。


・・・なのだが。

正直、関城と真冬先生のほうが、キャラ造形的に理珠よりもヒロイン力が高いように感じて、ちょっとそれ、どうよ? と思ってしまったのと、

あれ、結局、理珠のアドバンテージって、連載当初にあった自己キスくらいだった?、と思ってしまい、

あー、やっぱり、理珠は、そもそも最後に選ばれる女子としては描かれていなかったんだ、と感じてしまった。

単純に、これは!というエピソードに欠けていた、というか。

やっぱり、エピソードの積み重ね、って大事だな、と思った次第。

まぁ、うるかについても、それはいえるのだけど、ただ、彼女の場合は、最後の追い込みのところになって、裏技として「かつての成幸を支えた女子」という実績が示されてしまったのが、大きかったのだな、と。

文字通り、末脚を見せつけた!ということで。

それに比べると、理珠の場合は、ここまで彼女の当番回?になってすでに8話も費やしているのに、そういう決定的なエピソードすら描かれていないのは不憫といえば不憫。

この流れだと、次回で理珠編は終わりになるようだけど、最後くらいは盛り上げてくれるのか?

それとも、このまま、なんとなく当番回だから予定通り消化しました、という感じで終わってしまうのか。

結構、微妙な幕引きになりそうかな。

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