BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

『魔法科高校の劣等生』も次の32巻で終わるんだね!

2020-06-24 15:22:54 | さすおに
どうやら、お兄様のお話も、9月に出る32巻が最終巻になるらしい。

最終巻は「サクリファイス編/卒業編」ということだから、前々から言っていたものを一つにまとめたみたいだね。

多分、別々に引き伸ばすのがもう難しくなっちゃったんだろうな。

だいぶ前から、物語自体、破綻していたし。

大体、31巻で、強敵や宿敵はすでに倒してしまったし。

これ以上、「戦略級魔法師」との戦いを増やしてもどうしようもないしな。

となると、結局、光宣がラスボスのままで終わるのか。

ちょっとは、水波を解放したときに、何か時限爆弾的なものを仕込んでおいてくれると少しは面白くなるのだろうけど。

どうだろうなぁ。

しかし、「来訪者編」のときには、パラサイトの設定にはびっくりして、この線で行けば面白くなりそうだと真剣に思っていたのだけど、見事なまでに、その期待を裏切られて、心底ガッカリだよ。

どう考えても、お兄様については、「来訪者編」がピークで、その後は、ただの蛇足。

無駄にキャラを増やして、単行本の冒頭の紹介ページを30頁強とかにしてページを稼ぐだけだったw

あそこに掲載されたキャラが全員毎回出てくるなら、掲載されるのもわかるけど、ほとんどが一見さんで終わってるのだから、ホント、ただのページ数の水増しでしかない。

で、高2編は、四葉継承編あたりまでは、まだお家騒動的緊張感があったから読めたけど、高3になって以降は、まじでただの蛇足。

あんな体たらくの光宣がホントにラスボスになるとは思っていなかったので、単純に、作者のプロット開発力に問題があったんだろうなぁ。

ともあれ、お兄様も次巻で終わり。

前にも書いたように、「魔王様」と「ストブラ」も次で終わるから、なんか終了ラッシュになっていて、笑えるw

となると、その中でいまだに新章を立ち上げ始めている『禁書』と『SAO』が、なんだかんだいってスゲー!ってことになりそうw

少なくともこの2作には、物語の大きな流れについて作者がイメージを持っている、ということなのだろうな。

まぁ、それが読者に受けるかどうかは別の話だけど。

まぁ、でも2020年だからね。

節目の年にふさわしい大団円になってくれることを祈ります。

あ、でも、お兄様については、きっと一条のスピンオフとか、しばらくは書き続けるのだろうな。

せっかく一条も戦略級魔法師にしてもらえたのだし、中国から来た妹キャラもいるしね。

とりあえず、仕切り直す、ということなのだろうな。

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炎炎ノ消防隊 第224話 『太陽と月』 感想

2020-06-24 13:03:01 | 炎炎ノ消防隊
予想通り、鬼・火鉢vs紅丸の対戦の開始!と思ったら、その手前の口上を述べたところで終わり。

展開、遅! 

いや、さすがにこれ、展開、遅すぎでしょ!


で、鬼・火鉢のほうは、紅丸に日輪を使わたくて仕方がないようなのだけど。

どちらかというと、紅丸の成長の途中で亡くなったのが心残りだったので、あの世から、稽古をつけに戻ってきてやった、とでもいいそうな雰囲気なんですけど。

それで、本当に、俺に向かって日輪をうってみろ!日輪でないと俺は倒せないぞ!とか言って、紅丸が日輪を使うのに躊躇しないようにしてから、成仏しそうなんですけど。

その結果、実際に、紅丸は、今後の戦いのために必要な日輪を自家薬籠中の物とした!とかで終わりそうなんですけど。

で、そうして、いや、実は、ドッペルゲンガーっていい奴もいるんだな!

だったら、共存もできるかも!だな!

・・・とかいう、ヌルい展開になりそうな気もしてきたのだけど。。。

なんなんだろうね。

いや、全面戦争を回避するためには、その方がいいのだろうし、

実際問題、すでにシスターがドッペルゲンガーらしい、という話もあるから、

いや、シスターもいい人ですよね? 共存できますよね?

ってことになるんじゃない?

で、火華がシンラに、シスターを助けて!、とか懇願して、シンラが、よっしゃがんばる!っていって、超・アドラバースト!を使って、なんとかした!

・・・とかいうオチで終わりそうな気がしてきたw

さすがに、そんなヌルい終幕はないと思いたいけどw

ともあれ、もっと展開を加速してくれ。

いくらなんでも遅すぎだよ。

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プリンセスコネクト!Re:Dive 第12話『きまぐれパティシエ自慢の一品 ~迷宮とクレープのメモリー~』感想: ペコリーヌとキャルを襲う美食殿崩壊の危機!?

2020-06-23 14:39:19 | プリコネ
そうか、ペコリーヌって、ランドソルの正規のお姫様だったのか。

それで、あれだけの身体ポテンシャルを秘めているのか。

で、この最終2話で、ペコリーヌのエピソードをやるのか。


今回、うまいなー、と思ったのは、冒頭でペコリーヌの夢の中での回想シーンをやって、目覚めたら涙を流していた、というところ。

あれはエピソードのつかみとしては万全で、すっかり引き込まれてしまった。

もちろん、中盤では、前回登場したシズルとリノが、クレープ屋としてペコリーヌの暴食に付き合うwというネタもちゃんとこなしていて。

こういうキャラの継続した使い方もうまいなーと思うところ。

だって、これなら、特定のキャラのもつ日常と戦闘時?での「二面性」とかも、さらっと伝えてくるから。

短い時間の間ながら、受け取る情報が重層的で多い、という、結構な神業。


で、そういう風に多数のキャラを重ね描きしながら、ちゃんと活躍させる。

今回なら、ラビリスタの助っ人的立ち位置。

加えて、ユウキに、この世界で、前世?現実世界?の、とにかくこことは異なる世界の記憶を思い出させる役割も担っているようで。

原作のことは全然知らなかったし、今もあまりよくわかっていないけれど、とにかく、「今」の舞台、ランドソルの世界が、ユウキにとって2回目?のやり直しの世界であることは、アメスの言葉から十分伝わっているので。

この先は、ユウキが記憶を取り戻しつつ、本来すべき物語に突き進む、ということなのかな?

で、そのための前哨戦、一里塚として、このランドソルの話、ペコリーヌの話がある、ということでいいのかな。

ただ、ホントに一里塚だとすると、アメスとの繋がりがもとからあるコッコロはさておき、ペコリーヌとキャルの立ち位置がどうなるのか、ちょっと不安。

てか、このプリコネRでは、どう見ても、ペコリーヌとキャルの間の掛け合いが、物語の具体的な展開やイメージを決めていたので。

それが、本来の主役たるユウキが覚醒した時に、どうなるのか。

ただの主役復活までの前座にとどまるのか、それとも、これまでと変わらず、美食殿のギルド仲間として、ともに旅するのか?

今まで見たきた感じでは、ペコリーヌとキャルもこのまま続投!で言ってほしいと思うけど。

うーん、どうなるのだろう。


あと、一応、次回で最終回だけど、これ、どう考えても、2期あるよね?

これだけ、多数のキャラのお披露目もして、とりあえずペコリーヌの抱える問題にまで踏み込んでおきながら、それで本編はおしまい!ってことにはならないよね?

せっかくそれぞれのキャラの立ち位置もわかってきたところなのに、これで店じまいではあまりにつれないw

ぜひぜひ、2期をよろしく!

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ぼくたちは勉強ができない 第163話 『[x]= 文学の森の眠り姫編④』 感想: どんどん文乃の恋愛日記文学になりつつあるw

2020-06-22 11:29:02 | ぼく勉
予想していたことではあるけれど、もう、ひたすら文乃の独白で埋まっていく、少女漫画展開。

今回なんか、ただただヴァレンタインのチョコを成幸に渡すか渡さないか、って、一人でモジモジ、イジイジしていただけで終わってしまったものねw

むしろ、理珠とうるかのヴァレンタイン・アタックが直球過ぎて、あの二人、脇役に収まるとわかってしまっているからだろうけど、むしろ、今まで以上にアグレッシブでビックリ。

まぁ、それも、文乃との対比を明確にするためなんだろうけどね。

その分、文乃は自分の中で悶々とあれこれ考えてしまう。。。

ホント、全編にわたり、文乃の内面の告白ばかり記されるから。

むしろ、その結果、成幸の気持ちも全くわからないw

いや、これは、理珠編とは結構大きな違いで、一応、あの時は、関城の家族の問題を前に、成幸と理珠で一応、コミュニケーションしながら、共同作業としてあたっていたじゃない?

で、その分、二人のやり取りから成幸の気持ちを推し量ることもなんとなくできたけど。

文乃編では、成幸はひたすら文乃のお助けマンに徹してしまっているから、彼の内面の動き、とりわけ恋心なんて、まったくわからない。

裏返すと、文乃の恋愛一人芝居にも見えてくるわけで。。。

結局、ヴァレンタイン・イベントにしても、なぁなぁなまま、成幸にチョコをわたしただけだし。

もちろん、文乃的には、川に流れたチョコを、自分の代わりに飛び出して取り戻してきた成幸に胸がキュンキュンなわけだけどw

でも、それは、あくまでも文乃の恋愛ゲージがどんどん上がっていく、という描写でしかない。

はたして、どのタイミングで、成幸との対話が生じるようになるのか?

本編の展開通り、恋愛問題とか乙女の気持ち問題とかいいながら、一般論で切り出しそうな気もするけれど、しかし、その手はすでに理珠が「恋愛ゲームをやりましょう!」といって使ってしまっているんだよね。

なので、文乃ルートでは、文の独自の、成幸に自分のことをきちんと意識させるイベントが必要になるわけど。。。

それはいつなのか?

やっぱり、受験本番ってことになるのかな?

もちろん、足の怪我がいつ治るのか次第の展開でもあるのだけど。

さてさて。。。

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グレイプニル 第12話 『約束の場所』 感想: ほのかに抱くカイトの愛の重さがどうみても悲劇の連鎖の発端だと思うのだけど…

2020-06-22 01:35:08 | グレイプニル
修一の山田塾の仲間たちの関係をすでに知ってはいたけれど、改めてこのカイトの手によって、愛子に成り代わったほのかを絞殺する、という展開は、なかなかに無理があるな。

多分、原作だと、白黒の漫画ということもあって、淡々と猟奇的なことを行っても、小回りを含めて時間の引き伸ばしやタメを加えることができるので、それほど違和感はないけれど、アニメのように色がついて、動きが連続して行われてしまうと、いや、さすがにカイトの判断、早すぎるし、常軌を逸している、という感じしかしない。

今回のエピソードだと、なんかほのかが異常者扱いされているわけだけど、ほのか(見た目は愛子)を殺している時点で、カイトも十分、異常者でしょ。

で、もともと事件の発端になった愛子の自殺にしても、正義感を振りかざしたはてに起こした自殺となると、愛子の神経も尋常ではない。

いや、死ぬところまでは行かないでしょ、さすがに。

・・・って、思うと、もしかして、山田塾に集められた子どもたちって、両親が共働きで預けられた、という理由も含めて、すでに子どもの頃に、何らかの心理的障害を抱えていた子どもたちだった?という気がしなくもない。

確か、エレナがクレアに話していたはずだけど、彼女たちの両親にしたって、議員?をしている父親は不正をしていて、母親は会社の若い社員と不倫をしていたということだったはず。

で、それを理由にエレナは両親を殺した、というのだから、エレナにしても相当、精神を病んでいる。

そういう意味では、直人と修一は、冷静な男子だった、ということになるけれど。。。

まぁ、だから、修一とのコンビを解消せざるを得なくなった――修一の記憶はエレナに消されている――エレナが、修一の代わりに選んだパートナーが直人になったのだろうけど。

それにしても、いまさらながら驚いたのは、カイトがほのか(見かけは愛子)を殺したのって、数ヶ月前のことでしかない、ということ。

となると、それから1-2ヶ月の間に、修一はエレナとともにコイン集めに関わったけど、その過程で、100枚のコインを集めた、あるいは集めそうになったカイトと多分、揉めて、その結果、何らかのダメージを受けてしまい、エレナによって記憶を消されるようになった、ということなのだろうな。

で、その記憶を消された時点から、それほど時間が経っていないところで、今度はクレアと出会って(第1話)、再び、コイン集めに関わるようになった、ということのようで。

想像していた以上にせわしない。

いや、だって、その数ヶ月の間に、円や小柳のようなコイン集めのグループがつくられていったわけでしょ。

もちろん、愛子が自殺してほのかが入れ替わる随分前からコイン探しゲーム自体は始まっていたのかもしれないけれど。。。

このあたりは、原作も含めて、時間の流れに疑問を感じるところ。


あと、この12話の時点では、愛子が自殺した理由については、まわりからのいじめだったのだろう・・・ぐらいの理由しか明かされていないわけだけど、

このあと、物語が進んでいくと、カイトの口から、どうやらクレアが、悲劇の発端を引き起こした・・・的な発言がされるんだよね。

となると、自然に考えると、愛子が自殺する最大の理由を作ったのがクレアになり、そのクレアを問い詰めるために、記憶を失う前の修一がクレアの首を占めようとしていた、というフラッシュバック場面につながるようにも思えて。

もっとも、このあたりの「修一の消された記憶のサルベージ」は今まさに、原作で試みようとしていることだから、原作の55話以降で明らかにされていくことなのかもしれなくて、ちょっとドキドキしている。

これまでのクレアの「悪魔」的行動からすると、愛子を直接いじめるのではなく、愛子が構造的にいじめられるように仕向けたり、あるいは、自殺を選択せざるを得ない状況を作り出したのがクレアだった、ということになりそう。

であれば、カイトがクレアを見て「悪魔め!」と言ったのも理解できる。


ということで、この終盤になって一気に山田塾の「起源の物語」にまで触れてきたわけど、これ、次回でアニメは終わりなのかな?

ここまできたら、『進撃の巨人』ではないけれど、丁寧に最後まで映像にしてほしいと思うけど、無理なのかな。

せめて2クールまでやってくれると、物語の全貌がだいぶはっきりしてくると思うのだけど。

というか、やっぱり、今の化け物になったカイトと、直人や修一が再会するところまでは見てみたいのだけどな。。。

そういう意味で、次回、どこまで描くのか、楽しみではある。

この先の展開が、だんだんと心理ホラーになっていくことを思うと、夏にかけて2クールやってくれるとちょうど合ってると思うのだけど。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 第12話 『最終イベントが来てしまった…』 感想: 破滅どころか超ハッピーエンドで2期へ続くw

2020-06-21 15:22:33 | Weblog
わかっていたことではあるけれど、あっさり、会長もカタリナにおとされて、ひとまず大団円w

てか、会長の闇の魔法からの救済劇なんて、カタリナが会長の手を取るだけで、一緒についてきたカタリナの取り巻きwの面々は、ただ周りで見ていただけで終わってしまったw

さすがに少しは、あ、これヤバい!とか思わせる場面が会っても良かったと思うのだけど。

それもなく、ただ手を握っておしまい!って感じで。

ともあれ、会長もおとしたことで、要するに、超ハーレムエンドだったわけだけど、しかし、女子が主人公だとそれがオーケーに見えてしまうのが不思議なところ。

で、しかも2期なわけでしょ?

でも、そうなると、これ、カタリナ・パーティが一丸となって、国の危機にあたる・・・とか言う展開でもない限り、完全に宝の持ち腐れだよねw


本音を言うと、カタリナが心配するとおりの破滅エンドの到来も一度見てみたいけれどね。

もうすっかり、皆に気を許してしまったところで、全員から手のひらを返されて、あわれ追放の憂き目を見るカタリナ・・・、という展開w

そうして、またカタリナ脳内会議で、すっかり安心して緩みきっていたー!!!とかいって言って、大反省会する様子とかw


とはいえ、こんなハッピーエンドにしておいて、2期でホントになにやるんだろ?

さらにカタリナ・ハーレムが広がっていくのだろうか?

それともカタリナラブの面々の間で多少なりとも不和が生じるのか?

なんの期待もしてなかっただけに、微妙ながらも佳作で終わったのにちょっと驚いている。

とりあえず、素直に2期を待ってみますかね。

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かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 第11話 感想2

2020-06-21 12:51:44 | かぐや様
さすがにこの先どうなるのか気になってしまったので、ちょっといくつかこの先のバレを見てきたのだけど、

やっぱり、一応、今後は、結構、石上を中心に物語が回っていくのね。

それだけでなく、彼と同級生の伊井野やその友達の大仏とかも巻き込んでの、石上争奪戦?みたいな方向に行くようで。

え?って、目を疑ったけどねw

でもまぁ、そういう方向に行くらしい。

で、今回、石上に文句を言いにわざわざ来ていた、石上の歩む道を思い切り狂わせた張本人の大友も絡んでくるらしい。

つまり、これ以後の展開を考えた時、今回のエピソードは外すことのできない転回点だったってことらしい。

まぁ、それなら仕方ないのだけど。

でも、なんというか、石上たち後輩の世界に物語の軸足を置くことで、白金やかぐや様の代の有能さ、ならびに、それに伴う権力掌握による情け容赦のなさを間接的に描いていくのって、どうなんだろうね?

それだと、石上たちが、神々を前にしたただの民草にしか見えてこないのだけど。

だって、石上がぶん殴った腐れ演劇部のやつとか、結局、四宮家が高校のお偉方OBにチクって、退学させたというのが真相ということだし。

その場合、確かに早坂に言ったとおり、かぐや様は直接、手を下しているわけではないけれど、しかし、しっかり一後輩の人生を左右するような圧力をかけているわけで。

まさにパワー、まさに権力。

しかし、そんなものの所在をわざわざわからせるような非情な事件がこの物語には必要なのか、というのは相変わらず感じる。

ということで、やっぱり、この石上事件周辺への物語の旋回は、悪手としか思えないのだけど。。。

これで、この先、ホントに面白くなるのかな?

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かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 第11話 感想

2020-06-21 10:41:47 | かぐや様
ふーん、かぐや様って、これからはこういう話になっちゃうんだ。

石上の話になるのか。

そして、またもや、パチモンの「東京ラブストーリー」のイントロ。。。

うーん。

なんか期待してたのと違うなー。

石上の更生の話、社会復帰の話になるのか。

かぐや様って、てっきりラブコメでギャグ漫画だと思っていたのだけど。

ここまでガチでシリアスをするとは思ってなかった。

てか、白金たち生徒会の調査能力もすごいし、四宮家の学校に対する権力の所在にもびっくりする。

まぁ、今回は早坂の言う通り、それを匂わせただけかもしれないけれど。

にしても、なんか、全然違う物語になってしまったようで、正直、困惑。

単純に、早坂が舌打ちしながらかぐや様の尻拭いをするのと、藤原書記が、かぐや様の白金に対する姑息な計画を能天気に粉砕していくところが見たいだけなんだけどな。

てか、ラブコメとギャグ、もうやめるのかな?

ちょっとこの物語をどこを向いているのか、まったくわからなくなっちゃったなぁ。



追記: あまりに気になったので、ちょっと調べて、感想2として書いてみた。

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泣きたい私は猫をかぶる 感想

2020-06-21 00:44:14 | Weblog
『千と千尋の神隠し』と『君の名は。』を足して2で割ったような物語だけど、当然、その2作の足元にも及ばない。

残念な映画。

でもまぁ、佐藤純一(サトジュン)と岡田麿里って、方向性が逆だから、企画の段階からミスマッチだった感は拭えない。

サトジュンって、基本、リリカルな実写主義的な映像と芝居を好むタイプ。

対して、岡田麿里って、主には女性の主人公に生じる不可解な情動を核にして、逸脱した行為を描くことでリアリズムを追求するタイプ。

さらにいえば、

サトジュンが、その実写主義的なところから、かつてあった映画的な実写主義、典型的には大林宣彦的な実写映画のカメラワークを好むのに対して、

岡田麿里は、基本的に90年代的な月9ドラマ的な、アップダウンの激しい展開のシナリオを得意とする。

つまり、サトジュンが「静」の映像とすれば、岡田麿里は「動」の映像。

となると、

よほど辣腕をふるえるタイプのプロデューサーでもいない限り、映画としてまとまりに欠けるものになることは必至。


で、実際に見終わってみると、そういうチグハグした部分ばかりが目立った。

まずは主人公の美代。

まさに岡田麿里の描く女子の典型のような、不可解な言動が目立つ不思議ちゃんなわけだけど、それを「無限大謎人間」の略として「ムゲ」というあだ名で作中で強調するのは、流石にどうかと思うよ。

あだ名としてあまりに痛すぎるし。

最初は誰のことを言っているのか、わからなくて戸惑ったけど、逆に、説明された後は、そこまでベタに呼ぶか?と思うわけで、そういうところは岡田麿里だなぁ、めんどくさいなぁと思った。

で、美代=ムゲの対になる日之出については、こちらも何を考えているのかわかりにくい。

多分、舞台が陶芸の町・常滑だからなのだろうけど、唐突に、俺、爺ちゃんみたいに器を作りたいんだ!というものづくり男子にしてしまって、さすがにそれ、町おこしに縛られ過ぎだろう、と。

そういう物語外部の理由から主人公二人の性格が決められているのに気づいてしまうと、そこからさきは、もうPR映画にしか見えないんだよね。

で、そのPRのために、無理やり、「猫に転じる」といういかにもジブリ的なあやかしっぽい世界が付与される。

・・・って思ってたら、サトジュンと連盟で監督している人ってジブリ出身ってことに気づいて、あー、雰囲気だけはジブリにしたかっただけなんだ、ってことにも気がついてしまって、更に萎えた。。。

ペンギン・ハイウェイ』が思っていたよりもよかったので、同じ制作スタジオということで、ちょっと期待していたのだけど、ガッカリ。

『ペンギン・ハイウェイ』がよかったのは、あくまでも原作があったからで、オリジナルの映画を作らせると、やっぱりこういうスポンサーやらスタッフやらの事情が垣間見える闇鍋みたいなものになってしまうんだな。

テレビ屋の発想の悪いところだよね。

ともあれ、何が気に入らなかったって、結局、最後の場面で、美代が自分の顔を取り戻して日之出とともに猫の世界から抜け出すところって、彼ら2人の自力でなんとかするのではなく、彼らを「根拠なく」応援しようとしている「善意」に溢れた元人間の猫のおじさんやおばさんであったこと。

つまり、美代にしても日之出にしても、自分の失敗を反省するだけで、その尻拭いをするのは第三者の見ず知らずの善意の大人なんだよね。

でもさ、もともと美代が不思議ちゃんになったの、両親が突然離婚したことに起因しているのだから、現実世界では、圧倒的に「大人」がクソなんだよね。

日之出にしても、爺ちゃんっ子で母親とはうまくいっていないし、姉はいるけど、ただのアホだし。

そんないかにも「ヒドイ家庭環境」の被害者である結果、美代は人間をやめて猫になっちゃおう!とまで思ってしまったのに。

その猫の国で自分を救ってくれるのが、かつて美代と同じように人間やめた猫たちって、どういうこと?って思うよ。

同じ傷を受けたものなら、その気持はわかるから、若い世代ならその過ちからはすくってやろう、という、こちらも大人たちの都合だけじゃない。

要するに、現実世界でも猫の世界でも、結局、「大人」の気分次第で、美代の向かう先は決められてしまう。

このあたりが、自分の頭で考えて行動して・・・、って展開の『千と千尋の神隠し』との決定的な差だと思う。


・・・ということで、で、これ、一体、何を描きたかったの?ってことが最後になって抱いてしまった疑問。

せめて、美代が「人間の顔」を取り戻すところは、彼女と日之出の2人の力でなんとかした、という「主体性」が欲しかった。

それがなければ、ただの不思議ちゃん冒険記にしかならないじゃん。

そういう意味では、最後に、美代と日之出が相思相愛になったことは、ちゃんと、周りにいる迷惑をかけた友人や大人たちに報告している様子を描くべきだったと思う。

あんな、エンドクレジットが流れるところに、音声抜きでマンガ風に差し込むのではなく。

そういう、直接的な対人コミュニケーションの欠落を放っておいたから、そもそも美代はあんな困ったちゃんになってしまったんじゃなかったのか?と思わずにはいられなかったから。

ということで、これ、ネトフリで無料で見れる状態でなかったら、絶対見てなかったと思う。

一体、誰に向けて何を伝えたかったのだろう?

それがないから、たたただPR映画にしか見えなかった。

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かくしごと 第12話 『ひめごと』 感想

2020-06-19 01:09:54 | かくしごと
ずるいなー、江ノ電に七里ヶ浜駅って、もう、それだけでドラマじゃん!

てか、今回が最終話だとは思ってなかったので、いきなりの急展開にビックリ!

十丸院じゃないけど、「記憶喪失」って、ベタすぎでしょ、後藤先生!

そのうえ、歌舞伎役者の隠し子って、これもまたベタすぎで。

まぁ、あの世界は、未だにそういうのがある世界ではあるけれど。

それにしても、なんだか、もう、ベタにベタに、ベタベタすぎて、お腹いっぱいだよw

でも、18歳の姫ちゃんたちが頑張りが眩しくて、それにも当てられた!

その頑張りを、あの真っ青な空と入道雲を背景にやるんだから、ズルすぎ!

その上で、姫ちゃんが、羅砂のいうとおり、日本画の大家と歌舞伎役者の血筋の両方を受け継いでいる、ってもう、サラブレッドすぎでしょ。

高校を卒業した姫ちゃんは一体どこに行ってしまうのだろう?

って、まぁ、最後の描写からすれば、彼女もまた漫画家になる、ということなのだろうけど。

その時、羅砂がいい先輩作家になってしまうのだろうな。

というか、まずは、羅砂のところでアシスタントからなのかな?

いやー、もうねぇ、いろいろと想像が膨らんでしまって困るw いい意味でね!

まさか、こんなにさわやかな、でも、ベタな終幕が待っているとは思っていなかったよ。

いい話だったなぁ。

後藤先生が下ネタ漫画家ってところ以外は下ネタもなく、むしろ、全編にわたり、爽やかな話だったし。

でもね、それもまた、代官山と七里ヶ浜、というベタなシチュエーションの為せる技なんだろうなぁ。

なんていうか、スピンオフでいいから、もうちょっとこの最終回の間の話や、終わってからの続きの話を、是非、映像で見たいな。

全く予期していなかったけど、いい話だった!

どのキャラも生き生きしていてよかった!

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