壜に詰めた1センチに足りないアメリカンチェリーの色をした果実を頂きました。
珍しく風邪気味の夫のために、4月にUBに来たばかりのTさんが、わざわざ持ってきてくれました。
実の様子は、チャツァルガンに似ているのですが、色がかなり濃いのでちがうものかもしれません。
彼女が指導している、モンゴルの生徒に教えてもらったと言っていました。
風邪などひいたことの無い夫が、同僚の風邪をもらったようです。
3人分の机を並べたら、一杯になる小さな部屋で、湿度40%以下で風邪薬を飲んでいる人と一緒に居たら、無理からぬ話です。
公共機関では一般家庭よりも早く暖房が切られるのですが、うっかり薄着で出かけたのです。
寒いくらいで風邪を引く夫の体ではないのですが。
部屋が寒いといって、早引きしてきました。
そのときは、すでに菌をもらって、寒気があったのかもしれません。
病気の経験の無い夫は、前兆を理解していなかったのです。
それで、昨日は楽しい企画があったのですが、欠席をしたのです。
たまたま参加した彼女が、夫の風邪を聞いて、心配して電話をくれたのです。
前夜から、お弁当用のおにぎりのために洗っておいた5合のお米を、どうしたものかと考えた末、暇に任せて、小豆を煮て、ぼた餅にすることにしました。
夕食後最後の煮詰めが終わったとき、こんなにたくさん作って冷凍しても、家の冷凍庫は、あてにならないからなぁーと、悩みかけたときに、もらった電話です。
よし、彼女に持っていってもらおう。
風邪に効く果物を若いお嬢さんが持ってきてくれたというだけで、娘恋しい夫にはてきめんの効果があるに違いないと思い、悪いなと思いながらも、好意に甘えることにしました。
彼女は、2週間ほど前にあったときより、少し顔が小さくなっていましたが、元気一杯の彼女の登場は、部屋がぱぁーっと明るくなりました。
風邪の菌をうつしてはいけないと、夫は奥の部屋に引っ込んでいたので、その、元気を直接もらうことはできなかったのですが、早速、そのすっぱい果実を甘味を加えることなく、ぱくりと食べました!
こういうのって、元気もらうよね!
あした、元気になーれ。