風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

合吟練習の応援

2019年07月06日 | 詩吟
《幼児のいる練習風景》ということは、若いお母さんのメンバーがいるということで、将来に向かって、大きな期待を寄せられる教場です。

そばで、お母さんの様子を見て、吟詠のシャワーを浴びて、自分の居場所をちゃんと確保しています。
さらには、CDプレーヤーのスイッチを入れる役目をもらって、大喜びで、お手伝いをしていました。


手綱の長い、物事に動じない線の太いお母さんと、やんちゃな坊やは、教場になじんでいます。


どこかで見たことのある顔と思っていたら、なんと、関吟のマスコットキャラクターの「かんちゃんぎんちゃん」のかんちゃんでした。

坊やは先生の事が大好きで、愛情たっぷりこめて、しっかり抱きしめてもらったら満足しています。
そして、先生は、愛情たっぷりに接しながら、情に流されていないのは、見事です。

中央会では想像できない姿を見せて頂いて、嬉しくなりました。

私が、子連れて練習に伺っていたのは、30年も前のこととなりました。
小学生だった娘は、もう、アラフォーとなり、その子供たちも、今日のかんちゃん似の坊やよりもはるかに年上です。
残念ながら、娘たちは、詩吟をする私のことは理解してくれていますが、自分では、今のところ興味がないようです。


そして、合吟チームも、よく練習をされていて、頼もしい限りです。
男性チームとワンツーフィニッシュといきますかねぇ?



この教場では、第一土曜日は、和歌、俳句、新体詩を課題としているので、今日は、応援しながらも、苦手な俳句を一生徒として習うことができたのは、収穫です。

漢詩吟詠なら、高さに神経質にならなくでも詠えるのに、俳句となると、カラオケのようにキーを正しく選ぶ必要がある。間違いなければ、なんとか、漢詩調ではあっても、曲がりなりにも吟じられました。

この処、発声のコツと胸の開きが良くなってきたことと相まって、勢いしかない吟詠の吟調が今までになかった彩を持ってきたかなぁと、一人ひそかに思うのです。

先日の富士山の吟詠も、ここちよく、声を長く引っ張って、楽に吟じたのが、舞台件pとしては、大失敗だとしても、私自身が思ってもいないほどの好感をもって聞いて下さった方もいたのを知りました。驚きました。

今日も、伸びやかに声を出しましょう、喉は、大きく開いて、舌は平らにと、言いました。

昔の発声から、どんどん遠のいていますが、懐かしむことにとどめて、今の私の体という楽器に合わせた、正しい発声を心がけ、磨いていきましょう。

合吟は、リーダーシップのもとに、如何に声を合わせるかが大事です。
それぞれが、思いっきりの声を出して、「ずれない」のが一番。
似たような声が、練習によって、さらに寄り添って、たばねられているのを聞くのは、気持ちよかった。

この練習も、来週で終わりになり、15日が本番だそうです。

せっかくのチームができたのだから、終わりにしないで、何かの形で、続いていくといいな。
楽しみながら継続して、いざという時には、いつでも対応できるようにね。



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さ迷いあるいたら

2019年07月06日 | 徒然に日々のことを
浅草の桐箱を扱うお店に、行きあたった。

創業明治七年浅草の老舗「箱長」https://www.hakocho.com/


さ迷いたどり着いたので、方向音痴の私は、もう一度その店に行くには、地図を見なければ、行けないと、思う。

だから、地図のあるチラシは、今一番大事なものだ。

そして、スマホにHPを覚えてもらった。


そこから数か月前から、さ迷い探していたのは、ある目的を持った品物。
ネットでは、様々なものが、安価で、記念品に向けてのサービスの充実したサイトがあって、目をつぶって、これ!という風に探し当てることもできた。

品物選定担当の二人は、タイミングが悪かったり、女性目線と男性目線の違いとか、いまどきもらってうれしいものは、百人百色で、欠点を上げるには事かかなくて、いいね!をもらえる物が、ない。

                  ☆

                  ☆

                  ☆

予算の少ない中で、日本製、東京のキーワードで、行きあたるものは、探せど探せど無い。

ネット検索も、いまどき、キーワードさえ入れれば、行きあたるものなのだけれど、今一つのテクニックが足りないのか、本当にないのか、ヒットしなかった。

足で、稼ぐしかない。

でもどこへ?

日本の技を探すには、まず、お馴染みで大好きなデパートへ。
物はたくさんあっても、値段の問題で、却下。当然それは、予想の範囲内で、物や技術を探しに行ったわけで...
きらびやかなものは、数多くあれど、シンプルで格調高いものは、あるけど、無い。

これという素材も、おもちゃのようだし、日本のものなのに外国産だったり。

なるべくたくさんの人に気に入られるもの選びは、無理として、それなら、気を緩めて記念品という「物」があるだけの品選びには、したくないなぁ。

ちゃんとした技術のあるもの、東京の物。
10周年は、風呂敷だった。金額もそれなりに高かった。

緊縮財政の中で、これと予算の決められた時には、私が、係になるとは思っていなかった。

選び始めて、大変なことだと、やっとわかってくる。

だからと言って、金額を少々あげたとして、良いものが選べるかと言ったら、そんな簡単なことではない。

あれこれ、あちこち。。。。。

それで、やっと、偶然たどり着いたのは、浅草浅草寺近くの「箱長」。

一目ぼれした箱長さんの桐箱。
何といっても、素材が「桐」、老舗の技が生きている、ところは浅草。
三拍子そろった条件に、胸がときめく。

あった!価格も実力の範囲内。
基本の使い方のほかに、工夫次第で、如何様にも使える。
使えば、風合いが出てきて、技術を持っていれば、絵を施したり、書を施したりもできる。
桐箱は、湿気を吸ってくれる。
米櫃も最近よく見かける。
食パンケースもあった。
アクセサリーも入れられる。
宝くじやお札なども。
バターを入れて冷蔵に仕舞えるというのも、驚いたけれど、うんうん。

持ち帰り、桐という素材と、その箱作りの技を思い描きながら、眺めていると、たくさんのイメージがわいてきて、豊かな気分になれます。
桐の箱に恋をした気分。


現実に戻って、さて、包装を解いたとき、出てきたものが、あまりにシンプルすぎるきらいがあるのが、問題です。
キラキラが好きな人には、見向きもしてもらえないだろうねぇ。

ここは、アイディアの出しどころ。

さて、次の委員会で、ゴーサインが出るだろうか。

100均で、今ドンピシャで、欲しいものが、得られるけど、それはそれとして。
大事に育てながら使い続ける。
最後まで使って、土に還るものは、これからの地球にも優しいよねぇ。





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