今日の、オペラは素晴らしかった。
ドイツのオペラ振興協会の後援で、たくさんのドイツのスャ塔Tーの付いた公演でした。
オーケストラボックスが、全員正装でスタンバイしていたので、コートやセーターを着ていないのは暖かくなったせいかと勝手に思っていたら、今日の指揮者は北京オペラ座の指揮者「ガオ」さんを招いていたからでした。
心なしかお化粧も念入りに見えました。
私たちの席は、いつも最前列のオーケストラボックスを覗き込める位置なのです。
1~2週間前にチケットを求めるのですが、その席は必ず確保できるのです。
幕が開いたそのとたん、うぉーと思いました。
まず、白人のテノールであること、舞台装置が立派で重みがあることでした。
さすがに、スャ塔Tーの付いた公演だけのことはある。
主役の貧乏な詩人は、やはり痩せた好男子でなくちゃ。
丸顔のお腹の出た役者では、興ざめ。いくら声が良く、演技がしっかりしていても。
そのほかの俳優は、すべてモンゴル人でしたが、ミミの役も、ムゼッタの役もぴったりでした。
ミミのはかなげなところ、ムゼッタの派手で贅沢でわがままで、でも友達思いを良く表現していたと思います。
事前にラ・ボエームを検索して、あらすじなどを調べておいたのと、モンゴル人の女性が今日は一諸だったので、しおりに書いてある解説を読んでもらえたので、より、理解しながら鑑賞できました。
パリを舞台にしたオペラなので、白人が入ることで、ずっとそれらしくなるし、重厚な舞台装置は、大満足を与えてくれました。
歌の実力は、世界水準でも、舞台件pとそれにかかる費用が水準にたりなかったため、今ひとつ満足できなかったんだな。
今日は、すっかり満足して、まだあかるいうちに、帰宅しました。