ゲル基金コンサート
13:00 連絡所出発(ダリ・エヒというゲル地区にある孤児院で)
14:00 イベント開始
1.歌「世界に一つだけの花」
2.パネルシアター「カレーライスの歌」
3.交流の時間
折り紙*あやとり*福笑いの3つのグループで。
4.歌「クリスマス」→プレゼントを渡します。
5.歌「夜空のムコウ」
16:00? 終了、解散
この壁は毎年子どもたちの手で塗り変えられるそうです キャー、かわいいー
正装して待っていてくれた子どもたち
ギター、卓上ピアノ(?)口笛、ボーカルの総勢13人の老?若男女のチームが孤児院にクリスマスプレゼントを届けに行きました。
心からお客さんを喜んで、ほんとに嬉しそうな顔で笑う子どもたちです。
歌手のオユンナさんの基金で運営されています。
今は、全部で21人収容されているそうです。
いいなぁとおもったのは、必ず兄弟姉妹で収容されること、きちんと家族関係を調べて、ほんとに必要な子どもが選ばれていると言うことでした。
(モンゴルでは、書類操作をして、口減らしのために子どもを孤児院に入れる例もあるということです。)
オユンナさんは、今は主に日本で活躍している歌手ですが、彼らの15才以上の子どもはほとんどが(8人)日本に行って勉強をしたことがあります。
今日の通訳は、この中の最年長の日本語科の学生さんでした。
とても流暢な日本語で、「必ず通訳になります。やりますよー」と言い切りました。
日本に行った子どもたちが多いために、あや取りや折り紙も良く知っています。
今日は、モンゴル人女子大学生のお手伝いが来ていて、彼女は、オルティンドーも習っていて披露してくれました。
子どもたちも、得意な歌やダンスを、お礼に見せててくれたりもしました。
私たちが教えようとすると自分の得意なものを逆に教えられたり、遊んでもらったりの楽しいクリスマスパーティーになりました。
リーダーさんがサンタの扮装をしたのも雰囲気つくりでは良かった。
「こぶたぬきつねこ」の替え歌のカレーライスの歌は、手振り付きで大学生から5才の子どもまでが一緒になって歌い、手振りをしました。
挙句に新年のお祭りのときに歌いたいから、教えてと請われて、予定時間を過ぎる熱狂振りでした。
施設を辞した後、食事をしながら話し合ったことは、UBの施設をくまなく回るか、それとも決めた施設を、足しげく訪問するか。と言うことでした。
モンゴルには、日本から良くボランティアが施設訪問に来るのですが、「またね」がなかなか実現されないそうです。
子どもたちは、いつまでも待っているそうです。
それを考えると、「またね」を余り間を空けずに実行したいと思うのです。結論は出ませんでした。何しろ、お昼抜きで出かけたので、食べるのが忙しかったのです。(笑)
この施設では、また、春に来て欲しいとリクエストされましたから、行くことになりそうです。
今年はいつまでも雪が降らないねぇと話しながら、出かけたのですが、コンサートが終わって外に出ると、サンタの衣装に良く似合う雪景色になっていました。
白くなった外で、施設で飼われている子犬が尻尾を振って待っていてくれました。
ゲル地区からの帰りは、タクシーが拾えません。
運転手付きの車は1台だけ、女性優先に乗せてもらい、男性は、少し歩きミクロやパスを乗り継ぎ最後はタクシーで、集合場所のレストランに帰ってきました。ギターは、大事に私たちが抱えて帰りました。
ご苦労様でした。
歌って、踊って、しゃべって喉がからから、冷たいジュースがあっという間に空になりました。
今日の、中華はターンテーブルがちゃんと動いてくれたので、会話も食事もスムーズに進みました。
楽しい一日をありがとう。却って私たちが喜びをもらいました。