センダン(栴檀)の実
<センダン科センダン属>
美しい花の時期にとりあげたが、実もまた愉しい。
5月に栴檀の花を取り上げているので、よかったら見て下さいね。
薄紫の小さな花を多数開きます。
果実は核で長さ約1,7センチの楕円形。
10月頃に黄色に熟し、
葉が落ちた後でも長く枝に残っている。
果実は薬用になり、
核は数珠の玉に使われる。
下はイボタノキの実
イボタノキ(水蝋木)
<モクセイ科イボタノキ属>
山野によく生える落葉低木。
葉は対生し、長さ2~7センチの長楕円形。
5~6月、本年枝の先に白い花を総状に多数つける。
花冠は長さ7~10ミリの筒状漏斗形で先は4裂する。
果実は長さ約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。
イボタノキの仲間の樹皮にはイボタロウムシがつき、
イボタ蝋がとれる。
イボタ蝋
イボタ蝋は、イボタノキに寄生するイボタカイガラムシが分泌する蝋を
精製したもの。
休憩
ワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)
オウム目インコ科で、飼われていたものが、野生化したもので
この頃は、集団でやってきたりしてギャーギャー賑やかに鳴く。
寿命は20年以上で長生き。
俳句は季語氷(こおり)
結氷(けっぴょう)・氷穴(ひょうけつ)
氷壁・氷点下などとも使う。
蝶墜ちて大音響の結氷期 富沢 赤黄男
有名な句なので、各自鑑賞してくださいね。