れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

センダン(栴檀)の実とイボタ(水蝋)の実とイボタロウ(蝋)とワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)と俳句

2021-12-21 07:32:51 | 木の実

センダン(栴檀)の実
<センダン科センダン属>
美しい花の時期にとりあげたが、実もまた愉しい。
5月に栴檀の花を取り上げているので、よかったら見て下さいね。
薄紫の小さな花を多数開きます。

果実は核で長さ約1,7センチの楕円形。
10月頃に黄色に熟し、
葉が落ちた後でも長く枝に残っている。

果実は薬用になり、
核は数珠の玉に使われる。

下はイボタノキの実

イボタノキ(水蝋木)

<モクセイ科イボタノキ属>
山野によく生える落葉低木。
葉は対生し、長さ2~7センチの長楕円形。

5~6月、本年枝の先に白い花を総状に多数つける。
花冠は長さ7~10ミリの筒状漏斗形で先は4裂する。

果実は長さ約7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。


イボタノキの仲間の樹皮にはイボタロウムシがつき、
イボタ蝋がとれる。

イボタ蝋

イボタ蝋は、
イボタノキに寄生するイボタカイガラムシが分泌する蝋を
精製したもの。

            休憩

ワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)

オウム目インコ科で、飼われていたものが、野生化したもので
この頃は、集団でやってきたりしてギャーギャー賑やかに鳴く。
寿命は20年以上で長生き。

              俳句は季語氷(こおり)
       結氷(けっぴょう)・氷穴(ひょうけつ)
          氷壁・氷点下などとも使う。
     
        蝶墜ちて大音響の結氷期  富沢 赤黄男

       有名な句なので、各自鑑賞してくださいね。

コメント (2)
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